天使の力を授かった僕は、勇者よりも強いんですが…

かふ

16話 百花繚乱

戦闘は、続き中々の抗戦がになっていた

「イヴェル様、予想以上にスキャンテラの体力数値が下がっています」

「安心しろギエル、強化魔法を少し
かける…
鎧装・【氷】
(アーマード・ジ・アイス)」

パキパキパキ…ピキーン

スキャンテラの全身を氷が覆い、
瞬く間に消えたように見えたが
それは鎧装(アーマード)が適合した印だ。一瞬の事だったので、皆
気づかなかった

そして鎧装(アーマード)されてる
とも知らずに…

「ちっ、まだ斃らねーのかよ
しぶてーな!…」
ヒュンッ…ジャキンキキキキン
放たれた矢は奴の体を滑るように
受け流され弾かれた

「?!…弾かれた?」
おかしい、今まで斬撃が効いていたのに、どうしてだ…

「ガシャン…ガシャン…ピシシシ…
ギギギガシャン」
脚を複数失いながらも猛攻を奮い続けた。
ボォォォォ…ゴォォォォ
辺りを焼いて行く

「クソ、炎の勢いが止まらない」
戦士達からも苦戦の声が上がっている

そんな中

「一点集中…くらえ!
天龍撃(ドラベルクヘブン」
ドガァン…バァギイバギキキ…
騒音が響く

シュウウウウ…
煙が辺りを包んだ

「お、やったんじゃねえか?」
期待の声が多数した

「ラルト、さっき俺が攻撃した時も思ったんだが…」

「うん、何か僕らの攻撃か効かなくなってるよね…鎧を纏ってるみたいな…」

少しして煙がひき、やつが姿を表した

ボォォォォ…ゴォォォォ

再び炎が上がる

「死んで無かったのかよ」
期待の声が残念そうな声に一気に
変わった

「多分、俺的に何らかの強化魔法を
自分にかけたんだと思う…けど
それじゃおかしいんだよ」

「何が?」

「奴はあくまで殺戮兵器、自分の意思で攻撃は出来るが自分自身を強化したなんて例が過去に無いんだ」

「じゃあ、考えられるとしたら
誰かに…操られてる?」

「まぁ、まだ確信はもてねーが…
うーん…困ったな」

皆が苦戦する中屈しない者がいた
「皆の者!こんなのに屈するな
所詮は火を噴く蜘蛛だ!」

そう彼女はセイラだ

「セイラさんそんな事言われましても…流石に強すぎます」
部下の1人が呟く

「はぁ、仕方がない見せてやろう!
私の本気を!」
すると彼女は鞘にしまってある剣
を引き抜かず、その状態で構え…

「受けてみろ!鋼蜘蛛よ!」
魔剣術:【百花繚乱】
シュイーン…チャキ…チャキ…チャキ…キン
花形の魔法陣が複数空中に浮かび上がった…それを斬ることにより
衝撃波が生まれ、奴を切り刻んだ

「見たか!我の必殺技、どうだ」
その攻撃は奴の鎧装を突破し
本体に当たった

バァギイバギキキ…ピシシシ…

雪崩込むように木々へと奴が倒れる

「セイラさんの攻撃が効いた」

「そう。見たいだな」

僕とクロノは顔を見合わせて言った

そして奴はそのまま動きを停止した

「やったーこれで町は救われたぞー」
歓声が上がった

「イヴェル様、殺られてしまいました…」

「まぁ、少しは楽しませて貰った、
ここからは我が出向く迄…
ギエル、移動だ…」

「畏まりました…」
空間が歪み辺りの景色が変わった
【蝕:空間転移】

「ん?誰だ彼奴」

「確かに誰だろう」

僕らは疑問に思ったすると…


「アイシクル・ストーム(氷柱の嵐)」
淡々と詠唱し…すると
空から氷柱が数百個出現し
渦巻き上に風が吹き、辺りを串刺しにした…それは地獄絵図だった

「…!!」
この場にいる全員言葉を失った


「皆様、ご機嫌」
イヴェルはうっすらと微笑んだ










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