魔神と落ちこぼれの魔術師

モモ

初めての魔術実習

「俺、風邪気味なんだよね」
渡瀬・陽平は堂々と俺達に宣言した。

馬鹿は風邪を引かない、なんて言葉は誰が言い出したのだろう?

取り敢えずそれは嘘である事が証明された。俺の目の前の馬鹿が風邪気味なんだから。
「んだよ、その目は~。はっ! まさかこの元気が取り柄の俺が風邪をひくなんて! とか思ってんのか?」

「自覚あるんだな」

「え、いや何を? エミリアも笑わないで教えてくれよ!」
分からなくて良いんだ、陽平。
そして俺は風邪をひいている君が限りなく羨ましい。
桜魔でも魔術戦の実習があり、そのため『修練室』という場所にいるからだ。
修練室には、机はおろか、黒板すら無い。
まあ、それも当たり前だよな。
ここは自身の魔術を鍛えるために設けられた一室なのだから。
「鬱だ。超絶に鬱」
まあ、まだ防御魔術の実習な分マシかなと思えなくはないが、それでも鬱である事は変わらない。

だが、陽平はそれを風邪の理由で見学できる。
マジ、風邪を代わって欲しい。
神様、おられるのでしたら、俺にも風邪をお与えください。

まあ、俺のどうでも良い愚痴はおいておくとして、この実習が取り入れられたのは恐らく最近、巷で騒がれているとある事件が原因だろう。
以前、ニュースで見た桜魔の生徒ばかりを狙った事件。
今も犯人は捕まっていないらしく、被害者も増え続けているだとか。

俺からすれば怖い限り、そして犯人のせいで恐れていた実習が早まったのだと思うと、犯人をシバきたくなってくる。
無論、シバくなんて無理だけどね。
どう考えても勝ち目ないし

「松川も橘も休みだなんて風邪が流行ってきてんのかな。ほら、オレも風邪気味だし」

「季節外れにも程があるだろ。何で春に風邪が流行るんだよ」

「環境が変わってきている? まさか、大星が泣いている……と言うのか」

「どこの環境ポスターだよ」

修練室の片隅でお馬鹿トークを繰り広げる俺と陽平。
そして何故かエミリアはこのお馬鹿トークに参加していない。

にしても……
「あたしがどうかしたの、翔君?」
思わず目がチラリとエミリアの方へ動いてしまう。
しかし、それは男としてしょうがないのだ。
今回の実習は先生が指定した服装があり、それは体操服なのである。
白と青の至って普通の体操服。スボンはハーフパンツで、上は半袖である。
そして、エミリアのある部分がでかい。でかいじゃなくて、豊かと言うべきなのか。
とにかくやばい、何と表現すれば良いのか興奮しすぎて解らなくなってきた。

「翔護よ。気持ちは分かる。一男子高校生として気持ちは十分解るけど、視線が嫌らし過ぎるぜ」

「ぶっ!?」

動揺の具合が半端なさ過ぎた。
エミリアが引いてる。
三歩ぐらい下がってるし、何故か顔が赤い。
そして、顔を赤くしたエミリアから一言。
「翔君のエッチ」

くっ、言い返せない。
でも、仕方が無いじゃないか、大きいんだもの。
男なら、どうしても反応してしまうんですよ。
そして、「誰誰のエッチ」って破壊力あるんですね。
思わず、俺の息子が暴走しそうになったよ。



 




「つーか九条の奴、見るからに何か元気ねーよな?」
珍しく一人でいるD組の委員長を眺めながら、陽平は言った。
そして、それにエミリアが答える。
「舞さんが休んでるからかな?」

「そっかぁ? オレには、九条がそんなことで元気無くすような奴には見えないんだけど。翔護はどう思う?」

「さぁ?」

「ありゃ? いつも仲良いみてぇだから知ってんのかと思ったぜ」

「どういう意味だそれは」

俺と九条は、別に仲が悪いと言う関係ではないが、だからと言って仲が良い訳でもない。

まあ、こういうのは直接本人に聞くのが一番手っ取り早い。

「おっ。翔護出陣か」

「やかましい」



「何、坂本君?」

実際に話し掛けてみると、九条のテンションの低さをより強く感じた。本当にどうしたんだろう?

