同世界転生の最強貴族
第三十七話 砕け散る空
    あの後、神で集まり、神聖規約締結会議を開いた。そこで新たなルールなどを制定し、そのまま下界へと戻って来た。
「はぁー・・・・何でこんなに忙しいんだろうな・・・・・しかも大事な時に戦闘入るし」
    トボトボ・・・・・では無く、ゆっくり低空飛行しながら目指しているのは、魔王領と呼ばれる所だ。何故目指しているかと言うと、魔王城の地下、つまり邪神達と下界を繋げるポータルが起動したからだ。
「そもそも何で神がこんな低速で飛ばなきゃなんだ?隠蔽かけたら終わりじゃないのか?」
『仕方ないないの・・・・邪神は感知とかに優れてるんだから』
「へー・・・・そんな能力持ってたんだな。初耳だよ」
    その言葉には特に返す様子も無かった。そして、そのまま低空飛行を続けて行くと、ようやく魔王城の外壁が遠くに見えてきた。
「うわぁー・・・・大層ご立派なお城ですこと」
『まずはその喋り方をどうにかしたら?』
「はいはい」
    たわいもない会話をしながらも、神経を尖らせて観察する。だが、一向に何かが起こる気配がしない。
『暇ねー・・・・私は新しい魔法でも作って来るわ』
「俺はどうしようかな・・・・・。そうだ!新しく世界でも作るか!」
『はぁー?本当は創造神でも百年は掛かるんだけどねぇー・・・・・』
『スキル 作成・設定』
    色々な設定をして、世界の主軸やルールなどを決めていく。最後に教会を配置して、そこに自身やその他の神の像を置いて完成。
    ついでにだが、時を140億年進めておいた。ちなみに、世界の主軸となる力は、剣や魔法等では無く、“科学”と言うものらしい。
    そんなこんなをしているうちに、空間の歪みを感知して辺りを見渡す。その時だった。
『「!!?」』
「空が・・・・割れていく・・・・・?いや、空間が壊れていっている?」
『えぇ・・・そのようね』
「これって本当に邪神だけの力か?幾ら長い間封印したとはいえ、ここまで回復してないだろ。こんな力はまるであの時瀕死になっていなかったみたいじゃないか」
    あの時とは、数万年前の邪神が復活した時の戦争での事だ。あの戦争では、数ある世界の内、90パーセントが消滅した話だ。
『ま、まさか!!そんな訳・・・・・』
「まあ、良い。どうせ殺すんだからなっ!」
    風を切って飛んでいく。そう。もうバレているからだ。それが分かるのは、隠蔽魔法をかけながらも、それよりも強力な魔法がこちらに向けて放たれようとしているからだ。
    と、そんな時だった。アレが出て来たのは・・・・・。
「はぁー・・・・何でこんなに忙しいんだろうな・・・・・しかも大事な時に戦闘入るし」
    トボトボ・・・・・では無く、ゆっくり低空飛行しながら目指しているのは、魔王領と呼ばれる所だ。何故目指しているかと言うと、魔王城の地下、つまり邪神達と下界を繋げるポータルが起動したからだ。
「そもそも何で神がこんな低速で飛ばなきゃなんだ?隠蔽かけたら終わりじゃないのか?」
『仕方ないないの・・・・邪神は感知とかに優れてるんだから』
「へー・・・・そんな能力持ってたんだな。初耳だよ」
    その言葉には特に返す様子も無かった。そして、そのまま低空飛行を続けて行くと、ようやく魔王城の外壁が遠くに見えてきた。
「うわぁー・・・・大層ご立派なお城ですこと」
『まずはその喋り方をどうにかしたら?』
「はいはい」
    たわいもない会話をしながらも、神経を尖らせて観察する。だが、一向に何かが起こる気配がしない。
『暇ねー・・・・私は新しい魔法でも作って来るわ』
「俺はどうしようかな・・・・・。そうだ!新しく世界でも作るか!」
『はぁー?本当は創造神でも百年は掛かるんだけどねぇー・・・・・』
『スキル 作成・設定』
    色々な設定をして、世界の主軸やルールなどを決めていく。最後に教会を配置して、そこに自身やその他の神の像を置いて完成。
    ついでにだが、時を140億年進めておいた。ちなみに、世界の主軸となる力は、剣や魔法等では無く、“科学”と言うものらしい。
    そんなこんなをしているうちに、空間の歪みを感知して辺りを見渡す。その時だった。
『「!!?」』
「空が・・・・割れていく・・・・・?いや、空間が壊れていっている?」
『えぇ・・・そのようね』
「これって本当に邪神だけの力か?幾ら長い間封印したとはいえ、ここまで回復してないだろ。こんな力はまるであの時瀕死になっていなかったみたいじゃないか」
    あの時とは、数万年前の邪神が復活した時の戦争での事だ。あの戦争では、数ある世界の内、90パーセントが消滅した話だ。
『ま、まさか!!そんな訳・・・・・』
「まあ、良い。どうせ殺すんだからなっ!」
    風を切って飛んでいく。そう。もうバレているからだ。それが分かるのは、隠蔽魔法をかけながらも、それよりも強力な魔法がこちらに向けて放たれようとしているからだ。
    と、そんな時だった。アレが出て来たのは・・・・・。
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