これが我が一族の能力【鎌倉時代編】

葉月櫂斗

日常生活-4

早めに寝た私は夜中に目を覚ました。




喉が乾いたから、キッチンへ向かう。


いつからかな?
家に帰ってこなくなったのは考えても仕方ない。



「早く大人になりたいっー!」


私がそう叫ぶと、変な声が聞こえる。




『ナラバ、コチラガワニクルカ?』
「えっ?」



警戒し、部屋中の気配を探る。
でも、なかなかさがせない。
あの足音が私に近づいてくる。



私がやめて、来るなと念じる。
何かが私に触れようとしたその時。



バチッ



「うっぐっぐぅ……」
「貴様っ!この女になにようだ!?人……ではないな」


するとそれは、去り際にいう。


『はははっついに見つけたぞ。
あやつの後継者よ。
我はお主たちは許しはせぬ。
はははっ』


そう言って去って行った。

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