死んだら魔王と入れ替わった俺の人生

ゴッドアイ

第5章「登場」

俺は魔王になってから2日目の朝を迎える
俺は朝会の準備をし城の朝会場に足を踏み入れる
そして、大きな椅子に座る
「魔王、おはようでござる、準備は整ったでござる」
レナが椅子の隣にいつの間にかいた
その言葉に俺はコクリと頷く
「皆聞くんだ!俺は水族の件は諦めていない!だが、今は別の逞しい仲間が欲しい!!
そのため、今日はギルド訪問する!!」



俺がこう宣言して朝会が終わる
そして、ギルドへ向かう準備する
全員で行かず、メンバーは
レナ、ゴーナイン、そしてもう1人の人間、そして1人のサキュバスだ
レナではない人間はカタクリ・アイサズ
男だ
サキュバスはティラミス
このメンバーで行くことになった
 


移動中の馬車の中─────

「魔王様急に人間の力を頼ろうとするのは何故ですか?」
ゴーナインが俺に聞く
「人間ってもんはお前らが知るより凄いんだぜ」
俺は人間の凄さを伝えたい
「まぁ、実際どっちか分かりませんね」
ティラミスが言う
「俺は人間を信用する」
俺は人間を味方にすればもっと戦力になる
そう考えていたのだ








ギルド到着──────
ガチャ
俺はギルドの扉を開く
「俺は魔王だ、ギルドの責任者出てこい」
やはりギルドにいる冒険者はビックリしているようだ
というか怖がっている?
まぁ、わざとそうなる言い方したからな
「ギルド長は私です」
そう言うのは白い服にメガネかけた男だ
そして、俺に近づき少しニタッと笑う
少し怖い
「そ、そうか、今我々が困っているのを知っているな?」
わざと強いひと風に話しかける
「はい、知ってますとも」
なら話ははやい
「手伝ってくれるか?」
俺は半分緊張しこう言う
「いえ、私達は魔の族とやらの手伝いは出来ません」
こいつは顔がものすごくにやけている
怖い
「何故?」
俺は冷静に聞く
「そんなの嫌だからですよ」
そんな言い方ありかよ
「なんだと!」
俺は少しキレる
あいつのにやり顔は変わらない
「死にたいんですか?死にたくないなら帰りなさい」
この世界は魔王はどのくらい偉いんだよ
そんな時
「話し中だけどごめん!私ギルドに入りたいんだけど...」
そう後ろから聞こえる
俺はゆっくり振り向く
そう言ったのは...
妹だった...
「あぁ!!」
俺と妹はお互い気づく
俺が妹の佐藤沙耶と気づき
沙耶は俺を佐藤裕翔だと気づく
俺は佐藤ユート、
「お兄ちゃん!!」
「沙耶なぜお前が...」
俺らは二人とも困る





そして妹と会いこれからの異世界を過ごすことになるのであった









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