好きになったらいけない恋
第70話夏の始まり
夏休みに入ってから、週3回でシフトを入れてもらってカズヤと同じシフトなので、遊ぶかバイトかで毎日顔を合わせている。
『お母さん明後日から休みなんで、海行きましょ!お母さんも会いたがってますし』
『カズヤのおじさん家行ったのもう1年前か... あっという間だな。』
『今年もバーベキュー準備して待ってるって!』
『楽しみだな!』
カズヤのお母さんの車に乗り親戚のおじさんの家に向かってお昼前にはついた。
『やぁ、よく来たね久しぶり。
サトシ君今年もゆっくりしていってね』
『はい!お邪魔します!』
庭に向かうとすでにバーベキューの準備がされていた。
『お腹すいたでしょ。たくさん食べてね』
沢山の肉と野菜、とうもろこしやおにぎり等とても香ばしい匂いがする。
『先輩、よだれ垂れてますよ』
『あ、...美味そうだな』
よだれを拭き取り早速いただいた。
『『いただきます!!』』
カズヤと夢中になりながら食べているとおじさんが話しかけてきた。
『サトシ君は卒業したら就職するのかい?』
『...いえ、就職も進学もしないです』
当然の反応のように驚く。
『じゃあ何するんだい?』
(批判されるかな...)
『世界中を旅します。 いろんな国を見てみたいんです。』
『僕も先輩と一緒に行くんだよ!』
カズヤが肉を沢山含みながら言ってきた。
『それはいい。さすがサトシ君だ
今時の若い人は就職だ進学だって勉強ばっかで... もっと視野を広げた方がいい。
なら今度、土産話でも聞かせてくれないか?』
『はい!』
カズヤの一族はみんな心が広くて、下手に偏見を持ったりしない人達ばかりなのだろうか。
(よかった...反対しないで、応援してくれる人もちゃんといてくれる。)
『カズヤ、お母さんは良いって言ってくれたのかい?』
おじさんがカズヤに問いかける。
『良いって言ってくれた!
先輩と一緒なら大丈夫だろって!』
『そっか...』
そう言っておじさんはしんみりしていた。
おじさんとカズヤのお母さんが酔っぱらって話し込んでいるのをカズヤとスイカを食べながらこっそり聞き耳を立てた。
『カズヤ、あんな事言ってるけどお前は大丈夫なのか?』
『もう、大丈夫よ。あの人が亡くなってから、あの子ずっと暗かったけど
サトシ君と会ってからとっても明るくなったのよ。
私も、あの子がいなくなったら1人になるけど...
あの子の枷にはなりたくないわ。
いつまでも寂しがって子離れできないわけにはいかないもの。』
『そっか... お前がそう言うならいいけど。アニキもあっちで心配してるだろうから... 』
『心配はしてるでしょうね
あの人ずっと心配性だったから...』
なにやら少し聞いてはいけない事を聞いてしまった気がした。
おじさんはカズヤのお父さんの弟で、2人のことをずっと心配していたのだろう。
腹一杯食べた後、お墓まいりに向かった。
カズヤのお父さんのお墓で手を合わさせてもらった。
(カズヤの事は心配しないでください
俺が必ず守ります。
でも、いつまでも見守ってて下さい。)
カズヤのお母さんとお父さん、おじさんに心配をかけまいと心に誓った。
『お母さん明後日から休みなんで、海行きましょ!お母さんも会いたがってますし』
『カズヤのおじさん家行ったのもう1年前か... あっという間だな。』
『今年もバーベキュー準備して待ってるって!』
『楽しみだな!』
カズヤのお母さんの車に乗り親戚のおじさんの家に向かってお昼前にはついた。
『やぁ、よく来たね久しぶり。
サトシ君今年もゆっくりしていってね』
『はい!お邪魔します!』
庭に向かうとすでにバーベキューの準備がされていた。
『お腹すいたでしょ。たくさん食べてね』
沢山の肉と野菜、とうもろこしやおにぎり等とても香ばしい匂いがする。
『先輩、よだれ垂れてますよ』
『あ、...美味そうだな』
よだれを拭き取り早速いただいた。
『『いただきます!!』』
カズヤと夢中になりながら食べているとおじさんが話しかけてきた。
『サトシ君は卒業したら就職するのかい?』
『...いえ、就職も進学もしないです』
当然の反応のように驚く。
『じゃあ何するんだい?』
(批判されるかな...)
『世界中を旅します。 いろんな国を見てみたいんです。』
『僕も先輩と一緒に行くんだよ!』
カズヤが肉を沢山含みながら言ってきた。
『それはいい。さすがサトシ君だ
今時の若い人は就職だ進学だって勉強ばっかで... もっと視野を広げた方がいい。
なら今度、土産話でも聞かせてくれないか?』
『はい!』
カズヤの一族はみんな心が広くて、下手に偏見を持ったりしない人達ばかりなのだろうか。
(よかった...反対しないで、応援してくれる人もちゃんといてくれる。)
『カズヤ、お母さんは良いって言ってくれたのかい?』
おじさんがカズヤに問いかける。
『良いって言ってくれた!
先輩と一緒なら大丈夫だろって!』
『そっか...』
そう言っておじさんはしんみりしていた。
おじさんとカズヤのお母さんが酔っぱらって話し込んでいるのをカズヤとスイカを食べながらこっそり聞き耳を立てた。
『カズヤ、あんな事言ってるけどお前は大丈夫なのか?』
『もう、大丈夫よ。あの人が亡くなってから、あの子ずっと暗かったけど
サトシ君と会ってからとっても明るくなったのよ。
私も、あの子がいなくなったら1人になるけど...
あの子の枷にはなりたくないわ。
いつまでも寂しがって子離れできないわけにはいかないもの。』
『そっか... お前がそう言うならいいけど。アニキもあっちで心配してるだろうから... 』
『心配はしてるでしょうね
あの人ずっと心配性だったから...』
なにやら少し聞いてはいけない事を聞いてしまった気がした。
おじさんはカズヤのお父さんの弟で、2人のことをずっと心配していたのだろう。
腹一杯食べた後、お墓まいりに向かった。
カズヤのお父さんのお墓で手を合わさせてもらった。
(カズヤの事は心配しないでください
俺が必ず守ります。
でも、いつまでも見守ってて下さい。)
カズヤのお母さんとお父さん、おじさんに心配をかけまいと心に誓った。
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