「何か悩んでんのか? 俺で良かったら相談とか愚痴でも……」

「別に悩んでなんか無いわよ」

体操服の九条はズバッと言ってのけた。

でも何だか無理してる気がする。

「本当にか?」

「本当。気を遣わせて悪かったわ。疲れてんのかしらね、私」
と九条は苦笑を浮かべるのだが……
まぁ、本人が言うから詮索はしないでおこうか。どのみち俺が出来ることなんて限られてるし。

よし。話題を変えよう。
今、とてもホットな話題は……

「そういや橘と松川が揃って休んでるよな。陽平も風邪気味だって言ってたし、九条も気を付けろよな」

「っ!」

一瞬ビクッと肩を震わせる九条。そして何故か慌てたように彼女は口を開く。
「そ、そうね。坂本君も気を付けなさいよ?」
やっぱり変だ。言葉がぎこちない上に無理矢理笑顔を取り繕っている気がする。
橘関係だろうか?
まあ、詮索をするつもりは無いけど。

「お、おう。そうだ、えっと……」
他に話題は……
うん、全く無いね。
九条相手に気まずさを感じ始めた頃、良いタイミングで修練室のドアが豪快に開かれた。

「皆来てっかー? んじゃ授業を始めるから席順に並べ。一列六人な。教室と一緒だからよ」

た、助かった……のだろうか?
取り敢えず集合しよう。





「体操服忘れた奴は……いねぇな、よし。そうそう、この体操服は『魔繊維』で作られてるから、動きやすいし頑丈だ。制服にも使われてるけど、まあ体育って言えば体操服だろ?」
ニヤリと口元を歪めた茜さんが、並び終えた俺達に言う。
「あ、今から始める実習のレポートは宿題だからな。そんな嫌な顔すんな、特に坂本」

なに!?また、課題増えるの?
脳が限界を迎えて熱を出しそうなんですけど、茜さん。

「坂本の図星を指した所で、今からクラスを半分に分ける。俺ががA班、松平先生がB班な。適当に分けただけだから内容は一緒」

「でも松平先生はどこにいるんですか?」
 クラスメイトの誰かが茜さんに尋ねる。
「ああ、松平先生は隣の第二修練室で準備してっぞ。そんな訳だからB班は第二修練室で実習な。んじゃ、B班の奴の名前を今から言うからな。返事したら行ってこい」

そして次々と呼ばれていく名前。
その中に俺の名前はあった。
ついでにエミリアも。

早速彼女を誘い、隣の教室へ足を運ぶことにした。





第二修練室。そこは茜さんの言った通り、さっきまでいた第一修練室の隣にあった。
当たり前だが設備は全て同じである。

実はこの『修練室シリーズ』、床や壁はもちろん、窓や扉まで何もかも対魔術で徹底されている。例えAランク魔術でもびくともしないのだとか。
その代わり、維持にかなりの労力と予算も必要らしいが、まあ今はどうでも良い。

「では皆さん、早速ですが二人一組のペアを作ってください。今日の実習はそのペアと一緒に行います」

眼鏡の奥の真紅の瞳で俺達を見回し、松平先生は言う。

ペアか
ふっ、頼めそうなのは一人しかいない。

「エミリア」

「翔君」

 ……

おお、ハモったよ。
実は結構、脈あるんじゃねぇ。
内心ガッツボーズをとっていると、松平先生の声が聞こえてきた。
「全員ペアが決まりましたか? それでは実習の説明に移りましょう。まずこの実習で、強力な防御魔術を習得してもらいます。」

丁寧な口調と言葉遣いで、実習の内容を説明をしていく先生。
「今回は盾と呼ばれる魔術を覚えてもらいますが、術式は難しく考える必要はありません。魔力を手先に集中し、そこで盾を作るようなイメージをすれば、誰でも簡単にできる防御魔術ですね。」

松平先生は簡単と言うが、俺はできそうにない。まあ、魔力を手先に集める事は可能だが、それで盾の形を作れない可能性が極めて高い。似たような魔術である衣もできなかったのだから。
しかし、ダメ元でもやるしかない。

「で、今組んでもらったペアの一人が魔術を行使し、もう片方が盾で防ぐと言う練習をしてもらいます。」
うん、攻撃魔術も使えないんですよね。本当、どうしよう。

「で、最終的に私の所に来てもらい、私が魔術を放ちますので、それを盾で防いでください。その結果が点数になります。」
と言う事は俺は0点の可能性が高いのか。
もう考えるだけで、鬱になってくるんだけど。

「説明は以上ですが、何か解らない事はありましたか?ないのであれば実習に入ります」
松平先生は回りを見渡すが、質問する人はいなかった。
「ないようですね。では、ペアに別れてください」

