神王のスローライフまで

グランアース

第5章第6話  動き始める日本



日本民主国早朝

8月25日に学園生徒の1クラスが光に包まれて失踪してから2年もの月日が流れた。

この頃になると世間はこの事件を忘れていくはずであった。
事件当時と比べて下火になったが日本最大企業であり、世界中の中でもトップクラスに入るものの最高責任者もこの事件の被害者である。
だからこそこの、一葉財閥の次の責任者を決める時期が迫ってきたのである。

その責任者は本家の血族を所有する者であり、実力があるもの。

たった、一言のみ存在するこの言葉により世界はこぞってこの血が流れる人物を押し始めた。
最終選考に入ったこの日、事件が、日本が、世界が動き始める。









龍一達は、転移で学校の屋上ではなくテレビ局の放映中スタジオに転移した。

向こうの世界の服装でだ。
そこから、スタジオ内に入り込みカメラに向かって一言。

「選考は終わりだ。今から1時間後に代表取締総会を始める」

そして、テレビ局は謝罪を求めるがそれさえ行う暇がなくなってしまった。


《最高責任者が帰宅なされました。これより2時間後に全役員総会を始めます》

一葉財閥のAIが声明を発表した。







「ちょっとりゅうくん、大丈夫なの!?」

テレビ局のスタジオから出ての一言だった。
2年ぶりだから覚えていないのかこのテレビ局は家の系列だ。

クラスメイトはあの後全員家に返した。
いつまでもいたら困るしね。
この後の会議でクラスメイト全員の家に警備隊を送るよう指示を出す。

あと、この家を継ごうと名乗り出た人は後で収集をかけておくか。

「大丈夫だって、それに家の力をなめてもらったり困るよ。
せっかく、向こうに二人とも残してきたんだし。あっちの準備が整う前にこっちも終わらせないと。」

そのためにも、最初はこの国の基盤でも立てたいところだが
まぁ、厳しいだろうな


「龍一様、お時間です。」


さあ、始めるぞ









「まず、ご報告を」

司会者が長い挨拶をした後、状況報告が始まる

「はい、それでは最初に我が一葉財閥の後継者の選びを停止しました。
それにともない、犬が鳴き始めした。」

その報告と共に俺は首を動かす。

「次に各国の国家元首から招待状が」

うん?
いちいち招待状なんてめんどくさいことしやがって。

「どこからだ」

「G20からの連名です」

なるほど
めんどくせぇ

何時だよそれ
半年後?
そんなのあわてて送ってきただけだろ。
はぁ、まあいいや。
ちょっと俺も言いたいことがあったし。

「そして、帰還されたクラスメイト達と家族を全員保護いたしました。」

保護出来たのか
まぁ、保護された理由はすぐに明らかになるだろうな。

会議が終了した。
会議は問題なくスムーズに進んでいった。


懸念していたことが一つ失くなった。
次の行動には、直接俺達は関われない。


ただ、今、この瞬間に行って起きたいことがある。
このタイミングを逃せば、もう機会はやってこないだろう。
だから俺はある重大な発表をすることにした。




《一葉グループ、ヨーロッパのオーストリアとハンガリーに進出》

その新聞が書かれたものがこの世界に出回るなか俺はさらに、強固にするために保険を作ることにした。


「日本等の七大国の中央に仲間を作れ」










その頃異世界では、新たな事業が動き始めた。


「帝国の名において、本日、国営中央銀行を開設します。
また、銀行開設に伴い、商業ギルドの管轄を国が全てを継承します。」

この世界に残ったリルとカレン達は、龍一に頼まれた、新たな国のステップを踏んでもらうための政策を行っていた

先日、帝国の全地域に住民権を所持しているものは帝国人民権に変更された。
また、帝国の全地域に政府直轄の管理者が配置された。

さらに、最低限の知識は必要だとして帝国人民権を所持している人物の子供であり自身も帝国人民権を所持しているならば無償で中等部まで学べるようになった。
施設は未だに足りていないが、数年も経てば解決するとされた。

また、この施設を作るために惜しみ無く国庫から資金を提供し国の経済を全力で回し始めた。

龍一達の世界で行われている行動に異世界では着々と進められていた。





























えー、
えーっと、

読者の皆さんお久しぶりです。
作者のグランアースです。

この2ヶ月もの間、期間が空いてしまったことはすみませんでした。

別に2ヶ月もの間忘れていた訳ではありません。

ただ今日の帰宅中、電車に揺られながら今出したら次は出来るだけ短いスパンで更新出来るのでは?
と、思ったからです。

これからも作者自身が、まだまだ続けていくつもりなのでよろしくお願いします。




ここからは作者自身の近辺で起こった話です。
これを読まないと話が分からないということではないので、この話を閉じて頂いて結構です。

では、始めにウイルスについて

始めはマスクを着ける事が嫌いであったにも関わらず最近ではマスクをつけっぱなしにすることが増えてきました。
ようやく、作者自身もこの世間を騒がしているものに慣れてきたものです。

次に、新たな環境について

新たな環境といっても行動範囲が物凄く増えたことです。
10人くらいの友達と地方の中心部に行ったことなんですけど、人が凄かったです。
人混みに紛れる本当の意味を実感しました。

また、普通にナンパされてたし。友達が
驚きましたね。本の世界だけだと思い込んでましたよ。
未だにナンパ野郎がおるなんて。


最後に、最近はまったことについて

最近また、読書時間が増えて新たな本を読んでたんですよ。
それはもういろいろと。
ミステリーから恋愛やらライトノベルやらで。
ちなみにわたし、いまライトノベルの竜王を読んでます。

あと、絵を最近模写するようになりました。
ただ、黒一色だけでなおかつシャーペンですけど。
それをやり始めたのか最近動画アプリでイラストレーターを見るんですよね。
書いてるのを見てすごっ!としか出ませんでしたね。
ほんと、語彙力が無くなるってこういうことなんだと思いましたね。


そんなところかな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、書きたくなったら書くかもしれない。
では!











































オレノトナリデ、シカモデンシャノナカデ、キセイガカカルホドノイチャイチャハ

やめろおおおぉぉぉぉ!!!!!!
                  

コメント

  • 安息香酸

    最後の作者さん自身のお話も面白かったです。
    続き、楽しみにしてます。

    0
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