死んだら魔王と入れ替わった俺の人生

ゴッドアイ

第4章「最終決戦!!ルシファーの実力」

俺の上で浮いているルシファーを俺はイラつきながらこういう
「許せねぇ...サキュバス達を...よくも...」
こいつは潰さなきゃならねぇな
「最後と行こうか」
そうしたい
いや...
そうするんだ!
願ってばっかじゃダメだ
目標いや、することをできると思わなきゃ話になんねぇ...
そして最初に仕掛けるのは俺だ
「うおぉぉぉ!!」
俺は飛びルシファーを1発斬る
ルシファーは効かないと言いたそうな顔をする
だが...もう終わりだ...
「光キラー瞬速剣!!」
とりあえず、ただの1発と思わせた光キラーをいれる
からの
「シャドウ・反転キラー」
こうして、俺の入れた1発が闇キラーになり
「さっきよりはマシだな...魔王も意外と弱いもんだな」
舐めてやがる
「これ以上出せないなら我のターン!!」
やべぇ...死ぬ...
「ジ・エンド...」
俺の体が動かなくなる
死ぬ...死ぬ...
誰か...助け...て...
「苦しめ!闇の縛り!」
グッ!
俺の首が急に苦しくなる
キツイ...
魔王なのに...こんな情けな...い...姿...
その時!
ルシファーの腹にポカーンと大穴が開く
「魔王様を死なせない!!」
ゴーナインだ...
ダメだ...お前...まで...
目眩がする...
バタッ
俺はそのまま倒れてしまった...

















目を覚ます─────


ウッ...
俺はまぶたをゆっくり上にあげる
俺はルシファーに勝てなかった
それが分かる
俺はフカフカのベットで横になっている
「目を覚ましたでござるか」
侍のような人間の女の子が俺の目に映る
夢のようだな
この子は意外とタイプ...
てか、夢じゃね?
「確か記憶が消えたんでござるよね?」
「えっと...うん」
魔王にござる語ってすげぇな
敬語じゃない
「せっしゃは人の5人の1人、レナル・デイズでござる」
レナル・デイズ...
歳は同じくらいかな...
「レナと呼ばれているでござる。魔王とはいつも仲良くさせていたでござる」
仲良かったのか魔王は
話しやすそうだな
「俺はどうなったの?」
まずはこれが知りたい
「ルシファーに殺されかけたところをゴーナインが戦うが死にかけ、せっしゃが助けて退散したでござる、」
とりあえず、俺らは炎族に負けたのだ
「ありがとな、」
俺はお礼をする
「実はせっしゃがずっと看病してたんでござるが、おかしい事に傷がないでござる」
レナが看病してくれたのか...
優しんだな
「一応、俺は傷は一切ついてない。傷なしで負けた」
首が締められるように苦しかった
俺はそんなことで倒れた
本来の魔王なら余裕だったんだろうな
「そうでござるか、でも、ずっと体が暑かったでござる」
苦しさと焦りで熱もでたのか
「看病ありがとね、多分俺はもう大丈夫だ」
この子ものすごく優しい
「魔王、せっしゃ心配だったでごさるよぉ〜」
レナは急に泣き始める
そして、俺の体を温めるように抱きしめてきた
暖かい、
そして、俺の体に微かに感じる胸の柔らかい感覚
レナの体は暖かくて柔らかい
「えっと...レナ?」
俺は顔を困らせ、言う
「魔王、甘えていいんでござる...」
甘えるって別にその必要はない、
地球で充分甘えられてきたからな
俺は帰ると...
かわいい妹が出迎えてくれる
地球に戻りてぇ...
先輩は何してるかな?
「魔王、せっしゃとキスするでござる?」
何言ってんだこいつ
俺のファーストキスを奪おうとしてんのか?
「すまないが、そういう事をレナとする気ないよ、君は大事な仲間だからさ」
本音を言うとしたいし、このハグだってめっちゃ嬉しい
でも、この子は俺には勿体ないオーラを感じる
「分かったでござる」
そう言うとレナは俺の体を離して立って、部屋を出ようとする
「魔王が元気そうでせっしゃ嬉しいでござる...」
彼女は部屋を出る寸前今日1番の可愛い顔で微笑みながら言った
俺にはその言葉がここに染み付いた...





俺は向こうでは死んだことになるのかな...
それが心配だ





ピロロン
俺のスマホからメールがきた音が鳴る
なんでメールできたんだ!?
俺はスマホを見ると不思議なことにWiFiが繋がっていた
圏外ではない、そんなのおかしいし、なぜWiFiが繋がっている?
それも気になるがもっと気になるのはメールの相手だ
その相手は先輩だ
『 今日、いつもよりおかしい感じだったけどどうしたの?』
そんなメールが来たのだった...
いつもより...
えっ?
俺は死んだこととかになってないのか?
『 なんのことですか?』
とりあえずこう送る
『 えっ!覚えてないの!?』
先輩からはこう送られてくる
『 すみません、最近忙しくて記憶が曖昧で』
これでどうにかごまかす
『 なんか、今日中二病みたいだったよ?』
うぉぉぉぉぉぉぉ!?
まて...
ただの転生だと思っていたのが...
まさか魔王と入れ替わった的な?
あぁ...終わった...
魔王が他に何もしなければいいけど






その夜、俺は安心して眠ることができなかった









俺はこの先どうなるんだろうか






今晩は人生の終わりを感じた夜だった...





















コメント

  • ゴッドアイ

    外伝で出す

    0
  • 堕天使x

    妹殺して召喚しテーーーー

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