神王のスローライフまで

グランアース

第4章第12話  戦闘3



さて、まず最初に今思い付いた魔法。

「星天竜魔法 スターストーム」

『新魔法 星天竜魔法が完成しました。』

『新魔法 星天竜魔法は神王のスキルと統合されました。』

『称号 星天竜魔法の母をてにいれました。』

『新たな種族 星天竜が誕生しました。』

『星天竜が配下に加わりました。』

おおうっ!
凄いな。

新しい竜魔法だったからか、新種族が誕生したな。
しかも配下に加わりましたって。
生みの親だからかな?いや、母か

俺、男子なのにお母さんになっちゃったよ。

「GAaaaaa?!」

ってか、新しい魔法の攻撃半端ないな。
竜巻に、もの凄いスピードで小石が赤くなって回ってるよ。

「げっ!あんな魔法だったのに顔だけは無傷かよ。」

「りゅうくん!」

華楓が叫ぶと同時に、腕を振り回してきた。

それを、よけて
それをカウンターで返す!

「せいや!」

『ガキン』

「うおっ!」

何故か、剣が腕に触れる事がなかった。

そのまま、驚いて体制を崩す俺。
それをすかさず、攻撃してくる嫉妬の魔王。

俺は、防戦する他なくなっていた。

「ちっ!」

右、左、上、右、下、斜め右、下、右、上と拳と足が飛んでくる。

それを、剣で防いだり避けたりして応戦する俺。

それを、どうにかして魔法を当てようとする華楓。だけど早すぎて間違えて龍一に当たるか心配...... いや、当たっても龍一はダメージを食らわないから早すぎて当たるかどうか解らないから撃てない華楓。

しばらく、この状態が続いた。

そこで龍一が一気に攻勢を仕掛ける。

自分の神力をケラウノスに精一杯詰め込んで横に一閃。
すると

「Ggaaaaa!!」

嫉妬の魔王を上半身と下半身にわけることが出来た。

しかし

「はぁっ?!」

「えぇっ?!」

二つに別れたのにそこから再生して嫉妬の魔王が2体になってしまった。

「そんなのありかよ!」

ますます、防戦をせざるおえなくなる龍一。
そんな龍一を見つめている華楓には、一切の攻撃がこない。

「くっ!」

剣で防いでも反対から拳が飛んできて、それを防御壁を出して防御するしかない龍一。

魔法を唱える暇もない。

そしてついに

「ぐあっ!」

龍一が競り負け、何度も攻撃をいれられてしまった。

龍一の体全体にダメージが入っていく。
耐性のスキルがあっても一つ一つがとても重い攻撃。

「りゅうくん!」

それを、華楓が止めようとして魔法を撃ちながら斬り込んでくる。

しかし

「きゃぁっ!」

魔力で作られた剣は直ぐに消滅してしまい、返り討ちにあってしまう。

「華楓っ!くそぉ!」

それを見た龍一がさらに強い神力を剣と体に纏って、一体を切りつける。

すると

「$Φ&$ББ$§@*☆£¢☆β」

と、声を挙げ消滅した。

これなら行けると確信した龍一がさらに強い神力をケラウノスに付与して斬りつけるが、相手も今まで見たことのない力を纏ってケラウノスを殴ってきた。

「やあぁぁぁ!」

「☆§Б△§¢●」

両者の、攻撃がぶつかる。

「やあぁぁぁ!!!」

「???!!!!」

龍一が競り勝ち、嫉妬の魔王を斬りつけようとするその時

「ピキッ、パリン」

と、音を出して剣、ケラウノスが壊れてしまった。

「そんな!それなら拳でっ」

と、龍一が打ち出すが、嫉妬の魔王よりもスピードが遅く、嫉妬の魔王に逆に殴り返されてしまった。

ケラウノスは元々龍一の専用武器であったが、それも一時的なものでしばらく使えたが龍一の神力が絶大なため、耐えられなくなり壊れてしまった。

「うぐっ!」

そのまま、飛ばされる龍一。

しかし

「ああーあ。もうケラウノスじゃ龍一の神力に耐えられませんか。」

と、どこからか声が降り注いでくる。

「私が神格化して最初につくって置いて正解でしたね。」

戦闘が一時中断され、嫉妬の魔王は警戒を強めた。

「しかも、私が神格化して成った名前が知識神だなんて、いくらでもいるじゃないですか。」

「ま、まさか。」
「もしかして」

二人とも、この声の正体にようやく気づいた。

「私の名前は、シェツデイ-モア-キアリー。元キアリです。ただいまですね、マスター。いえーーーーーーーーー」












































投稿期間がかなり空いてしまいすみませんでした。ようやく、第4章のメインイベントが始まります。

次は、龍一の新たな武器と名前です。



















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