神王のスローライフまで
第5章第1話 富国強兵
イヤー、久し振りの連続投稿。
まぁ、のんびり投稿していくけどそろそろネタが切れないように羽休めするためのストーリーを書こうと思ってます。
勿論、このストーリーはまだまだ続きます。
実際、作者もどのくらい掛かってしまうのか分かってません。
取り敢えず、これからもこの作品と末永くお付き合いください。
ようやく、新たな首都が完成した。
首都には上下水を完全に配備。
城壁は、大きく分けて4つ存在しており。
一つは、軍事、司法、財政そして政治を行う中枢部をぐるりと囲っている。
二つ目は、商業区を囲っている。
ここには、市場や商店、ギルドがある
三つ目は、住居区を囲っている。
ここに、さまざまな人たちのすみかがある。
ただし、国の中枢部に関わっている人物は一つ目に住居がある。
では、4つ目は何を囲っているのか。
それは、農業区だ。
城壁の中に農園があり例え包囲されたとしても食糧は運び込まれなくても大丈夫になっている。
また、一つ目の区域内に湧水が数十ほどあり、そこから全方位に向けて流す川となり流れ出ている。
これほどの設備を作るのに十数年はかかるが、龍一の持っている膨大な魔力で国のお抱えである魔術師や魔法使いを永遠と回復させながら治水を行ったため早い期間で終了した。
完成した日は、丁度ルイン公爵が行方不明になってから一年半たった頃である。
そして、国教も変更されることになった。
宗教の最高神は元々一番上にいた二人から生まれた子供となった。
元々あった宗教の派生したものである。
そして、龍一がその子供の子孫である。という謎の儀式が行われて初代皇帝として就いた。
后妃は、華楓、リル、カレンの三人である。
「で、俺達が持っていた財産は全て皇室財産となった。」
と、華楓達に話していた。
丁度、一通り終わり新しく出来たマイルームでお茶会っぽい事をしていた。
「りゅうくん、誰と話してるの?」
「ほんと!たまに誰もいない方向に向かって話すんですもの。」
と二人に呆れられた。
「まぁまぁ、それより軍事の事を話さないでよろしいのですか?
そこに龍一だけが見えている人物がいるんでしょう?」
リルには、その話を催促された。
「ええー、このはなし華楓達に話してたのに。どれだけ自分が大変だったのかっていうのを理解してもらうために。」
「りゅうくんは、魔力を使っただけでしょ。途中から何か違う事をやり始めたし。しかも、私達の方を向いて話してなかったんだよ。そんなの普通は聞いてくれないよ。」
グサッ!
「ま、まぁ な、取り敢えずこれ食べない?
俺が作ったんだけど。」
「「「いいの!ありがとう!」」」
結局、これ以上龍一自身の心にダメージを負いたくないため逃げ、そのままお茶会は終了した。
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