神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~

BLACKArcher

14話ダンジョンの中で(2)

どれくらい寝たか分からないがとにかく俺は目を覚ました。いや、正確には6時間寝た。そしてナビのリコに起こされた。
「ふぁ〜〜………眠い。」
(しっかりしてよ、悠斗。)
「分かってるよ。よし、なら荷物まとめていくか。50階層についてボスを倒したらまた戻る感じでいいかな?よし、それで行こう。」
と言いながら俺は31階層の階段を降りていった。さて、この先は迷路みたいでしかもいくつかの部屋に分かれているんだな。洞窟なのに。と思いながらも問題なく時間は少しかかったが問題なくクリア出来た。それからはトラップが出てきたりしたがこれも問題なくクリア出来た。そして、今は49階層に居る。40階層からは1階ごとにボス部屋があり、その階のボスを倒さないと次の階に行けない。49階層のボスはファイアゴーレム、アイスゴーレム、ウインドゴーレム、アースゴーレム、サンダーゴーレム、ダークゴーレム、ウッドゴーレム、ライトニングゴーレム、ダイヤモンドゴーレム、ミスリルゴーレムというゴーレムのボスたちだった。
「おいおい、これはやばいだろ。何とか対処していくか。ここまででステータスもだいぶ上がったし。あいつらのレベルはどうなっているんだ?」
と言いながら鑑定してみた。

全てのゴーレムLv98
体力180000/180000
魔力∞
攻撃5000
防御50000
速さ1000
知力500

だった。なんとまぁ、体力はボスだから仕方ないとしても防御力高くね?だがここまで来るのに僕も一応ステータスはかなり上がってはいるが倒すのは大変そうだ。と言いたいところだが俺には考えがある。ゴーレムは体のどこかに核がある。だからそれを割るか核を体から取り出すかしないといけない。だから今回は取り出すほうを選択しようと思う。成功すればすぐに終わる。
「では、実験開始!空間魔法へーディル!」
そう叫んだ後、俺の前には10体のゴーレムの核が落ちてきた。すると、目の前にいたゴーレムはその場で倒れ込んだ。
「実験は成功か。良かったー!もし失敗したら流石にあれを10体はきついからなー。いやー、成功してくれてよかったよかった。」
そう喜んでいると、
「本当におめでとうございます。黒井悠斗様。あのゴーレムやそこまでの敵を倒す方法見てきましたが感服しました。さらに、見たことないような技、魔法、力を見せてもらいました。やはり、あなたは危険な存在です。」
「なっ!王女様!?なんでこんな所に!?てか、つけていたんですか?」
「えぇ、つけていました。ですが、まさかここまでの実力があるとは思いませんでした。ここはすでにAランク冒険者が10人以上いて勝てるかどうかというのにあなたは全て圧勝、流石としかいいようがありません。わが国は強い力を手に入れたということでしょうが、裏をかけば裏切られればそれは脅威にしかならないということです。出来ればこの世界のためにあなたにはここで死んでもらった方がいいのですが、今の私では簡単に殺されてしまうでしょう。それに私はあなたのことを詳しくは知りません。ですから、あなたの旅の仲間にしていただけませんか?もっとあなたのことを知ってからこの件に関しては決めたいと思いますので。どうでしょうか?」
「なっ!死んでもらった方がいいとか思っている人なんか信用出来ないですよ。それにはっきり言って王女様のことは僕は1番信用していません。なので断らせていただきます。」
「ひとつ聞きます。あなたは誰なら信用できますか?父様ですか?それともクラスメートの人達の誰かですか?」

「……………………………」

「私はあなたを始末しときたい理由は、あなたの目の奥、心には光があるようでまるでない。信用してるようでしていない。そして言葉にも感情があまり見当たらない。確かに大抵の人ならこんなことには気づかないでしょうね。ですが、私には分析超級Lv42があるのでこんなことにも気がついてしまうのです。」

「……………………………」

「答えてください!あなたはなぜそんなに相手を信用しないのですか?なぜ、そこまでの力がありながら隠そうとするのです?どうしてあなたの言葉には感情がこもってないn」

「うるさい!黙れ!」
俺はそう言い、王女に向かい、剣を創りそして放った。
ヒュン!キイィィィン!

