死んだら魔王と入れ替わった俺の人生

ゴッドアイ

最終章後編「魔王の死」〜さよなら魔王生活〜

死ぬ…やばい…


「ルシファーはもういない…お前だけだ!厄介なのは…」  


その時、ルシファーはニヒッと笑う



そして、ルシファーはあるところを指差す




それは…




試合前のルシファーとの会話




俺はキング・グンデスとの戦いの途中したいことがある、手伝ってくれ










俺はその言葉を思い出す




それなのかしたいことは




ルシファーが指差しているのは、闇軍の軍長のベリアルとやらがいるゴールデン席だった



そこは2階でガラスがありそこから見れる場所だったのだ…




その前には大きな縦型の魔法陣があった





「狙いはグンデス…グンデス…ではない…」



ルシファーはそう言う




ルシファーはベリアル達を狙おうとしているのか?



「ベリアルこれでサヨナラだ!」



ルシファーは指パッチンをする




その瞬間、魔法陣から闇魔法が出てそのガラスを覆う


そしてパリンとおとがなる





今、中ではどうなっているのか…




この状況に会場にいる全員が驚き大きな歓声がコロシアム中に響き渡る





そして煙がゴールデン席からはれる






そして、戦場には見たことのない男と体がでかい男が現れた






そしてルシファーは立ち上がる




「どうだ?我の演技は…」




「どうもこうもない」

謎の男はそう言う

「行かせてもらおうか…ベリアルさんとゼウスさんよぉ!」

ルシファーは大声で叫ぶ




そしてベリアルとやらに闇魔法を打つ




だが、ベリアルは華麗に避けてしまう




「俺も手伝うぜ、レナ達も来いよ!」



俺は観客席に向かって叫ぶ



するとレナ達が観客席から飛び降りる




降りてきたのはゴーナイン、ファステス、ティラミス、沙耶、レナが降りてきた




カタクリ達を入れて十人がキング・グンデスとベリアルとゼウスの前に立ち向かう






「3対10か、余裕じゃの」


ゼウスがそう言う



余裕なわけがない



「さぁ、行くぞ!」



俺たちは3チームに分けて立ち向かう



ルシファーはベリアルに向かって攻撃するが避けられるざかりだ




だが、その後にレナが攻撃していい感じになっている



もう少しで当たりそうだ


「ルシファーも成長したな…」




ベリアルはそう言ってルシファーを殴る



力は何も使わずに


ルシファーは吹っ飛ぶ





「我が負けるわけ…グハッ…」

もうルシファーはボロボロだ


たった今の一発で…




ルシファーは本気を出そうと闇と光のオーラを出す




「ベリアル、死ね!」





「お前が死ね!」





ベリアルはルシファーに闇魔法を放つ





ルシファーは避けれない




俺はベリアルに向かって剣を振る




当たるが傷はできない





「雑魚は死ね」



俺は吹き飛ばされる




ルシファーはまだだと立ち上がる






そしてベリアルがルシファーにトドメの闇魔法を放つとき






観客席からあるものが落ちてくる





いや、降りてくる





そしてルシファーを庇う





「どこ行ってたんだ、探したぞ、レナ殿もいるじゃないか」






ルシファーを庇ったのは金髪の少年だ






大きな剣を会場いっぱいに見せびらかす







「アーサー王様…」








アーサー王…ルシファーの仲間…





雰囲気が大人っぽい





「魔王様、俺が協力します、このアーサー王がね」




ありがたい





俺は頭をさげる



「恩に切る、とりあえずあの二人を…」





俺が言い切る前にアーサー王は動きベリアルとゼウスを切る






二人には大きな血が吹き出す







そして、キング・グンデスを吹き飛ばし、場外させた







「これがアーサー王…」




俺はつい、つぶやいてしまう




アーサー王は相手に背を向ける




そしてこう言う





「我はアーサー、コイツらが雑魚なのを知っている奴らは手伝ってくれ」




そして観客席からたくさんの戦士が降りてくる





ベリアル達は負けに近づいた






だが、神は俺の味方をしなかった…






「ベリアル様、お困りですか?」





上から大きな羽の生えた天使が舞い降りる





「おぉ、ラファエル!助けに来てくれたのか」




この女性天使はラファエルと言うのか





強そうだ






「ベリアル様、下がってください」







ベリアル達は下がる






そしてラファエルは光魔法を出そうとする




だが、これは普通の光魔法ではない





何か凄さを感じる








「死んでもらいますよ、シャイニング、ボム」






ラファエルの技は俺達全員を倒してしまいそうだ…




俺がここで動かなければみんな





「ダーク・ホール・シールド!」





俺はみんなを守るシールドを貼る






そのシールドに向かってラファエルの技が近づく






そして、今ぶつかる




ダーク・ホール・シールドは耐えれなかった





バキッと音がなる





もう少しで破壊されそうだ






バキンッ






ダーク・ホール・シールドは破れてしまった






俺は勇気を出してラファエルの技に当たりに行きみんなを守ろうとする






「じゃあな、みんな…」





俺はこの時死を覚悟した


ドッカーン




俺はとてつもない痛さを体験した




「ま…う…だい…ぶ…」



声の音も目を閉じるに連れて聞こえなくなってしまった




俺はみんなの英雄になれたのかな…





「大丈夫ですよ、あなたはもう一度転生できます」






目を閉じたはずなのに声が聞こえる




俺は目を開ける





すると、真っ暗で誰もいない空間が目の前にある



「こちらですよ、私は」




さっきの声の主が歩いてくる






「もう一度ってお前が俺を魔王にしたのか?」






「はい、そうです、ではもう一度転生しますか?」







「あったり前だ!」










俺はこうしてもう一度転生した





















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