神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~
20話魔神の一人登場!
俺とシスティーナはマルタード村からみんなから見送られてアルトリア国に向かっていた。道中、スライムや一角ウルフなどを倒したりして夜はテントで寝たりしてただし、寝袋は別々。この時はシスティーナが一緒がいいと言って駄々を捏ねてきたがなんとか抑えることが出来た。それを3日繰り返した時、
「……なぁー?システィーナ。」
「なんですか?悠斗。」
「いつになったらアルトリア国に着くの?かなりの距離歩いたと思うけど。」
「あと大体2日歩けば着きますよ?」
「……マジで言ってるの?」
「はい、マジです。それにもうすぐ森に入ります。それを抜けたら着きますよ?森がかなり複雑なつくりなのでそれを抜けるのに時間がかかるだけで。」
「そっかー。なら飛んだ方が早くない?」
「飛んでもいいですが、この森の周りでは不思議なことに魔力が少しずつですが吸われているんですよ。だから、飛んでる最中に魔力が切れると落ちて死にます。私はもう死にたくありません。」
「そ、そうなんだ。でも、俺の魔力量なら行けると思うんだけど。」
「魔法を使うといつもの10倍の魔力が消費されます。つまり、飛行魔法のような継続する魔法だと一瞬で魔力が消えます。」
「まじかー。なら素直に歩くしかないのかー。創造神之力は魔力消費が高いから車も飛行機も作れないし、どうせ、魔力で動かすしかないから意味ないし。あー、楽しようと思ったのになー。」
「いいじゃないですか。急いでいる訳では無いのですから。文句言っているうちに森の前まできましたし。」
「そうだね。なら行こうか。でも、なんか嫌な感じがするような森だな。いつもこんな感じなのかな?」
「わ、私もそんなこと聞かれても知りませんよ。この森の知識はそこまでなくて。それにこの森の管轄はアルトリア国なので。資料もそこまでないので。」
「そうか。まぁいいや。何とかなるだろう。気のせいだとか思っておけばいいんだし。気楽に行こう。じゃあ、システィーナ行こうか。」
「はい。行きましょう、悠斗。」
そう言い、俺達は森に入っていった。ただし、この時2人はミスをした。。この違和感を無視してしまったのだから。これが最大のミスであることを………
森に入ってから数時間後のこと。
「ここの森のモンスター、中々の強さだな。システィーナは大丈夫か?」
「大丈夫です。ステータスはかなりある方なので。それにピンチになったら今なら悠斗に助けて貰えますから。ですよね?」
「当たり前だ。大切な人は絶対に失わせたりはしない。命をかけてでも。」
「うふふ、なら安心です。」
「さーてと、そろそろ夕方か。飯の支度しとくか。」
「そうですね。暗い森で動くのは得策ではありませんしね。早めにご飯の準備をしますか。」
「あぁ、そうだ………っ!」
(な、何だこの気配?)
「ゆ、悠斗。な、なんでしょう?こ、この嫌な感じは。」
「この感じかなり違うけど似た感じのを俺は知っている。どこかで感じたことのある気配だ。」
(どこだ?どこでこれと似たような感じの気配を感じた?思い出せ!大事なことのはずだ!)
「ゆ、悠斗?だんだんと嫌な感じのが近づいてきています。ま、魔物でしょうか?」
(魔物?いや、そんなのとは別格の気配だ。魔物以上の力を持った化け物ということか?いや、確かこの感じは……っ!)
「思い出した!システィーナ!急いで逃げろ!こいつには多分まだ勝てねぇ!」
「な、なんですか?悠斗?どうかしたのですか?それに逃げろだなんて正体を知っているのですか?」
(不味い!どんどん近づいてきている!何としてもシスティーナだけは無事に返さねぇと!)
