なんか伝説の剣の付喪神になっていたので勇者と供に魔王倒します
6 可愛いは正義
この世界、インカウントロでは今、魔族と人族によって戦火が広がっているらしい。魔王が魔族側を率いて、人族側はこの少女、フィリアの祖父に当たる「大賢者」と呼ばれるなんかスゴイ人が指揮を執っているそうだ。 
この大賢者さん人族最強らしく、フィリアたんよりも断然強いというからマジ死ねる。それって人間かよ。ホント、異世界は広い。 
そして、現在勢力は拮抗している。 
実はこのフィリアたん、人族の中でな五本の指に入るほどの強さを誇っているはずなのだが、大賢者さんに戦争に行くお許しをまだ貰っていないとのこと。 
あえて隠し玉としてとっておいてあるのか、ただ単に自分の孫がかわゆいだけなのか分からんが多分後者だ。 
だってフィリアたん強いのにすんげぇものすっごくかわいいんだもん! 
死なれたら困る。 
大賢者グッジョブ。気が合いそうだぜ。 
だが、それに納得出来なかったフィリアは街を抜け出して、俺が封印されている場所を宝の地図的なやつで探し当てたのだという。 
いけない子だなー。 
そして、俺を連れて魔王を倒しに行こうとしている訳だ。 
別に、魔王を倒しに行くこと自体には異論が無い。
寧ろ、この子に一生ついて行きたいと思ってもいる。かわいいし。 
だが、絶対に死なせたくない。かわいいし。 
その無駄死にを防ぐ為に、俺、この剣とフィリアたんとのコンビネーションを磨いておいて魔王とぶつかり合うまでに万全にしておきたいのだ。 
めっちゃ可愛いし。(3回目) 
死なせたくない。 
「私って、そんなに、可愛くないと、思う、、けど、、、。」 
頬をりんご色に染めながら、モジモジしているフィリア。 
褒められるのに慣れてないのか、可愛いと言われるのに慣れてないのか。 
まあ、どちらでもいい。 
可愛いは正義だ。 
「私、可愛のか、、。 
んんっ。でも、貴方の考えは分かる。私も初めて握った剣で100%、120%の力は出せないもの。」
だよねだよねー。 
とりあえずそこら辺にいる強くないヤツらと戦闘してみたいですー。 
「なら魔獣がいい。魔獣は魔族によって無限に生み出されるもの。あまり良心を呵責しないわ。」 
へぇ。そんな都合の良い生き物が。 
「うん。でも、どうする?街にあるギルドで魔獣討伐の依頼を受ければ簡単に戦えるけど。ここの近くに魔獣の住み着く洞窟がある。そこでもいいと思うよ。」 
やっぱりこの世界にもギルドってあるのかー。 
うーん。悩むなぁ。 
って、イヤイヤイヤ! 
貴方、街ではお尋ね者状態でしたよね!? 
街のギルドなんか行ったら即刻連れ戻されるでしょうに! 
洞窟一択だな! 
「そうだった、、、。なら洞窟、だね。」 
意外とおっちょこちょいなんだなぁ。 
おじさん的にポイント高いぞぉ。うんうん。 
でもさぁ、俺ごと転移できんの? 
この壁に囲まれた場所から。 
「もちろん。任せて。転移は得意。」 
そう肯定するくらいなら大丈夫なのだろう。 
「じゃあ、行くよ。」 
そう告げると、何だか彼女の周りに空気が集まってきているような状態になってなんとも儚げだ。これが俗に言う魔力というやつか。 
おおー、すごい。魔法を使う時ってこんな風になるのか。 
俺も使ってみたいなー。でもまあ、「最高神の加護」もある事だし、いずれ使えるようになるでしょう! 
そして、サイズ大きめのTシャツをはためかせ。 
俺のことをガシッと掴んだまま。 
「ルーラっ!!」 
いやいや、ドラ〇エかよ。 
この大賢者さん人族最強らしく、フィリアたんよりも断然強いというからマジ死ねる。それって人間かよ。ホント、異世界は広い。 
そして、現在勢力は拮抗している。 
実はこのフィリアたん、人族の中でな五本の指に入るほどの強さを誇っているはずなのだが、大賢者さんに戦争に行くお許しをまだ貰っていないとのこと。 
あえて隠し玉としてとっておいてあるのか、ただ単に自分の孫がかわゆいだけなのか分からんが多分後者だ。 
だってフィリアたん強いのにすんげぇものすっごくかわいいんだもん! 
死なれたら困る。 
大賢者グッジョブ。気が合いそうだぜ。 
だが、それに納得出来なかったフィリアは街を抜け出して、俺が封印されている場所を宝の地図的なやつで探し当てたのだという。 
いけない子だなー。 
そして、俺を連れて魔王を倒しに行こうとしている訳だ。 
別に、魔王を倒しに行くこと自体には異論が無い。
寧ろ、この子に一生ついて行きたいと思ってもいる。かわいいし。 
だが、絶対に死なせたくない。かわいいし。 
その無駄死にを防ぐ為に、俺、この剣とフィリアたんとのコンビネーションを磨いておいて魔王とぶつかり合うまでに万全にしておきたいのだ。 
めっちゃ可愛いし。(3回目) 
死なせたくない。 
「私って、そんなに、可愛くないと、思う、、けど、、、。」 
頬をりんご色に染めながら、モジモジしているフィリア。 
褒められるのに慣れてないのか、可愛いと言われるのに慣れてないのか。 
まあ、どちらでもいい。 
可愛いは正義だ。 
「私、可愛のか、、。 
んんっ。でも、貴方の考えは分かる。私も初めて握った剣で100%、120%の力は出せないもの。」
だよねだよねー。 
とりあえずそこら辺にいる強くないヤツらと戦闘してみたいですー。 
「なら魔獣がいい。魔獣は魔族によって無限に生み出されるもの。あまり良心を呵責しないわ。」 
へぇ。そんな都合の良い生き物が。 
「うん。でも、どうする?街にあるギルドで魔獣討伐の依頼を受ければ簡単に戦えるけど。ここの近くに魔獣の住み着く洞窟がある。そこでもいいと思うよ。」 
やっぱりこの世界にもギルドってあるのかー。 
うーん。悩むなぁ。 
って、イヤイヤイヤ! 
貴方、街ではお尋ね者状態でしたよね!? 
街のギルドなんか行ったら即刻連れ戻されるでしょうに! 
洞窟一択だな! 
「そうだった、、、。なら洞窟、だね。」 
意外とおっちょこちょいなんだなぁ。 
おじさん的にポイント高いぞぉ。うんうん。 
でもさぁ、俺ごと転移できんの? 
この壁に囲まれた場所から。 
「もちろん。任せて。転移は得意。」 
そう肯定するくらいなら大丈夫なのだろう。 
「じゃあ、行くよ。」 
そう告げると、何だか彼女の周りに空気が集まってきているような状態になってなんとも儚げだ。これが俗に言う魔力というやつか。 
おおー、すごい。魔法を使う時ってこんな風になるのか。 
俺も使ってみたいなー。でもまあ、「最高神の加護」もある事だし、いずれ使えるようになるでしょう! 
そして、サイズ大きめのTシャツをはためかせ。 
俺のことをガシッと掴んだまま。 
「ルーラっ!!」 
いやいや、ドラ〇エかよ。 
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