魔導技巧士の生産活動

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マイホーム!マイエリア!

資料を漁ること30分程で修理に使えるレシピが見つかった。

魔灯石 = 魔石 + 輝鉱石
    魔石に輝鉱石の光る特性を付加した魔力を流すと光る石。

補修キット = 粘着液 + 木材 + インゴット
    ひび割れや補強のさいに役立つ道具一式。

扉ータイプ1 = インゴット + 強化木材
     強度を上げた強化扉。

うむ、持っていない物が多いな。
残ってるポーションを店で安くても良いから売って採取じゃ取れない素材は買おうか。
家を出て、来た道を戻り大通りへと向かう。


「2万Gになるよ」
「えっ」

味付きのポーションを各10本の30本を雑貨屋に持っていき買取をお願いしたらとても高く買い取って貰えたため、少し驚いている。

「ああ、これまで買い取った品のなかでとても良かったから高値で買い取らせてもらったのさ」

なぜ高いのか疑問に思っていると、察してくれて店番のおばさんはお金を渡しながら答えてくれた。
   
「ありがとございます」
「いいよいいよ。また、売りに来てくれたら」
「はい、また、来ます」

高値で買い取ってもらったことに礼を言うと軽く手を振りながら答え、返事して店を出た。
思わぬ収入に喜びつつ素材を買いに露店でない店に向かう。
露店はもう懲り懲りだ。

 商店が立ち並ぶ通りを歩きながら足りなかった素材を買える店を探していると素材屋と書かれた看板の店を見つけたので中へと入ろうと思う。

「いらっしゃい」
「あのぉ、看板の名前通りのお店ですか?」
「合ってるよ。でっ何の素材が欲しいんだ
それとも、売りにきたのか。素材なら大抵の物は買い取れるぜ」

俺は、厳つい格好をした男の店員に看板通りの素材専門店なのか少し心配になり質問するとにかッと笑って答えてくれたので欲しい素材を書いたメモ用紙を取り出して渡す。

「すまねぇ、インゴット系の何だが鉱石が無くてな。今は品として無いんだ。他の品は有るから持ってくるよ」

インゴットはないのかぁ、あっでも鉱石は持ってるからインゴットに出来ないか聞いてみようかな。
鉱石を持っていたことを思い出して数を確認しようとアイテムボックスの中を確認する。

・鉄鉱石 品質 5 ×20

これくらいあれば必要な数のインゴットは作れるよね。

「待たせた、これで合ってるか確認してくれ」

カウンターの上に置かれた素材を確認しながらさっき思ったことを聞いてみる

「えっと、鉱石が有ればインゴットにしてもらえますか?
まだ、作り方を知らなくて」

「数は必要なたができるぞ。後作成費で200G貰うが見せてくれ 」
「はい」
「・・・」

足りなかったのかな、見せるために持ってるから鉄鉱石を全部出したのんだけど。
黙り込んだ店員が気になるがまずは、さっき持ってきてもらった品の確認に入る。

・粘着剤 品質 3×5
・強化木材 品質 3×10
・輝鉱石 品質 2×3

思っていた以上に品質が低い・・もしかしてこれが原因?
恐る恐る顔を上げると待ってましたとばかりに喋り出す。

「こ、これは、どこで?」
「拾いました。草原の石ころから、・・・・です」

鬼気迫る迫力に素直に答えてしまう自分悲しいが、店員さんは一瞬、睨むように考えるように目を細めたが直ぐにやめて、謝ってきた。

「おっと、すまねぇ。
無理矢理に聞いちまったな。
詫びとしてインゴットはタダでやるよ。
あぁあと、さっき持ってきた素材は5000Gになる」
「分かりました。どうぞ」
「ちょうどだな。
直ぐにインゴットに加工してくるから少し待っててくれ」

輝鉱石が一番高かったが問題なく払えるためお金を渡すと店員さんはお金を受け取ってカウンターに乗せている鉄鉱石20個を持ち奥へと行った。

インゴットができるまでの間、商品棚に並ぶ素材を見て時間潰しをしているが、品質が5以上の物がない。
良くて4の治癒草があっただけだ。

プレイヤー相手だと確実に騒ぎになるよな・・・・NPCの店で良かった。

「安心してるとこ悪いがプレイヤーの店だぞここは、あと俺が開いた店だ 。
さっき呟いていた内容は間違いなく騒ぎになるな」
「はぅ」

まさかのプレイヤーの開いてる店だったよ。
ど、どうしよ~。

「あぁ、隠してるようだから言わねえよ。
ほれっ、受け取れ」

嘘だと思われてる。
通常だとどんな感じなんだろう?

「石ころからの鑑定だと取れないんですか?」
「いや、鉄鉱石等は取れるが、品質が1とか2が良く取れて高くても3だ、な・・・・さっきのは、本当なんだな」

俺のした質問で察した店員、いや店長さんのガルドさんは、額に手を当ててため息を吐いた。
やっぱり、ステータスの内容はヤバイ数値になるなぁ~。

「あまり他人に話さないようにしとけよ。
面倒ごとに巻き込まれたくないなら」
「そうします」

返事を返して俺は店を出ようとすると背後からガルドが話し掛けてきた。

「何か、手に入ればうちに売ってくれよ
素材以外も買いとるからよ」

うん、ここなら大丈夫だろうしまた、来ようかな。
返事の代わりに頭を下げて隠しエリアへと向かう。
マイホームが入手できたら一回呼んでみてもいいよね。
ガルドさんいい人のようだし。


家に着いた俺は、カビウスの小道具キットを出して『魔灯石』『補修キット』『扉ータイプ1』を作成し、該当箇所の邪魔な物を解体し足りして修理していく。

潰えた技術を受け継ぐ者へ   クリア達成
         工房の機能を復活させること
              灯りの修理(4/4)
              水路の破損修理(5/5)
              扉の修理(1/1)
         報酬 所有権 

おお、クエストの進捗更新があり、所有権?なるものが手に入った。
確認してみようかな、バックの中を見てみると『所有権』という名の用紙があったので内容を確認してみる。

・所有権
    使用することにより以下のモノが譲渡され所有できる。
      1.家と土地の所有権限
      2.エリア内に残されている資料などのアイテムの所有権限

予想はしてたけど土地も貰えるとは、直ぐに使おう。

《シークレットクエストが達成されました》

しようと同時に聞こえたメッセージと共に鑑定してみるとこの隠しエリア全体の所有者が俺に
なった。

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