「あぁ!知っている!この気配は………魔神だ!俺にはまだ魔神を倒す力はあってもそれを使いこなすステータスとレベルがない!だから逃げろ!システィーナ!俺が足止めをする!」
「嫌です!魔神だろうがなんだろうが悠斗からは離れません!悠斗が言ったのでしょ?俺のそばにずっと居て欲しいと!」
「今はそんなこと言ってる時間はねぇんだ!早く逃げろ!じゃないと、殺られるぞ!」
「っ!ですが!私は絶対に悠斗からは離れません!」
「ちっ!分かったが命の保証は悪いが出来ねぇ!だけど、絶対に守る!」
「…悠斗。ありがとうございます!」
(さてと、出来れば魔神が弱いことを祈るか。多分システィーナを守りながらだと全力は出せねぇし。だが、相手はどんなやつだろうと神だ!しかも相手は全力を出してくるだろう。だが、なんでこんな所に?魔神がいるんだ?)
「……ちっ!きたか。システィーナできるだけ逃げる準備と自分の身を守るようにして待機していてくれ。」
「分かりました。悠斗。」
そして、悠斗の目の前の茂みから魔神が姿を現した。
「なんだー?声がすると思ってきてみたら男女二人か?しかも観るからに弱そうな……」
(なんだこいつ?リコ!いるか?)
(何?)
(あいつのステータスはわかるか?)
(やってみます。……エラー、エラー。無理です。何かしらのプロテクトがかけられています。解析するには何時間もかかります。)
(ちくしょう!分かった。サンキュー、リコ!)
(役に立てなくてごめんね。)
(さて、どうしたものか。)
「見るからに軟弱そうな奴らだが………おぉ!これは面白いな!おい小僧!」
「な、何だ?」
「お前の特定のスキルを全てよこせ!」
「何言ってんだお前?断るに決まっているだろ?」
「ちぇ、なら仕方ねぇか。………力ずくで奪ってやるよ。」
「っ!」
俺が断った瞬間魔神の雰囲気が変わり、
「俺の名は強奪神バールという者だ。という訳でお前のスキル貰い受けるぜ。」
「やれるもんならやってみろ!」
「ほう、いい度胸だ。ならやってやろう!」
そう言った瞬間、バールが消えた。と思ったら後ろに気配を感じたので急いで横に飛んだ。するとそこには、バールの武器らしき物が俺のさっきいた場所にあった。
(あっぶねー!あれはやばい!ギリギリだった!だが、どうしたものか。ここでは魔法はほとんど使えない。しかも、身体能力はあっちの方が確実に上。仕方ない。やるだけやってみるか。)
「ほう、やはり面白い!俺の初撃をたかだか人間程度が避けるか!なるほど!神の加護と力を持っているだけはある!だけどな?」
そう言いながら俺の前からバールが消え、気づいたらバールは俺の横にいた。
「お前には圧倒的にそれを使いこなすだけの身体能力が足りていない。」
(は、早すぎる!目で追えなかった。)
「くそ!」
俺は横に剣を薙ぎ払った。だが、バールには簡単に避けられてしまい、気づいたら身体から力が抜けて動かなくなっていた。
「いやー、危ねぇ、危ねぇ。……ん?なぜ身体が動かないのか気になっている顔だな?教えてやるよ。ただ、お前の体力を奪っただけだ。ついでに言うとスキルも貰ったがな?なかなか楽しかったぜ!まぁ、まだまだだったがよ。」
(畜生!こんな簡単にやられるなんて!次元が違う!確かに魔法が使えれば戦えたかもしれないがあいつの身体能力じゃ多分ほとんど意味をなさないだろう。それにやつのスキルも分かっていないし。どうすれば………)
そう考えていると、
「悠斗!大丈夫ですか?」
そう声をかけてくるシスティーナがいた。そこで俺はできる限り声を出して、
「に……げろ。…………シス…ティーナ…じゃバール…には…か…て…ない。」
そう言いながら俺はなんとか起き上がった。それを見たバールは一瞬驚いていたが、面白そうににやけた。
「おっもしれー!体力奪ってんのに起き上がるとか今まで無かったことだぞ?そういうお前に免じてゲームをしよう。」
「ゲームだと?」
「あぁ、そうだ。俺は普通に歩いてシスティーナとやらを殺しに行く。それを阻止出来たら、お前の勝ち。スキルも全て返そう。ただし、防げなかったら俺の勝ち。嬢ちゃんの命とスキルとステータスを奪わせてもらう。お前に拒否権はない。では、スタートだ。」
「なっ!ふざ…け…んなぁ!シ…スティーナ…逃げ…ろ!」
そう言いながら、俺は少しづつ足を前に進めて行った。
「ほらほらどうした?早くしないと嬢ちゃんが死んじまうぜ?」
「くそがぁぁぁぁ!!」
そう叫びながら俺は倒れた。手も足も動かなかった。
「ありゃりゃ。これは俺の勝ちかな?」
「ゆ、悠斗!」
「あばよ、嬢ちゃん。安心しろ。楽に殺してやるよ。」
そう言いながらバールは自分の武器をシスティーナの心臓に向けて突き出した。
「やめろぉぉぉぉ!!」
「悠斗ぉぉぉぉ!!」
グサッ!……ブシャャャァァァ!!
