美しい空と恵まれた音

みたま

目も眩むような

気づいたら知らない所にいた。
確か私は死んだはずのなのに。もしかしてここは死後の世界とかそういう類なのかな。
天国とか地獄とか。見た感じ地獄の感じはしない。親不孝で石を積まなくても良さそうだ

…え?なんでここに彼方がいるの?まさか彼も私を追って…?

「ねぇなんでここにいるの」
少し怒りが混ざった。そして少し泣いてしまいそうだった。もし彼が私を追って死んでしまったなら…様々な考えが頭に浮かぶ
「咲乃?咲乃なのか…?」
彼は同様する。私は落ち着いて彼に問う
「なんでここにいるの。私についてきたの?」
ただ、純粋に知りたかった。なぜ、ここにいるのか。私を追って死んだのか。
「俺は…よく分からない。咲乃の事を思い出していたら、気づいたここにいた」
…どうやらここは死後の世界とかそういうのじゃないらしい。
ー彼方にまた会えたのが嬉しくてたまらなかった。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品