魔法の世界で転生神は魔力をくれませんでした。

美愛(みあ)

第3話

目を覚ましてから3年経って6歳になった。1年前に妹が生まれて現在1歳で可愛らしい。ようやく離乳食を食べ始めた。ハイハイでこっちに来る姿なんて癒される以外の言葉がない。
前世でも妹がいたが、反抗的で全然可愛くなかった。もしかしたら大きくなったらそうなるかもしれないと思うと少し悲しくなる。

大抵の貴族は6歳から王立初等学園に通う。前世でいうと小学校みたいな感じのところだ。それだけでなく、10歳から入学する王立魔法学園に入るための筆記試験対策の側面もあるが。なので、俺ももうすぐ王立初等学園に通うことになる。
王立初等学園では王国の歴史や魔法についての基礎知識、一般常識に貴族としてのふるまいまで幅広く学ぶ。小学校みたいなものとはいえども、まだこの世界の知識は全然ないから真面目に勉強する必要がありそうだ。
2つ上の姉は王国初等学園の中でも最上位に近い成績を残していて、弟の俺にも親は今から期待している。俺は計算は余裕だろうが、それ以外はまだ出来るかわかんないが、前世でもそこそこ出来てたから多分なんとかなるだろうと思っている。
他にも、買い物とかはお手伝いさんがしてくれるため、外に出る機会もあまりない。だから、今のところ友達がいないので、友達を作るのも楽しみにしている。こっちの世界ではメイドそんがいるから貴族は保育園のようなものにも通わない。



数日後....
待ちに待った入学式だ。前世での小学校の入学式のことは覚えてないが、多分こんな感じだったんだろうなっていう感じの入学式だ。派手な魔法で歓迎したりってこともなく、静粛に行われた。ハ○ーポッターの入学式みたいのを少し期待していた。貴族しかいないこともあって、子供たちも最低限場をわきまえてる。とか上から目線で言ってる俺だが、入学式前にアリスにふるまいを叩き込まれた。皇族でも前世だったらしないようなふるまいもあって少し恥ずかしい気持ちになったがらこっちの世界では当たり前のようで、普通にする。郷に入れば郷に従えの精神でやってかないとだめなんだろう。
学園長挨拶でちょっと頭の前の方が禿げた学園長が長ったらしいスピーチをしていて、周りの子は首がカクカクしてて眠そうだ。それでも頑張って起きようとしてるあたり貴族の矜恃があるのだろう。正直俺も寝たい。
入学式も終わりランダムで振り分けられたと言われているクラスに入った。



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