死んだら魔王と入れ替わった俺の人生

ゴッドアイ

最終章前編「ルシファーの企み」




レナ達が活躍した中俺は緊張したまま二階の方にいた





そんな時、聞き覚えのある声が後ろから聞こえる


「やぁ、久しぶり、魔王さん♪」


俺はゆっくり振り向く…




その時俺は戦闘準備をする





なぜならそれはルシファーだったからだ…


そんな俺にルシファーは


「今日は相手として戦いたくないよ」





意味のわからない事をルシファーは言う







「どう言う事だ?」





俺はルシファーに問う




当然俺は警戒する







これは罠かもしれない






「実はね、Bグループにコロシアム10連勝中の優勝候補がいるんだけど」





優勝候補…
名前はキング・グンデスだったけな?





力は強いらしいな






「お前、そいつのグルで俺を騙すんじゃねぇか?」





俺は冷静に聞く



ルシファーはこう答える





「今回は本気だ、あいつに勝てるものはそんなにいない、信じてもらえるがわからないが私は………」








ルシファーはためる







そして一気に言う








「闇軍をやめた!」









そしてコロシアムまであと2分
周りには強そうな人はそんないない
みんな戦場で準備している
だがキング・グンデスとやらがいないのだが…
「ルシファー、例のやつは?」
俺はルシファーを信じて協力することになった
ルシファーは闇軍ではなく、ユグドラ王国のアーサー王の守護神として守っているらしい
俺はこれを信じる

「さぁ、始まりが近づいてきたコロシアムBグループ!ですがここで現れてもらいましょう」




「キング・グンデス!!!!」






司会のその言葉の後に大きな歓声がコロシアム場に響き渡る
そして、戦場の入口から大きな影が戦場へと近づく
そして近づくに連れて招待が明らかになる
家一つ分くらいのでかすぎる巨体
そして、高くて見えづらい兜を装備した大きな頭
そして、兜が似合う渋い顔
これがキング・グンデスらしい
キング・グンデスはゆっくりと戦場へ向かう
その瞬間参加者達に緊張が走る
そして、のしのし歩くキング・グンデスはそろそろ戦場につく
大きな歓声はやまない
他の人のビビっている声は聞こえない
だが、心の声は聞こえた気がした
俺は隣にいるルシファーを見る
そして、俺らは見つめあい、頷く
絶対勝つという思いを込めて
そしてキング・グンデスが戦場につき、司会が準備をし…
「始め!」
こうしてBグループの予選が始まる



俺はルシファーの作戦通りに動く






ルシファーとの会話(7分前)



「私が雑魚どもを倒す、そのうちに魔王はやつを狙ってくれ」




「お前が戦うんじゃないのか?」





「私が戦うともう力などが分かるため瞬殺だ、魔王ならばまだどの力を使うのかわからないはず、だから少しの間だけ耐えてくれ、その後私も戦う」





「了解だ、でも中には俺の先輩と仲間がいるんだがどうすればいい?」







「お前の周りにこさせてお前が守れ」












そんなん難しいだろうが先輩は近くに来てもらった
仲間たちは言う事を聞かなかった



とりあえず作戦どおり動くとしますか




俺は先輩の手を掴みキング・グンデスの目の前に行く




「おおっと、キング・グンデスの前に挑戦者が…いや、あれは不浄の魔物の魔王ではないか!!」




司会が叫ぶ


観客席はざわざわしている



俺はキング・グンデスの足を斬ろうとする




だが、そんなことはできなかった



その瞬間キング・グンデスの腕は俺の真上にあった



その時先輩の声が聞こえた




「ユート君ーーー!!!」




ルシファー、ごめんな
俺を信じてくれたみたいだが全然活躍できなかった
俺も瞬殺だ…
キング・グンデスの腕がものすごい勢いで落ちてくる


みんなさよなら



ドーン






ものすごい音がなる




俺は瞬時に目を閉じた




ん?あれ?痛くないし何も感じない




俺は目を開く




!?



俺の目の前にはキング・グンデスの腕を持ち上げている…






ギルド長の白い服を着た眼鏡と俺達の仲間のカタクリがいた
カタクリもいたのか…

「ギルド長の眼鏡…なんでお前が…」


ギルド長は眼鏡を触りカチッと動かしながら言う




「眼鏡じゃない、ファイザムです、覚えといてください、それとカタクリがいたなら言ってください。カタクリは私の弟なんですから…」


ファイザム…がカタクリの弟?


そうだったのか…


カタクリはあのときなぜ俺に言わなかった?

ファイザムも何故気づかない?



まぁいいか

「手を借りていいか?」



二人は声を合わせる



「勿論です!…重い…」

二人にキング・グンデスの腕を持ち上げてもらったままだった



俺はキング・グンデスの腕を斬る


すると、大量の紅の血が戦場いっぱいに飛び散る

それと同時にたくさんの歓声が会場いっぱいに響く


「やりやがったな…この俺の腕を…」




キング・グンデスが俺の前で初めて喋る



「喋れるのか、てっきり喋れないかわいそうな奴だと思ったぜ!」




俺は奴の腹に向けて闇魔法を繰り出す




「デス・スピア!!」



闇で大きな槍を作り思いっきり刺そうとしたその時



倒れたルシファーが俺の視界に入る…



「ルシファー…!?なんで…」



力を抜いてしまいデス・スピアが消えてしまう





やばいキング・グンデスの目の前にいるのに…




体が動かない





「魔王よ、死ね」




キング・グンデスは俺を殴ろうとする





キング・グンデスはルシファーが倒れているのがピンチなんだと知らずに…












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