車椅子~障害者との恋はありえますか~第1章 出会い

うさp主ᕱ⑅ᕱ♥

第3章 対面

私と健ちゃんは付き合うことが出来た。
お互いの気持ちを伝えあえた。
そして私は毎日のように健ちゃんの家に行っていた。
そのまま夏休みが入った頃。
お互いの親に挨拶をしに行くことになった。
まずは健ちゃんの家族に挨拶することにした。
ピンポーン
インターホンを押すと土曜日だったからか健ちゃんの妹さんの湊ちゃんがでてきた。
「あ!千聖ちゃんだ!!!久しぶり!にぃーにーちさとちゃんがうちに来たべやぁ!!!」
「あ、ごめん。いらっしゃい!」
「お邪魔します。」
「ここのソファに座っといてー」
「ありがとう!」
「湊も一緒にすわる!!!」
「わぁ、湊ちゃん大きくなったね!もっと可愛くなった♡」
「いやーん♡千聖ちゃんには負けるべな。」
「そうかな?湊ちゃんの方が20倍ぐらい可愛いべよ!」
「えー、だってねぇ。。」
(湊ちゃんが私の胸を見つめる)
「にぃにはここにひかれたのかねぇ。。」
「え、えぇ。違うと思うな笑」
「Dカップだっけ?。。。」
「そうだよ。?」
「ふぅ、、ん。それで目立ちたくないキャラなのねぇ。でもこれじゃ目立っちゃうよねぇ。。」
「· · ·。まあ、く、クラスには馴染めてるもん!」
「あ、目立っちゃってるんだ笑うける笑」
「ぶぅー!湊ちゃんのいじわる……/////」
そんなくだらない会話をしてるとけんちゃんの笑い声が聞こえた。
「プッ笑」
「· · ·?」
「プはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ」
「ま、まさか健ちゃん今の話聞いて· · ·」
「まあ、うちの家だしね笑ってそれよりお前そんなに胸でかかったか?見ててでかいと思ったけどDカップって笑俺はいい彼女を持ったな笑」
「もう……/////」
「そろそろ母くるよ」
「何してるの?」
「久しぶりにちーちゃんにあうからテンション上がって化粧祭りだべ」
「あー、なるほど笑」
~2· 3分後~
「入っていいかしら!!!」
「お母さんテンション上がりすぎ笑いいよ。」
ドンッ!!!
「ちーさーとちゃぁぁぁぁん!!久しぶり!!!!」
思いっきり抱きつかれた。
お母さんは陽気ですごく元気な人だ。
顔は健ちゃんにそっくりだ。
(お話の彼氏=イケメン イケメンの母=美人)
「今日お話ーって何!!お母さん気になっちゃう」
「あのね母さん。俺たち付き合うことになったんだ。」
「お付き合いさせてもらってます。千聖です。」
お母さんは涙を流した。
せっかくした化粧に涙の粒が複数落ちた。
「健太。前の彼女の時はすごく辛い思いをしたでしょう。もうあれから数年たって《誰とも付き合わない》って言ってたのが母さん心残りだったわ。でも、千聖ちゃんに再開してから、毎日笑顔だった。ちさとちゃんの話を沢山してくれた。母さんそれが嬉しくって嬉しくって。」
健ちゃんが?私の話を。うれしい。
「お母さん。僕らを認めてくれないかな。次は絶対亡くならせたりしない。僕は2人で幸せになりたいんだ。」
「お願いします。お母様。」
「…。健太。次は幸せにしてあげなさい。そして、千聖ちゃん。健太は足が動かなくって、前の彼女さんも苦しい思いをさせたの。」
「存じ上げております。」
「だから、健太で何度も苦しい思いをすると思うわ。でも、それに負けずにでも、たまには休憩して、仲良くしてあげてほしい。それに、健太がここまで詳しく自分の障害のこと彼女のことを話したのは貴方だけよ。」
「そうだったんですか。」
「だから幸せにしてあげて。健太を幸せにできるのは貴方。いや、千聖ちゃんだけよ。」
私はすっと涙が零れた。
「ありがとうございます。」
その2日後に私の家の家族に健ちゃんと2人で話に行くことにした。
だが、想像していた言葉とは、違うものだった。
以前の健ちゃんのお母様との話し合いと同様、健ちゃんが私との交際について話してくれた。
だが、母や父の返答は非常にきついものだった。
「健太くん、障害で足が無くなったの?なんて可哀想なんでしょう。だけど、母さんは残念だけど認められないわ。」
「ああ、わしもだ。千聖はうちの一人娘で1番に愛情を注いできた子だ。車椅子で幸せになれるかもしれないが、守れきれるとは限らない。それで犠牲になったりでもしたら、私たちは立ち直れない。一生健太くんを攻めるかもしれない。今までも似たようなことは無かったのかい?」
「.........。」
「あと、母さん気になるんだけど、健太くん。子供は作れるの?。」
「お母さん!それは、まだ分からないじゃん。そんな先の事言っても。」
「あのね、千聖。母さんは千聖が1回も不快な思いをしておしくないの。だから付き合うなら結婚して、子供を産んで。そんな裕福な家庭を築いて行ってほしいの。それまでにその健太さんを守るのに必死で千聖が壊れてしまいそうで母さん怖いのよ。」
「だから、健太くん。いや、健太さん。わし達の結論は、健太さんはもっとほかの人がいる。車椅子どうしだったりしたら気があっていいんじゃないか。残念だが、うちの子はすごく頑張って無理をする子だ。もっと強い男がいる。お互いそっちの方が幸せになれるだろう。」
「お父さんなんでそんなことを言うのよ!!私たちのどこが行けないの!?もういい!」
ずっと健ちゃんは黙っているそんな健ちゃんを見てられなかった。
「ねぇもう帰ろう。健ちゃん。」
「う、うん。お母様お父様。今回は勝手な交際すみませんでした。ですが僕は千聖さんのこと。諦めません。次は納得のいくように自分たちでもっと、策を考えていくので、その時にまた、寄らしてもらいます。失礼しました。」

第3章〜完〜
続く。。
「次回予告」
千聖の親子に反対されたが諦められない2人。
だが何も言い返せない健太がいた。
そこでどのように暮らしたら2人は幸せになれるか研究することになった。
そして、2人でデートに行くことになった2人。
そこで障害者の辛さを知る千聖は…。






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