神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~

BLACKArcher

12話いざ、ダンジョンへ!

今日はダンジョンに行く日だ。そして俺はそこで旅に出る。だがまずは憧れだった冒険者ギルドで冒険者登録をしてもらう。楽しみだなぁと思った。冒険者ギルドは一応24時間営業なので今は朝の6時だが問題ないだろう。
「それじゃあ、早速ギルドまで転移したいけど行ったことないからイメージ出来ないから大通りまで転移してあとは、梨子案内お願い。」
(分かったわ、悠斗。)
「それじゃあ、転移!」
パァァァァ…
と光って俺は大通りまで転移した。
朝が早いせいか人はそんなにいなかった。
「まぁ、梨子案内お願い。」
(いいけど、すぐそこよ?まっすぐ行ってあのでかい看板の所の正面だから。あと300メートルくらいね。)
「えっ、マジで?近っ!でもありがとう。梨子。」
(どういたしまして。)
それじゃあ、行くか。と言いながら、僕は歩き出した。3分くらい歩くと見つかった。かなり冒険者ギルドはでかかった。一軒家2個分以上のでかさだった。まぁ、とにかく扉を開けてはいると、中にはまぁ、朝早いからかもしれないが、そこそこの人しかいなかった。テンプレだと、どんちゃん騒ぎしたおっさん達に絡まれたり、因縁つけられたりするんだけどなぁ。まぁ、平和だからいいか。…でも少しくらいテンプレ欲しかったなぁ。
「まぁ、気を取り直して…すみません、冒険者登録したいんですけど。」
「あ、はい。分かりました。初めての登録ですか?」
「はい、そうです。」
「それなら、初回は無料でお作りしますが無くしたりすると次回からは1000リギン必要になりますのでお気おつけください。なお、カードは身分証明にも使えますので検問など時にはお使いください。では、名前を書いてこのアーティファクトに魔力を流してください。」
「はい、分かりました。名前はユウトだけでいいかな。あとは魔力をこれに流して…これでいいですか?」
「はい、カードの発行が完了しました。あなたは今冒険者ランクはFだと思います。一応説明しときます。冒険者のランクにはF,E,D,C,B,A,S,SS,SSSがあります。高ランクになればなるほど様々な特典がありますが、SSS,SSはまだ10人ほどしかいませんがSやAランクの人はまぁまぁいるので頑張ってください。あとは隣の掲示板に依頼がありますので、そこで受けたい依頼の貼り紙を剥がして持ってきてください。なお、受けれる依頼には制限は一応ありません。たまに制限付きの依頼がありますがそれには注意して持ってきてください。依頼は何個でも受けれます。あとは、受けた依頼は完了した報告は別のギルドでも大丈夫です。説明は以上です。何か質問はありますか?」
「いいえ、ありません。説明ありがとうございます。」
「そうですか、ではごゆっくり。」
「さてと、早速依頼を受けるか。どうせならダンジョンや次の街に行くまでの所で取れるやつがいいなぁ。……お、これなんか良さそうだな。えーと、ブラックウルフの討伐10体報酬は1000リギン討伐証拠はブラックウルフの角か。ダンジョンに出現したりもするらしいし、これは受けよう。あとは、」

グリーンスライムの討伐30体
報酬1500リギン
討伐証拠・・・核

アドレナ草の納品
報酬一束10本300リギン×何束でもOKなお、品質しだいで値が上がるかも。

回復草の納品
報酬一束10本300リギン×何束でもOK。なお、品質しだいで値が上がるかも。

ダンジョンのボスから取れるお肉の納品
報酬3万リギン
納品する肉はフォボスの肉1個

くらいか。まぁ、これ全部受けるか。そう思い、紙を剥がして受付のお姉さんのところに持っていった。
「あの、これの依頼をを受けたいんですけど。」
「分かりました。では冒険者カードを提示してください。」
「分かりました。」
そう言い冒険者カードを見せるとハンコ?みたいなのを押された。
「これで依頼は受けられました。あとは頑張ってください。」
「はい、ありがとうございます。」
そう言い、外に出て部屋まで転移した。
部屋に着くとすぐに訓練所に集まるように指示がきた。みんな各自用意を持って集合している。僕はグルドのところに行き、挨拶をしてから向かった。ただみんなと荷物の量が違うと怪しまれるので大体はストーレジに入っている。
「さーて、お前ら全員揃ったか?忘れ物とかはないか?ないなら行くぞ。」
とハヤテさんが言うと、
「「「「「はい!大丈夫です。」」」」」
と元気な声が帰ってきた。みんなこの辺の人たちとは打ち解けてきたみたいだ。みんなの返事を聞くとハヤテさんはでかい馬車に乗った。
「これでダンジョンまで行くことになる。お前らも早く乗れ。」
そう言い、みんなはどんどん乗って行った。
「さて、お前ら全員乗ったな?なら出発だ。……では、ダンジョンに着く前に注意事項などを説明しておく。1つ目は、今から行くダンジョンはかなり深く、未だに突破されたことの無いダンジョンだ。今のところは50階までは到達しているが、その先は謎だ。そしてダンジョンには魔物が出るから単独でもいいが出来ればパーティーを組んだ方がいい。経験値もみんなで貰えるし、危険は少ないからね。2つ目は、ダンジョンには5泊するから、食料は基本自給自足だ。ある程度は渡すが、あまり頼りにしない方がいい。3つ目は、もし何かあった場合はこの障壁石と転移石を渡しておくから使え。あとは、命は大切にしろ。くらいかな?じゃあ、今のうちにパーティーとか作っておけ。」
「「「「はい!」」」」
そう返事したあとみんな「一緒にくも〜。」とか「誰か○○魔法使えるやついないか?」とか「俺のチームなら安心だからおいで。」などガヤガヤしながらどんどんパーティーは作られていった。俺は単独で行くつもりだ。旅に出るため途中で抜けるから。パーティーだと困るわけだ。と思っていると、
「黒井、パーティー組もうぜ。」
「悠斗、パーティー組もうぜ。」
などと言ってくるアニともがいる。だが俺は、
「悪い、俺は単独で行くわ。ラノベ好きとしてはこういうのは1人の方が燃える。」
まぁ、あながち間違ったことは言っていない。
「た、確かに!黒井教えてくれてサンキュー。まぁ、もし組む気になったら言ってこいよー。」
と言って去っていった。
「まぁ、気持ちは分からんでもないが、悠斗もし困ったことがあったら俺をたよってくれよ?友達なんだから。」
「あぁ、分かったよ。」
と言ったあと直也も去っていった。さてと、あとは天道さんが来たがっているけど、天城や桜井くんが誘ったりして足止めしているみたいだ。正直に言って助かる。あとは気配を消しとこうかな?このマントで。そういうやり取りがあった後、みんな同じパーティーの仲間として戦闘スタイルとかフォーメーションの確認とかをしていた。俺に入らなかったので寝た。………目が覚めるとダンジョンが近づいてきた。そこで、
「お前ら、ダンジョンにもうすぐで着く。着いたら、早速ダンジョンですきにしろ。俺や兵士たちも一応1階から20階までなら1階ごとに3人徘徊させておく。何かあったらそいつらにいえ。以上。では、ダンジョンで強化合宿を始める。では、開始!」
その合図で俺達はみんなダンジョンに散っていった。




「神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • ノベルバユーザー375831

    リギンを円に直すと、めちゃくちゃ高くなるな笑笑

    0
コメントを書く