神王のスローライフまで
第4章第14話 戦闘5
今さっき、表紙を見たらお気に入りが800を越えていて、驚きました。
最近、休んでばっかりだったのに...... 
これからも、この作品をよろしくお願いします。
あっ!それと、今回で戦闘が終了します。
「んー、この武器のメリットは色々と形を変えれるけどデメリットってなんだろう?」
「りゅうくんなら、そのデメリットをなくせているんじゃないのかな?」
普通、こういう武器って制御するのが難しくてそれに加えて複数を同時に操作することも至難の技のはず。
それを、なんなくとやり遂げている龍一は、やはり神の王なんだな、と考えさせられる華楓。
(凄いな、りゅうくん...... )
どうしようもなく、自分が離されていくのに不安を持っている華楓。けど、それを読み取られないようにいつも顔を隠している。
華楓は、自分が魔力で剣を創造して龍一と一緒に攻撃出来ていることについてはとても内心喜んでいたがそれでも絶対の領域にいる龍一にどうしても勝てない。
別に、勝てなくても隣で一緒に戦えることが一番良いと思っているのだが今は、この力に加えて魔法も練習しようと意気込みを入れようと考えた。
「さぁ、この武器の初戦だ!」
最初に龍一は、この武器の形を刀に変形して斬りつけた。
一閃ずつ、確かにダメージを与えている。
「аθйаЮβι##!」
それに加えて、華楓も剣を創造して斬りつけるが、全くダメージが入らない。
それを見た龍一が、刀から少しだけ元の球体に戻して華楓の剣に取り付けた。
「りゅうくん!?何かついたけど!」
「俺の武器の、一部だ!それでもう一度斬りつけてみてくれ!」
急すぎて、理解が遅れた華楓だが、直ぐに切り替えて嫉妬の魔王に斬りつけていく。
そうすると
「″°≧*¢£◎ΠΟΚдЫ!!!!」
「やった!ダメージが入ったよ。りゅうくん!」
「やっぱりか。よし、このまま倒してしまうぞ!」
それをみて、キアラは今気づいたのか、龍一よりも華楓のほうが斬りつけている回数が多いことに気づいた。
それに加えて、龍一よりも華楓の方がダメージ量も多いことにも気づいた。
「ЮеЫЯйз...... 」
「よし、弱ってきてるぞ!今のうちに叩き込むぞ!」
「うん!」
龍一が、新武器で先に7回攻撃する。
そのあとに続いて、華楓が5連撃を決めた。
「!!!!!!!!...... 」
嫉妬の魔王は、最後に声すらもでないで空彼方に粒子になって消えていった。
「...... どうやったら、あんな感じに消えていくのだろう?」
と、誰かが声を漏らしたがそれは誰も答えることもなく消えていった。
「やった!りゅうくん、私が、止めを指して倒せたよ!」
「やったな!それにしても、いつの間にか剣を創造して斬りつけていく事ができるようになったんだ?」
「んーとね。りゅうくんと一緒に攻撃をしたい!って思ったら、何故かいつの間にか体が動いてた!」
と、満面の笑みを浮かべる華楓。
それを見て、内心ドキッとする龍一。
こんな華楓の姿をみて、龍一もつられて笑ってしまう。
「それにしてもマスター。その新しい武器はどんな名前にするのですか?」
「えっ?そうだなぁ......。 」
「どうせなら、りゅうくんの名前のリザグラムとエンペラーを使ったら?」
「ええっ?ちょっとダサくないか?」
「なら、言語を変えてみてはどうですか?エンペラーだけでも。」
「ああ、そうか。なら、どうしようかな。ああ!ドイツ語でカイザーにしてもいいな!」
「でも、リザグラムカイザーって長くない?」
「なら、リカイザーにすればいい!」
こうして、龍一の新武器の名前が決まった。名前は、リカイザー。
これか、リカイザーは龍一の相棒として使われるようになる。
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