好きになったらいけない恋

ホットコーヒー

第58話告白

ベットに腰をかけカズヤを待つ




『終わりましたよ! 話ってなんですか? 』


カズヤが食器を洗い終え部屋に来た。


『ちょっと座って...』


カズヤが隣に座り不思議そうな顔をする。


『座りましたけど...なんですか?』


『ん、まぁちょっと話があって...』


なかなか言い出す勇気が出ない。


『どーしたんですか先輩?』


『カズヤ...俺さ..  好きだ..』


『何がですか?』


(なんでこんな時に限って鈍いんだよ...わざとか?)


『最初は俺が男を好きになんてありえないって思ってたけど


カズヤといると楽しくて、暖かくて
幸せだって感じれた』


感情が高まってきた。


カズヤの目を見つめて話を続ける。


『だけどお前がいないと寂しくて、悲しくて、すごく会いたくなって...


お前との今の関係が壊れるのが怖いから認めたくなかったのかもしれない。


だけどもう、俺はお前を俺のものにしたいんだ。


俺の中で気持ちの整理ができた。


...俺は、カズヤの事が好きだ。


付き合ってください』


右手を差し伸べてカズヤの返事を待つ



『はぃ...』


カズヤが手を握り返してそっと唇にキスをしてきた。


『僕も先輩のこと好きです。
嬉しいです。付き合ってください。』


ホッとして力が抜けた。


振られるはずがないと分かってはいても、とても怖かった。


ただの先輩後輩なら、一生このままで入れると思う。


でも、恋人になったら別れる可能性もあるという事


でも今はそんな事考えるのをやめた。


抱きつきベットに倒れる。


カズヤに触れて身体中を撫で回すと
気持ち良さそうな声を出してくる。


体が熱い、呼吸が荒い、触れたい。


上着を脱がせ、ズボンも脱がせてパンツ1枚になるカズヤを前に、自分も服を脱ぐ。


お互いパンツ1枚になり抱きしめ合い
またキスをする。


今度は長く、濃厚なキスを...


股間が膨らんでるのに気付かれ、カズヤが触ってきた。


はちきれそうなくらいに勃っている。


パンツを下されカズヤが口に含み舐め始める。


『あっ...はぁはぁ んっ』


声を我慢しようとするが出てしまう。


『先輩、声我慢しなくていいですよ』


そう言われて素直に哀れもない声を出した。


『はぁ..はぁ..カズヤァ..』




『気持ちいですか?』


恥ずかしくてどうしようもない。


『う..うん...』


『ちゃんと言ってください』


そう言ってまた舐めだす。


『はぁ..んんんっ気持ちい カズヤ..』


カズヤの舐め方が変わってより感じてしまう。


『あっ...カズヤ イクッッ!』


『いっぱい出ましたね...』


恥ずかしくて死にそうなくらい顔が真っ赤になる。


『また、飲んだの?』


『先輩のなら、美味しいです』


『カズヤ...』


カズヤを抱きしめてまた身体中を弄る。


『カズヤ...舐めていい?』


『大丈夫ですか?』


『カズヤのなら大丈夫..,』


カズヤのを口に含むと触ったてた感覚より大きく感じる。


弾力があって柔らかい。


カズヤが美味しそうに舐めていたが、
とてもそうとは思えなかった。


雰囲気に飲まれ、見様見真似で頑張って舐める。


『せんぱい...きもちぃです』


そう言って俺の髪を撫でてきた。


行為中はなぜかカズヤが年上のような感じにせってしてくるが、俺もそれが心地いい。


『んんっ はぁはぁはぁ』


苦しくなって舐めるのを一旦やめた。


『無理しないで下さいね...』


言葉に甘えて、手で扱き始めた。


思い切りしごくとすぐにイッてしまった。


『はぁはぁ...ダメェ イッちゃう!!』


ピュピュッ


顔に精子が飛んできた。


『はぁはぁ気持ちよかったです..』


『ごめん..今度は頑張る』


『少しずつでいいですよ!』


告白したのにロクにカズヤのを舐めることもできずに、情けなく感じた。

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