魔法の世界で転生神は魔力をくれませんでした。

美愛(みあ)

第4話



入学式で発表された私たちのクラス担任は若い女性の先生で高校生なら鼻がのびちゃいそうなほど、美しい先生だった。まあ、小学生だからそんなこともないんですけどね。そんなこと考えてたら、先生が話し始めた。
「今日から、みなさんの担任をするサラ・アゼリアです。まだ2年目なんですけど、頑張っておしえてきます!よろしくお願いします!では、早速ですが、皆さん自己紹介をしていきましょう!」
前世でも新しいクラスではまず自己紹介っていうのはあるあるだった。異世界感があんまりないな。

「.......よろしくお願いします。」
「.......肉が好きです。.......」
「.......本を読むのが好きです。.......」

流すように聞いていたのでなんと言ってるかはあんまり聞いてなかったけど、大体似たり寄ったりな自己紹介だった。

「スターチオです。本を読むのが好きです。話しかけてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。」

自分の自己紹介もありきたりの感じだったが、目立ちすぎても良くないのでこれが無難だろう。
その後も自己紹介が続いていたが、軽く流し続けていた。

自己紹介が終わり、書類云々の作業も終わったところで、学校は終わった。
そういえば、読書が好きって言ってた子いたな。話しかけてみるか。友達になれるかもしれないし。

「ねぇねぇ、君も読書好きなんだよね?」
「ふぁ、はい、好きです!自己紹介聞いてる人がいたんですね!ごめんなさい。自己紹介聞いてなかったので.......。どなたですか?」
慌てすぎてる笑。思っきり噛んでるし。
「ライウスだ。君と同じで読書が好きなんだ。」
「自己紹介聞いてたなら分かってるとは思うんですけど、セリアっていいます。今まであまり人と話す機会がなかったのであんまり上手く喋れないんですけど。」
俺も転生してからほんとに人と話す機会は少なかった。家族とメイドくらいしか話してない。
「もしよければだけど友達になってくれない?本の話とか共有したいし。」
「わ、私でいいならこちらこそよろしく!」
「これからよろしくね!」
「うん!」
記念すべき初めての友達が出来た。初日から友達が出来るのは中々成功していると思う。






某ゲームのイベント走ってたら更新数日滞りました。ちゃんとあとで投稿します!すいません

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