システィーナとバールを中心に鮮血が吹き荒れた。
「……ゲームは俺の勝ちだ。あばよ。お二人さん。」
そう言い放ちバールはどこかに消え去った。
「…シ、シ…スティーナ…ァァ!!…大…丈…夫か?……」
俺は腕を使いながらなんとか動いている。
「…………ゆ……う………と。…ごめ……ん…な…さ…………」
俺は言葉が途中で聞こえなくなったので嫌な予感がして急ごうとしたが身体が思うように動かない。……数十分かけただろう。システィーナのところに着いたのは。その頃にはシスティーナはあの頃と同じように冷たくなっていた。
「うぉぉぉぉぉぉ!!くそっ!くそっ!システィーナ!なんで!なんで!あれだけの力を貰ったのに!なんで俺は大切なものすら守れねぇのか!くそがぁぁぁぁぁ!!」
そうやってどれくらい叫んで泣いただろうか。俺は意識が落ちて眠りについた。
すみません。BLACKArcherでーす。今回からこの話の題名を変えさしてもらいました。以後、よろしくお願いします。いいね、コメント待っています!
「……なぁー?システィーナ。」
「なんですか?悠斗。」
「いつになったらアルトリア国に着くの?かなりの距離歩いたと思うけど。」
「あと大体2日歩けば着きますよ?」
「……マジで言ってるの?」
「はい、マジです。それにもうすぐ森に入ります。それを抜けたら着きますよ?森がかなり複雑なつくりなのでそれを抜けるのに時間がかかるだけで。」
「そっかー。なら飛んだ方が早くない?」
「飛んでもいいですが、この森の周りでは不思議なことに魔力が少しずつですが吸われているんですよ。だから、飛んでる最中に魔力が切れると落ちて死にます。私はもう死にたくありません。」
「そ、そうなんだ。でも、俺の魔力量なら行けると思うんだけど。」
「魔法を使うといつもの10倍の魔力が消費されます。つまり、飛行魔法のような継続する魔法だと一瞬で魔力が消えます。」
「まじかー。なら素直に歩くしかないのかー。創造神之力は魔力消費が高いから車も飛行機も作れないし、どうせ、魔力で動かすしかないから意味ないし。あー、楽しようと思ったのになー。」
「いいじゃないですか。急いでいる訳では無いのですから。文句言っているうちに森の前まできましたし。」
「そうだね。なら行こうか。でも、なんか嫌な感じがするような森だな。いつもこんな感じなのかな?」
「わ、私もそんなこと聞かれても知りませんよ。この森の知識はそこまでなくて。それにこの森の管轄はアルトリア国なので。資料もそこまでないので。」
「そうか。まぁいいや。何とかなるだろう。気のせいだとか思っておけばいいんだし。気楽に行こう。じゃあ、システィーナ行こうか。」
「はい。行きましょう、悠斗。」
そう言い、俺達は森に入っていった。ただし、この時2人はミスをした。。この違和感を無視してしまったのだから。これが最大のミスであることを………
森に入ってから数時間後のこと。
「ここの森のモンスター、中々の強さだな。システィーナは大丈夫か?」
「大丈夫です。ステータスはかなりある方なので。それにピンチになったら今なら悠斗に助けて貰えますから。ですよね?」
「当たり前だ。大切な人は絶対に失わせたりはしない。命をかけてでも。」
「うふふ、なら安心です。」
「さーてと、そろそろ夕方か。飯の支度しとくか。」
「そうですね。暗い森で動くのは得策ではありませんしね。早めにご飯の準備をしますか。」
「あぁ、そうだ………っ!」
(な、何だこの気配?)
