転生! 悪役令息達の異世界奮闘記

御隠居村長

義賊からの説明

 こいつらが、ワーク王国で、一番有名な義賊、ホワイトシャドー団という事実をしってしまってから、数分がたった。

 この部屋では、沈黙が続いている。


 この沈黙を破るのは、俺だな。うん。


 「お前ら、本当にホワイトシャドー団の一員なのか?」


 俺は、一応聞いておく。

 こいつらが、さっき言い間違いをしたんではないかという期待を込めて、、、



 「ええ。そうですよ。」

 キーンバッハが、そう言ってきた。

 俺の期待が、、、


 「ケイン。質問があるんだけど、、、」

 「なんですか? 私の知っている範囲でしたら、答えますよ。」

 「こいつらって、義賊じゃん。なのに、なんで、俺がアジトにいて、「ここから速く出ましょう!」とかいわないの? けっこう危険なんじゃないの? 義賊のアジトって。」

 「え。アクア様、もしかして、知らないのですか?」

 何のことだろうか?

 ケインがまるで、俺のことを常識が全くない人のようにみてくる。


 「その感じでは、本当に知らないのですね。」

 だから、何のこと???


 「当主様が、一時ホワイトシャドー団に所属していたということを。」

 「?!」


 現・伯爵家の当主が、過去とはいえ、義賊行為をやっていた。

 義賊というのは、その土地を統治する側からみれば、盗賊と変わらないのではないだろうか?

 現・伯爵家当主が、そんなところに所属していた。そんなのシャレにならない気がする。


 「父上が、昔、義賊に入っていた? そうなのか? ケイン。」

 「そうみたいですよ。このことは、私より義賊の方々に聞いた方がよろしいかと、、、当事者の方が、よく知っていると思いますし、、、」


 すると、キーンバッハが、

「なら、私がお答えしましょうか?」

と、言ってきた。


ここは、ご好意に甘えておくか。

「それなら、頼む。」


 父親の昔の話の説明が、始まった。


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コメント

  • パラミナス国王陛下

    父親の過去?
    どんなのなんだ?!

    0
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