天馬行空、狂った戯曲。

泪鴉

えんぴつ

君はどんどん小さくなっていくのに
僕はどんどん大きくなっていく。
やがて、持つものが変わってきて
僕は君のことを忘れていった。
小さい箱の中
君たちは生き続けて
窮屈なのに文句も言わず
ただ、待っていた。
「やぁ、久しぶりだね」
忘れていたくせに。

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