モブ貴族は我が道を行く。

シュリ

完璧貴族、親友貴族に会う

一方、レオンも悩んでいた。
アリシアと結婚したはいいものの、
アリシアは自分のことをどう思っているのかレオンは知らない。
確かめようにも、好きじゃないと言われたら?
レオンが悩み始めてから既に2年。レオンだって、アリシアとイチャイチャしたい。
そんなとき、レオンのもとにある招待状が届いた。
それは、フラムの婚約者であり、親友の屋敷への招待だった。

夜、レオンは、親友であるラック·ヴィトンの屋敷にいた。
レオン「突然どうしたんだ?」
ラック「いや?親友の夫婦仲が悪いと聞いたら、相談にのらなきゃなと思って」
レオン「…実は、…」
ラック「つまり、アリシアちゃんと商家との政略結婚を止めたものの、
    アリシアの気持ちが分からなくて手を出せないと?」
レオン「情けない話だが…」
ラック「いや、お前らしくていいじゃないか。あっ、土産にこれやるよ。
    アリシアちゃんと食えよ。」
レオン「ありがとう。」
その後、帰ったレオンは、久しぶりに夫婦の寝室へ入った。

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