死んだら魔王と入れ替わった俺の人生

ゴッドアイ

第1章「魔王と入れ替わる謎展開」

俺は目を覚ます、
俺はふわふわした紫のベッドで寝ているようだ
おい、待て、紫のベッド!?
そして、紫の壁、
右には紫の箱が置いてある
左には本棚だ
なんだここ、天国?いや、地獄か
俺はまず紫の箱を開ける
中には俺が手に持っていたアイテムが入っていた
スマホ、財布、おにぎり、飲み物、お菓子、そして先輩から借りたラノベ
ラノベを返すのを忘れてしまった
スマホで誰かに連絡してみるか
俺はスマホを取ろうとする
その時、いつもは肌色の綺麗な手が紫色の手になっていた事を確認した
俺は怖くて鏡を見る
俺は紫の鎧のようなものを着ている
頭には勇者のような冠がついている
顔は何故か変わらない
待て、冷静に考えろ
俺、異世界転生したら強いキャラになったのか!?
そう考えていると、
トントン
紫のドアを叩く音が聞こえた
「あの、入っていいですか?」
聞き覚えがない声がドアの向こう側から聞こえる
入れてしまっていいのだろうか
分からないため、俺はこう答える
「えぇ、あぁ、どうぞ」
そう言うとガチャとドアが開く音が聞こえる
入ってきたのは...骸骨だ
いや、やばい、ここ地獄だろ
「失礼します、スケルトン族、族長ゴーナインです」
入ってきた骸骨はそう言う
スケルトン族?骸骨が沢山いるってことか
「えっと...なんの用で?」
俺は少し驚いて焦りながら話しかける
「真魔王族平和計画の件で話したいことが」
ゴーナイン?と名乗るスケルトンはそう言う
真魔王族!?
何かのRPGゲームかよ
平和計画、魔王の軍団が平和を作る!?意味がわからん
「それってなんだっけ?」
まず、分からないから忘れたことにする
「昨日魔王様が言ってたじゃないですか、神王族が闇軍と協力し、世界征服を宣言したのでそれを止める作戦ですよ」
魔王!?待て、俺魔王なのか、
「あぁ、そうだったな」
なんだよ、この世界
神王族って正義だろ
それが闇軍という悪いのと協力したのか
普通闇軍と協力して世界征服狙うのって真魔王族じゃね!?
平和を願う魔王はゲーム的につまらない
ゲームじゃないか
「えっと、俺さ、記憶を無くしたみたいなんだよ」
これが1番いいと自分では思う
「そうなんですか、私が全力で教えてあげますよ」
優しいスケルトンだな
転生したら魔王ってどんな展開!?
「まず、この棚に魔王様の日記と組んだ種族が書いてあります、そして、もうひとつのこの本には魔法が書いてあります」
ゴーナイン?は紫の箱の隣に置いてある紫の棚を開けて説明する
その本を開き文字がひらがなや、漢字か確認する
いや、読めない、見たことない文字だ
そう思っていると、
文字が一瞬でひらがなに変わる
すげぇ、なんでだ?
「では、私はこれで、分からないことが合ったら言ってください」
そう言うとゴーナインはドアを開き部屋を出る
とりあえず今日は本を読むか


1時間後


本をずっと読み続けて分かったことがある、
この世界はたくさんの種族がある
魔王族魔族神魔王族これを合わせて
真魔王と呼ばれている
俺らはな
真魔王族はスケルトン族、人狼族、獣族、スライム族の1部、5人の優れた人間
この種族を仲間にしているようだ
そして、昔には真魔王族は敗れて反省している
真魔王族が正義になるがそれより悪がいた
それが闇軍だ
全ての種族が避けるほどの悪党らしい
そして、闇軍と神王族が協力する
これで結構きついらしい
だから今日から仲間を集めにいろんな種族を回ろうとしていた
2冊の本にはそう残されている
そして、俺は剣術も強く、魔法も強いらしい
最強魔王として俺の異世界生活が始まる
「そろそろ出るぞ、準備しろ」
ドアの向こう側から聞き覚えがない声が聞こえる
ゴーナインでは無い
低い怖っぽい声だ
「了解」
俺は近くにあった重そうな剣を持つ
いや待て軽い
この剣軽い
剣には魔剣ベリアル
と書いてある
待て、この体だから軽く感じるのか
そして、一応スマホと財布を持っていくことにした
そしてドアを開ける
すると、広い紫の部屋に一つだけ紫の豪華な椅子が置いてある
ここが俺が座るところか
「こちらです」
部屋を見ている俺にゴーナインが話しかけてくる
ゴーナインが案内してくれるようだ
中は物凄く綺麗で紫だ
そして、大きな門を通ると
多くの仲間が集まっていた
「では出発します」
ゴーナインがそう言うと俺は馬車に乗る
ここから魔王になった初めての仕事が始まる



30分後

目的地に到着する
「まずはサキュバス族の町フーデンとです」
そこには賑やかな...
色っぽい衣装を着たサキュバス達が迎えてくれた
「魔王様、サキュバスの町フーデンに来て下さりありがとうございます」
1人のサキュバスがそう言う
「私がサキュバス族の族長ファステスです」
この人がファステスさんか、魔王の日記に会うと書いてあったな
「魔王様、私たちでよければ真魔王族を助けますよ」
「いいのか?」
俺が確認する
話がはやいからな
「はい、ですが条件が...」

そう言って俺をファステスの部屋に誘導しこう言う
「私とエッチな事をしてください」
...は!?今、聞き間違いしたような
気のせいだよな
え、エッチなことなんて聞こえてない
「今、な、なんて?」
俺はこう聞く
「だから、私とエッチな事してくださいと言っています」
今度はしっかり聞こえた
いや、ありえない
俺の耳が魔王になっておかしくなったのか?
「いや、無理だよ」
俺は普通にこう答える
このエッチなサキュバスお姉さんと...
「じゃあ、サキュバス族はお手伝い出来ませんわ」
そう言うとファステスは俺もベッドの方に押し倒す
そして寝転んでいる俺の上に乗っかる
やばい、ファステスエロすぎ
死ぬわ!!
「服脱いでください」
そんなん出来るか!!
どうすればいいんだ俺は
この二人っきりの部屋じゃ何も出来ない
「服は無理だ、もう辞めてくれ」 
俺はこう言う
「あら~顔を赤くして焦ってますね~じゃあ、」
ファステスがそしてこう言う
「キス、しましょう」
意味がわからない一言に俺はこう言う
「無理だ、俺にはこういうのはまだはやい」 
ファステスはまだ止まろうとしない
もう限界だ
ファステスは俺を上半身だけ上がらせなんと、俺の顔を胸の方に持ってくる
やばい、当たってしまう
やばい、今、少しムニッという感覚が...
俺はファステスの腕をどうにか外し体が開放される
「もういいだろ!」
俺は少し怒り気味で言う
「分かりました、続きはまた今度」
ファステスが変なことを言う
それを俺はこう突っ込む
「しないから!」


一応こうしてサキュバスは仲間になる


魔王どんな趣味してんだよ!

「魔王様、次は水族に行きましょう」


15分後

目的地につく


そこには見たくない光景が見える




水族の町が燃えてしまっている
「魔王様行きますよ!」
俺らは戦いを準備し町に入ろうとしている


「多分、炎族の仕業ですわ」
ファステスが言う


「誰も死なずに炎族をどうにかさせるぞ!」



俺がそう命令すると


炎の中全員が声を合わせて言う


「おう!」

...と


この後俺らはまた再会できるのか
1つのミッションが始まった













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