「きゃっ!」

ドシャッ!王女はビックリしてこけた。

「なんで?なんでだって?なぜ信用しないのか?そんなの簡単だよ。僕は友達から親、近所の人からも騙され、裏切られ、恨まれ冷たい蔑むような目を向けられながら今まで生きてきた!その苦しみが君にわかるかい?苦しい時も悲しい時も親も誰も助けてはくれない。逆に親からも友達からもどんどん嫌がらせ、いじめがヒートアップしていく。そして悟ったよ。友達など所詮は利用価値があるからなるのであって無くなったら即切り捨てるそのためだけの繋がりだと。親など所詮は自分を産んだだけのそれ以外のつながりはない赤の他人だと。そんなことがあって僕の心は平気でいると思うかい?笑っていられると思うかい?信用できると思うかい?いや、絶対にできない!」

「そ、そんな過去が。そんなことも知らずに勝手なことを言ってしまい本当にごめんなさい。ですが・・・」

「フゥー……………もういいよ。これで分かったでしょ?もう本当に関わらないでくれない?イラってくるからさ。」

「それは出来ません。ならなおさら私はやることが決まりました。私はあなたに信用してもらい、旅について行きます。」
ブチッ!何かが切れるような音がした気がする。
「王女様、最後にもう一度言うよ?僕にはもう金輪際関わらないでくれ!」
「お断りします!」
と言ったあと、王女様はこっちに歩いてきた。
「なんでだよ!なんでそこまで俺にこだわるんだよ!国のためか?俺が脅威になった時すぐに対処できるようにか?」
「違います!私があなたにこだわるのは確かに最初はそのつもりで計画を立てていましたが、その、なんというか…今は、あなたのことが…………好きだからです!好きな相手がこんな状況なのに放っておくことなんて出来ません!」
「……は?好き?………ふざけるなよ?そんなことで信用できると思っているのか!?さっきまで始末しようとか言っていた相手に。いいか?言葉はなぁ、軽いんだよ!言うだけならなんでもごまかせる!言葉なんてのは所詮はただの綺麗事でできているんだよ!」

「ふざけてもいません!私自身驚いてもいますがですが、あなたに何か言われる度心が締め付けられてなんでこんなことしようとしたんだろうとか後悔しているんです。そして、あなたにこれ以上一人でいて欲しくないとも思いました。私があなたの信用してもらえる人になりたいと。」
そう言い、さらに王女様は近づいてきた。

「そんな言葉信用なるかよ!どうせそれも俺を騙すための戦法だろ!そういうやり方できた女子もいた!告白されて嬉しかったから受けたら次の日にはドッキリに本気になってやがるバカとか言う記事が町内全体に広まった。ただし、俺の事を嫌っている人だけに。だから告白ごときじゃあ、俺の心は動かない!信用することもない!…………もう疲れた。死ね!」

ドシュッッ!ドシュドシュドシュッ!

王女は全部の剣を、おれが放った剣を全てよけずにうけた。王女はそれでもなお、歩みをとめなかった。血だらけになり、致命傷をおってもなお、進み続ける。
「な、何故避けなかった?あんたならよけれたはずだ。そ、それに何故まだ殺そうとした相手のところに近づこうとする?く、くるな!くるんじゃない!」

ドシュドシュ!

さらに剣をさした。

「つ、辛かったですよね?……わ…たしには……ゲボっ!分かりませんがそれでも!辛かったことぐらいはわかります!ガホッ!」

ジリジリと近づき、俺に抱きついてきた。

「は、離せ!」

「…ま…だ信用していただけませんか?……そ……れ…なら………これならいかがです?」

そういった後、王女は俺にキスしてきた。王女のキスは血の味がした。

「な、なっ!何してるんだ?俺の事好きでもないやつが………それも演技か?」

「…演技じゃ……ない……ですよ?…わ……たしの…しょう…じきな…気持ちです。…もう…安心……して…私は…あなた…の……味方……だから。…だから…私を…あなた…の…恋人に……………」

「………………どうした?……」

そこにはすでに死んでいた王女の姿があった。

「………そうか………死んでしまったか。………フゥ、サヨナラだ。…………王女様。」

そういった後、俺は王女を寝かしその場を立ち去ろうとした時、後ろからすごい気配を感じた。すぐに後ろを向くとそこにはお怒りの世界神リンド様がいた。








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コメント

  • 笑わない猫

    投稿お疲れ様です
    楽しく読ませて貰ってます
    これからもゆっくりでいいので
    ちゃんと出してくださいね^^*
    システィーナと悠斗のこれからに期待してます

    6
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