神王のスローライフまで
第5章第7話 近況報告!
全役員会議が終了してから半年がたった。
半年の間に世間に新たな事が次々と起きた。
まず最初に
俺達クラスメイト達はこことは別の世界に飛んでいたと世界に公表。
存在しないと言われた魔法を披露し、一葉財閥が現在の国の情勢ではクラスメイトの安全を保障出来かねないとして保護を宣言した。
また、魔法の概念の研究論は世界に無償で公表することにしている。
いくつかの国がクラスメイト達を強奪しようと動いたが魔法と財閥のありとあらゆる物を使って撃退した。
撃退したおかげか、半年もたつとさすがに無謀だと考え方を変えたのか襲撃してくることは減った。
ただ、一番厳しかったのがやはり7大国だった。
何より練度が段違いであり、襲ってきた人数が桁違いであった。
また、他国からの圧力で自衛隊が動かなく、自力で防衛する羽目になり。
そこに追い討ちをかけるように自衛隊が敵となって襲ってきたのである。
クラスメイト達の活力が崖から落ちるほどの勢いで下がった。
前までならば、国や親が守ってくれていたのに別世界から帰ってきたとたん、守ってくれなくなったのである。
絶望的な状態に陥った。
防衛方法も敵側に漏れそれに同じ人同士、さらに同じ民族で殺さないと行けない。
そこで彼らを救ったのは華楓の使う魔法の存在だった。
華楓が結界魔法を利用し強固な結界を構築。
さらに魔法で敵対者に向けて強力な電磁波を結界外から放ち心臓にダメージを与えた。
心不全になった彼らをそのまま祖国にお返ししてあげた。
彼らは祖国で治療を受けてるのでは無いだろうか?
え?俺の病院ではお断りだよ。
当たり前だろ。
余談になるがある製薬会社が、不老現象を確立、学会で発表し、50%まで完了したそうだ。
龍一達がもとの世界に帰還してからリルとカレンの世界は早くも一週間が経過した。
「はぁ、もう一週間ですか」
龍一は急に消えてしまった。
いや、消えたわけでは無いのだか、行動力が大きすぎるだけだ。
「ほらほら、手を動かして後一月すれば一度戻って来るのでしょう」
「そうですけど......」
いま、この部屋にはリルとカレンの二人だけだ。
一週間前に龍一達がこの世界から去っていった
二人がため息を吐いたその時
「おい、そこまで落ち込むなよ。」
「龍一!」
「お帰りなさい」
部屋の扉が開いて龍一が帰ってきていた
コメント
ほんしんとう25
色んな展開があってとても面白いです!続きが読みたい!