猫の私は同性愛者を好きになっちゃいました!?
第5話
んにゃ…あれ、私寝ちゃってた?ん…?ふかふか…ベット?保健室?ええ〜!?なんか大事になってなきゃいいけど…
「あら〜?おきたかしら?」
「あ、えっと…その…」
「ふふっ♪いいのよいいのよ。何かあったのでしょう?」
「えっと…まぁ、はい」
実際は何も無く、眠かっただけとなのだが…
「そ・れ・よ・り!」
「は、はい…」
なにか狂気を感じる…嫌な予感だ。
「あなたって…俗に言う『猫化症候群』よね?」
「は、はい…」
「えっと…見た目変わったから一瞬わからなかったけど明日花ちゃんよね?」
「えっ!?分かるんですか!?」
ピタリと言い当てられた。凄い…
どこで分かったんだろ?
「えっと…どこで分かったんですか?」
率直な質問をぶつける。
そうしたら先生はふふ♪
と笑みを浮かべてからこういった。
「その喋り方と、声と、幼女オーラ!」
「ひとつおかしいの混ざってますよ!?」
なに!?幼女オーラって!確かに前までは幼女体型ってよく言われてたけど!あ、ちなみに昔は保健室皆勤賞でした。すごく運が悪くて、野球ボールが顔面にヒットしたり自転車に轢かれたりカラスにつつかれたり…そして一年間皆勤賞でした。
「まぁ…本当は保健室に来る人なんて明日花ちゃんぐらいだからね〜…」
それで分かったのか…じゃないよね?それでもわかるの凄すぎるのよね?
「は、はい〜…」
「ふふ♪髪の毛とか真っ白ね〜…尻尾も出てるわよ?」
「え?」
あっ、尻尾出てた…
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