魔導技巧士の生産活動

ttmon

どうやら、規格外判定されそうです

「方針は決まったようなので、もうすぐ野宿予定の場所に着きます。止まったら付いてきて下さいね」

自分の胸の辺りで手を合わせつつ、少し体全体を傾ける仕草を笑みを隠さずに行う姿は、自分が、行った作戦が上手くいったことで機嫌がとても良くなっていることを用意に語っていた。

俺は、呆れつつもガルド達と同じように頷き苦笑いをしてしまった。


「────────各自で自炊してください。予定通り明日には遺跡に到着しますので調査自体は明後日からになります。では、解散」

ネコ美さんの発言から20前後で馬車が停車して俺達は彼女の後に続いて野宿予定の広場の中央に集まると今日明日の作業に進捗の報告をして解散となった。

さてさて、他の人達はテントの設置や飯の準備で森の中に向かっていっているが、俺はどうしようか?
テントを設置するだけだからなぁ。

「ルナちゃん、私達はあそこにテントとか準備して食料探しとかしようと思うけど、一緒どうかしら?」
「そうですね。私は、テントの設置だけなので手伝いますよ」
「ん?・・ガルド達は既に行ってるから行くよ」

あぁ、理解できてないぁ、完全に間があったし・・・・・いいか。

「ルナちゃん誘ってきたよ」
「おぅ、テントの設置一人だと大変だから手伝おう」
「そうだな」

組立式じゃ既に無くなってて魔力送ればいいだけだからめっちゃ、申し訳ないと思ってしまうけど。

「大丈夫ですよ。・・“ボンッ”・・ほら」
「「・・・・」」

全員にジト眼で見られて居心地が悪くなったのでテントの中に避難したが、すぐに入り口が開きシズクさんが顔を覗かせてきた。

「なんでテントが魔道具化し・・・・って広っ」
「どうした。シズっ・・・・・」
「えっと、魔技持ってるので」

呆れられた。他のメンバーも何事かと来てため息つかれたよ。
ここは、食べ物で誤魔化すしかない、手遅れだと思うけど。

「あの、食事一緒にとりますか?今から作ろうと思ってたので」
「・・・・あぁ、そうだな」
「食材とってくるね」
「薪なる枝を探してくる」

俺の食事の誘いに賛同し、シズクさんとドリュ豚さんが動き出そうとしたので止めることにする。材料はあるし、キッチンもあるから。

「大丈夫です。キッチンがあるので薪はいりませんよ、ドリュ豚さん。シズクさんも材料はあるので・・・・ガルドさんは、なぜ悟ってるんですか。あと、中に入ってください」


「うめぇ」
「ほんとだね」

食事の準備が終わり、皆無言で食べていたが、ドリュ豚さんが溢した感想にシズクさんが同意してこちらをみてきた。

「ねぇ、ルナちゃん、魔技ってこういうものを作ることが得意なの」
「まぁ、正確には違いますが、魔道具に精通しています」
「売ろうとは思わないのか?」
「売るつもりはありません。ポーションで学びましたので」
「「・・・・・」」
「・・・・露天とか」
「それは、最初にやってやられたから店売りにルナはしていたんだ」
「・・・・」

やっぱり、有名何だな。ポーション売らなくなった原因って

「内容事態は運営が発表したことだぞ。
余りにも多いプレイヤーの問い合わせがあったとGMはこたえていたぞ。まぁ、内容聞いても文句を言うやつがいたが、結局、文句を言っていたやつは同じようなことをしていたんだ奴でNPCからも拒絶されてゲーム自体を辞めたようだが」
「そうなんですね・・・・」

てっきり、ヤクミ辺りが言ったのかと思い、ガルドを見たら察して答えてくれた。

「ヤクミとルナのホームを荒らした連中はルールを逸脱した行動と判断されてアカウントの削除と一部がチートツールを使っていることもわかって裁判沙汰になってるらしいぞ」
「「えっ」」

俺とシズクさんがガルドの言葉に驚くなか、俺も疑問に思っていたことをドリュ豚がガルドに質問していた。

「ガルド、なんでオメェそんなに詳しいんだ」
「ルナ、運営の通知も含めて拒否設定にしただろ。それでGMが何の連絡もせずに会うのは規則で出来ないから当事者にもなる俺に機会があれば、という事で教えてくれたんだよ」
「ん?、プレイヤーからの通知は拒否にしましたが、運営の通知までしてませんよ?」
「ルナ、通知の設定で受信を受け取らないにしてないか?プレイヤーのみはその設定の詳細設定からだぞ」
「えっと、あっ、変えないと」

うぁ、プレイヤーからのメール受信かと思ってたら他の通知も含まれてた。急いで設定し直さないと。

「・・・・ふう、まぁ、まだゲームをプレイしていて良かったよ。あれらが原因で辞めたかと思ってたからな」
「辞めませんよ。まだ、やれてないことの方が多いのに」

色々とあったから隠れて行動してたから辞めたと思われてたのか。
心配してくれてたんだな。

「シズク、シズク」
「何?ドリュ豚」
「あの二人いい雰囲気に見えると思わないか?」
「そうだねぇ、夫婦?」
「「いった~」」
「馬鹿、言うな。はぁ、ルナ食事はありがとな。自分達のテントに戻るわ」
「おう、そうだな。また明日な」
「じゃね~」
「・・・・はい」

冗談だと分かってても恥ずかしい、うぅぅ、
使った食器わ洗浄機に入れてそのままベッドへとダイブして眠る。精神的に疲れたよ。

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