天馬行空、狂った戯曲。

泪鴉

独立不羈の師走(1)

青空が違う。
そう思い始めたのはいつからだったかな。
陽の光が眩しすぎると感じるようになったのは、
いつからなのだろう。
そうして、僕は、いつの間にか墓の下に身を置いて、
下から誰かの世界を見渡すのだろう。
自分を自分だとも解らずに死に逝くのだろう。
強く、強く願っても、やっぱり青空は違った。

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