松平先生の話が終わり、生徒達はペアと一緒に教室中をバラバラに散らばっていく。
俺とエミリアも丁度良いスペースを見付け、そこで実習をすることにした。

「じゃあ始めよっか?」

「そうだな」

「……」

「……」

声を掛け合い、そして沈黙。

「えっと、翔君分かる?」

「分かりません」
寧ろ、教えて下さい。



「はは、泣けてきた」
松平先生とエミリアにダブルコーチをお願いしたというのに、やっとハンカチサイズの盾が顕現できただけ。

ちなみにエミリアは一発で大盾サイズを顕現しましたとさ。この差は何?
まあ、才能の違いと言うのは解りきっているが……

ともかく彼女は松平先生に合格点を貰い、俺の専属講師に転職した訳だ。

本当、ごめんなさい。

「とにかく顕現できるまでになったんです、自信を持ってください」
と、松平先生は柔らかい笑みを浮かべて言ってくれるのだが……
無理です。

「さあ諦めずにもう一度。唱詠は要りません。盾の質量、形状、範囲、形。それらの情報を術式に組み込んでいくのです」

松平先生に促され、魔力を練る。
次は術式だ。瞼を閉じる。


質量
形状
範囲
性質
顕現時間
属性

理論に基づき、ありとあらゆる情報を術式として組み込む。
それだけでも頭がパニックになりそうだ。
だけど負けるか。術式構築能力が低くても根性で何とかしてやる。
そして、顕現
頼む、発動してくれ。

「あ。凄い、出来てるよ翔君」

……はい?
エミリアの言葉に耳を疑いそうになったが、とりあえず瞼を開ける。

すると真っ先に、マンホールのような半透明の薄い円盤が目に入った。

「お、おぉ……」
出来ちゃったよ、うん。
いやエミリア達からすれば当たり前なんだろうけど、それでも俺は嬉しい。

「いや、まだこれで終わりではないですよ。形の固定化は大丈夫のようですが、重要なのは本当に盾としての性質を備えているかです」

「そ、そうですか……」

何でだろうね? 
何か嫌な予感がするよ……

「では僕が魔力弾で坂本君の盾を狙いますから動かないでください」

ポウッと右手にテニスボールほどの球体を顕現し、赤い瞳を細める松平先生。

「いや、いきなりですか!? ちょっと待って頂けたら非常に有り難いんですけど!」

まず手で触ってみるとか、軽く小突いてみるとか色々安全な手段が沢山あると思うんだよ!

「大丈夫です。威力はピッチャーが投げる速度のバスケットボール程度ですから」

待って。それ威力が本気で可笑しい。
下手すれば病院送りになるレベルですよ……

「では」
松平先生は諦めろと言わんばかりに微笑む。
次の瞬間、彼の右手にあった魔力弾が、俺の前に浮かんでいる盾目掛けてすっ飛んできた。

速い。そして怖い。
そんな感想を抱いた瞬間……

「へぶぅ!?」
あ、有り得ない
魔力弾が盾を突き破って顔面に直撃

とても痛い。

と言うか、野球ボールで窓ガラスを割ったような音だったんだけど。

割れたガラスの破片のように床に散らばっている盾の残骸は、空気に溶けるかのように消えていく。

「翔君、大丈夫……って、鼻! 鼻!」
エミリアが慌てながら俺に訴えてくる。
鼻がどうかしたのだろうか?
試しに手を鼻に伸ばしてみると
「うわ……」
べっとりと指先に付着した真っ赤な血。
鼻血だ。

「すみません、大丈夫でしたか? 一応威力は押さえたのですが……」
ポケットティッシュを俺に差し出し、松平先生は続ける。
「保健室……いえ、トイレに行った方が良いでしょう。トイレはこの廊下の先にありますから」