「ゆ、悠斗。な、なんでしょう?こ、この嫌な感じは。」
「この感じかなり違うけど似た感じのを俺は知っている。どこかで感じたことのある気配だ。」
(どこだ?どこでこれと似たような感じの気配を感じた?思い出せ!大事なことのはずだ!)
「ゆ、悠斗?だんだんと嫌な感じのが近づいてきています。ま、魔物でしょうか?」
(魔物?いや、そんなのとは別格の気配だ。魔物以上の力を持った化け物ということか?いや、確かこの感じは……っ!)
「思い出した!システィーナ!急いで逃げろ!こいつには多分まだ勝てねぇ!」
「な、なんですか?悠斗?どうかしたのですか?それに逃げろだなんて正体を知っているのですか?」
(不味い!どんどん近づいてきている!何としてもシスティーナだけは無事に返さねぇと!)
「あぁ!知っている!この気配は………魔神だ!俺にはまだ魔神を倒す力はあってもそれを使いこなすステータスとレベルがない!だから逃げろ!システィーナ!俺が足止めをする!」
「嫌です!魔神だろうがなんだろうが悠斗からは離れません!悠斗が言ったのでしょ?俺のそばにずっと居て欲しいと!」
「今はそんなこと言ってる時間はねぇんだ!早く逃げろ!じゃないと、殺られるぞ!」
「っ!ですが!私は絶対に悠斗からは離れません!」
「ちっ!分かったが命の保証は悪いが出来ねぇ!だけど、絶対に守る!」
「…悠斗。ありがとうございます!」
(さてと、出来れば魔神が弱いことを祈るか。多分システィーナを守りながらだと全力は出せねぇし。だが、相手はどんなやつだろうと神だ!しかも相手は全力を出してくるだろう。だが、なんでこんな所に?魔神がいるんだ?)
「……ちっ!きたか。システィーナできるだけ逃げる準備と自分の身を守るようにして待機していてくれ。」
「分かりました。悠斗。」
そして、悠斗の目の前の茂みから魔神が姿を現した。
「なんだー?声がすると思ってきてみたら男女二人か?しかも観るからに弱そうな……」
(なんだこいつ?リコ!いるか?)
(何?)
(あいつのステータスはわかるか?)
(やってみます。……エラー、エラー。無理です。何かしらのプロテクトがかけられています。解析するには何時間もかかります。)
(ちくしょう!分かった。サンキュー、リコ!)
