エオ

山田 みつき

4

冷えた指先に触れたくて、其の綺麗な眼差しに僕は圧倒されて。

エオ。
罪深き女性よ。

ネノ。
なんて"愛されベタ"な女性。

僕はきっと、この雪道も、君とだったらどんな困難も乗り越えて行けるそんな強気でしか無かった。

そんな空想を描いている脳裏には、「ばいばい」って明るく手を振るエオが浮かんで仕舞い…

単なる解散なのに?
単純に駅で離れただけなのに。

どうかしてる。

…エオを自分の所有物にしたい。

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