美しい空と恵まれた音

みたま

きっとこれは― 一話

きっとこれは夢だ。朝起きたら何事も起きてないはず。そう思って私は布団に入る。そしたら、さっきの悲しい出来事ではなく、初めてあったときの楽しい出来事の方がよく頭にうかぶ



ー「初めまして。私、みぞらっていうの隣の席だし、仲良くしてくれたら嬉しいな」
隣にいた女の子が話かけてくれた。とても、綺麗な人だなぁ…
   「わっ私、えおんっていいますっ恵まれる音って書いてえおんです…えっと、その…」
つい、おどおどしてしまう。こんな変な名前、引かれてしまうのではないか、少し不安になった。
    「恵音かぁ…素敵な名前だね。私達お友達になりましょう?」





ーそういう感じで私は美空ちゃんと仲良くなった。でもあの美空ちゃんはもういない途端に涙が溢れ返った。そして、いつのまにか眠っていた。


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