「了解です……」
松平先生に促され、俺はトイレに向かうことにした。両鼻には早くも真っ赤に染まりつつあるティッシュ。

情けないな


胸の内で沸き上がる恥ずかしさに苛まれながら、俺は廊下を歩く。

無人の第三修練室、第四修練室、第五修練室の前を通り、いざトイレへ。

とりあえず、鼻血を何とかしなくては。ティッシュを鼻から抜き、水道の蛇口を捻る。
「止まらん……」
何秒も水で鼻を洗い続けたが、一向に止まる気配すら見せない鼻血。

……

ん? そういや、顔を上に向ければ止まるとかそんな話を聞いたような気がする。

蛇口から流れ出る水を止め、天井を見上げる。その時だった。


「翔護?」


背後……出入口から聞こえた声。
俺のことを『翔護』と呼ぶ人物はこの学校では一人しかいない。
陽平だ。

「何してんだよ? トイレで顔を洗うのが最近の翔護のブームなのか?」

「違う。ただの鼻血だ」

「そっか……失望したぜ、翔護。薄々気付いてたけど、これでむっつりスケベ確定だな、うん」

「俺が一体誰に興奮したってんだ」
金髪で、赤い瞳の女の子とは言いませんよ。残念……って、あ……また墓穴を掘った

「誰に、ねぇ。翔護よ~、オレは『むっつりスケベ確定』としか言ってないんだぜ?」

「……」

「そ、そういや何で陽平はトイレに?」

「さて問題。トイレとは何をする所でしょうか?」

くそ。早くも会話の主導権が陽平に

「はい、時間切れ~。答えは」
陽平はニヤリと怪しく口の端を吊り上げ
「吐くためだ!」

トイレの個室へ猛ダッシュ。

「おい!」

バタン、と豪快な音を立てて閉まる個室のドアに向かって叫んだが、返ってきたのは表現してはいけなさそうな音だった。

陽平、素直に早退した方が良いと思うよ。




「そんな訳だ、翔護。一緒に保健室に行こうぜ?」
と、トイレから出てきた陽平は青ざめた顔で言いながら、俺の肩に手を回す。

「委員長に頼めば良いんじゃないのか? ほら勝手に行くとあれだし」

「ぬっ、冷たいぞ! 別に良いじゃねーかよ、鼻血のついでついで」

もう鼻血は止まっているんですけどね。とにかく、こういうことは先生か委員長に言うべきだと思うんだけど、まあ良いや。


「いや~、すまねぇな。昼休みまで寝て過ごすからまたな」

「顔色は悪いのに元気はあるんだな」

何かもう呆れてしまう。
保健室に着いた途端、ベッド目掛けて駆けて行くもんだから保健室の先生も困っていたというのに。

「そんじゃ、俺は戻るよ。あんまり遅いと皆に心配をかけてしまうし」

「また鼻血出すんじゃねぇぞ」

「誰が出すか。と言うかまた変な誤解してるよな?」

「真面目ぶっても無駄だぜ。オレの中で『翔護=むっつりスケベ』の方式が成り立ってんだからよ」
はっはっはー、と豪快に笑い飛ばす陽平。

本当に数分前に吐いた人物なのだろうか?
元気すぎる。
顔色は悪いけど。

「あ。そうだ、盾の顕現が上手く出来ない翔護に少しアドバイス」

保健室から出ようとした時、後ろから陽平に声を掛けられた。

「ん?」
何で分かった?
……
あ、鼻血が出てたからか。

「あんまり難しく考えんな。だいたいで良いんだよ」

「はい?」

術式構築能力がヘボい俺でもそんな発言はどうかと思うんだけど

と言うか
「そ、そんだけ?」

「おう、そんだけ」

「いや他にアドバイス的なのは?」

「ガッツだ」

……

要するに根性論じゃないか。出来る人はそれで通じるかも知れないが、俺みたいに出来ない人間は、無理な理論なんだよ。

「んじゃ、行ってこい。影ながら応援させてもらうぜ」

「はいはい、お休み」
陽平と言葉を交わし、保健室を後にする。

「何に興奮したかは敢えて言わねーけどさ、また鼻血出すんじゃねーぞ?」
何か後ろから楽しげな声が聞こえた。
保健室の先生に変な目で見られてた気がするが、おそらく気のせいだろう。





「あ。遅かったね翔君」

修練室に戻ると、真っ先にエミリアが声を掛けてきた。

「保健室に行ってたんだ」

「保健室? 何で?」

「あー、えっと……偶然トイレで陽平と出会いまして。何か吐いたっぽいから保健室まで同行してた」

「は、吐いた!?」

「うん」

目を丸くするエミリアに頷いて答える。
いやー、あれには俺もビックリしたよ。

「取り敢えず今、渡瀬君は保健室にいるんですね?」

「あ、はい」

エミリアの後ろからやってきた松平先生に言葉を返す。
「では僕は朝倉先生に伝えに行ってきますから、その間、坂本君はシュターデさんと防御魔術の練習をしていてください」

俺達に言い残した後、松平先生は修練室を出ていく。

「えっと……盾だっけ?」

「そうだけど、まず翔君は衣と肉体強化の魔術を使えるようにならないといけないって思ったの」
強化魔術はまだ先の話だけどね、とエミリアは告げる。

「でも違うことをして大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ。先生に許可もらったからね」

わざわざ俺のために先生に相談してくれていたのか……
お世話になりっぱなしだな。
後で恩を返さないと


「取り敢えず早速始めよ?」

「そ、そうだな。えっと……衣からかな?」

「そうだよ」
とエミリアは笑顔で頷く。

本当、友人に恵まれているよね。





防御魔術において最も応用が利き、理論が理解しやすく術式の構築が簡単な魔術、衣。

試しにやってみたが……
何故か両腕や両足を始めとする局所にしかできない訳で。
理論は分かる。だけど、上手く術式に組み込めれない。

「う~ん……強化魔術の理論と混濁してるのかな? 確かに似てるけど」

エミリアによると強化魔術の基本は足や腕など局所の強化らしい。
まあ、五感の強化は別だが。
ちなみに五感の強化ぐらいなら俺でも出来るから、そう難しくない魔術だね。

「と、とにかく、諦めずに頑張ってみようよ。まだ時間はあるし……」

落ち込む俺の耳に届く、エミリアの声。

だけど、現実は厳しかった。授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。

ちょっと待って。良く考えれば俺の実習の点数はどうなるの?

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