(役に立てなくてごめんね。)
(さて、どうしたものか。)
「見るからに軟弱そうな奴らだが………おぉ!これは面白いな!おい小僧!」
「な、何だ?」
「お前の特定のスキルを全てよこせ!」
「何言ってんだお前?断るに決まっているだろ?」
「ちぇ、なら仕方ねぇか。………力ずくで奪ってやるよ。」
「っ!」
俺が断った瞬間魔神の雰囲気が変わり、
「俺の名は強奪神バールという者だ。という訳でお前のスキル貰い受けるぜ。」
「やれるもんならやってみろ!」
「ほう、いい度胸だ。ならやってやろう!」
そう言った瞬間、バールが消えた。と思ったら後ろに気配を感じたので急いで横に飛んだ。するとそこには、バールの武器らしき物が俺のさっきいた場所にあった。
(あっぶねー!あれはやばい!ギリギリだった!だが、どうしたものか。ここでは魔法はほとんど使えない。しかも、身体能力はあっちの方が確実に上。仕方ない。やるだけやってみるか。)
「ほう、やはり面白い!俺の初撃をたかだか人間程度が避けるか!なるほど!神の加護と力を持っているだけはある!だけどな?」
そう言いながら俺の前からバールが消え、気づいたらバールは俺の横にいた。
「お前には圧倒的にそれを使いこなすだけの身体能力が足りていない。」
(は、早すぎる!目で追えなかった。)
「くそ!」
俺は横に剣を薙ぎ払った。だが、バールには簡単に避けられてしまい、気づいたら身体から力が抜けて動かなくなっていた。
「いやー、危ねぇ、危ねぇ。……ん?なぜ身体が動かないのか気になっている顔だな?教えてやるよ。ただ、お前の体力を奪っただけだ。ついでに言うとスキルも貰ったがな?なかなか楽しかったぜ!まぁ、まだまだだったがよ。」
(畜生!こんな簡単にやられるなんて!次元が違う!確かに魔法が使えれば戦えたかもしれないがあいつの身体能力じゃ多分ほとんど意味をなさないだろう。それにやつのスキルも分かっていないし。どうすれば………)
そう考えていると、
「悠斗!大丈夫ですか?」
そう声をかけてくるシスティーナがいた。そこで俺はできる限り声を出して、
「に……げろ。…………シス…ティーナ…じゃバール…には…か…て…ない。」
そう言いながら俺はなんとか起き上がった。それを見たバールは一瞬驚いていたが、面白そうににやけた。
「おっもしれー!体力奪ってんのに起き上がるとか今まで無かったことだぞ?そういうお前に免じてゲームをしよう。」
「ゲームだと?」
「あぁ、そうだ。俺は普通に歩いてシスティーナとやらを殺しに行く。それを阻止出来たら、お前の勝ち。スキルも全て返そう。ただし、防げなかったら俺の勝ち。嬢ちゃんの命とスキルとステータスを奪わせてもらう。お前に拒否権はない。では、スタートだ。」
「なっ!ふざ…け…んなぁ!シ…スティーナ…逃げ…ろ!」
そう言いながら、俺は少しづつ足を前に進めて行った。
「ほらほらどうした?早くしないと嬢ちゃんが死んじまうぜ?」
「くそがぁぁぁぁ!!」
そう叫びながら俺は倒れた。手も足も動かなかった。
「ありゃりゃ。これは俺の勝ちかな?」
「ゆ、悠斗!」
「あばよ、嬢ちゃん。安心しろ。楽に殺してやるよ。」
そう言いながらバールは自分の武器をシスティーナの心臓に向けて突き出した。
「やめろぉぉぉぉ!!」
「悠斗ぉぉぉぉ!!」
グサッ!……ブシャャャァァァ!!
システィーナとバールを中心に鮮血が吹き荒れた。
「……ゲームは俺の勝ちだ。あばよ。お二人さん。」
そう言い放ちバールはどこかに消え去った。
「…シ、シ…スティーナ…ァァ!!…大…丈…夫か?……」
俺は腕を使いながらなんとか動いている。
「…………ゆ……う………と。…ごめ……ん…な…さ…………」
俺は言葉が途中で聞こえなくなったので嫌な予感がして急ごうとしたが身体が思うように動かない。……数十分かけただろう。システィーナのところに着いたのは。その頃にはシスティーナはあの頃と同じように冷たくなっていた。
「うぉぉぉぉぉぉ!!くそっ!くそっ!システィーナ!なんで!なんで!あれだけの力を貰ったのに!なんで俺は大切なものすら守れねぇのか!くそがぁぁぁぁぁ!!」
そうやってどれくらい叫んで泣いただろうか。俺は意識が落ちて眠りについた。
すみません。BLACKArcherでーす。今回からこの話の題名を変えさしてもらいました。以後、よろしくお願いします。いいね、コメント待っています!
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