神王のスローライフまで

グランアース

第4章第4話  アッシュルド帝国相続?



「あぁ、食った食った。」
そう言って俺は、お腹をさする

「もう、りゅうくん食べ過ぎだよ。」

「龍一、いくら何でも食べ過ぎですよ。それに、心なしか王都にいたときよりも食べている気がする。」

「まさか、龍一がそんなに食うなんて、皇家の財政は大丈夫ですわよね...... 」

呆れているのが二人
驚いているのが一人

ちなみに、自分も最近食べる量が増えたような気がする。

それにしても、あのカレンのお父さん。何がしたいんだろう。
完全に、皇位継承権一位のカレンとくっつけようとしてくる。
それに、何故かもう俺が後継者だと伝える遺言書も書いている。(遺言書は、見せて貰った)

未来の俺は、何をしているんだよ

「龍一様」

「は、はい!なんですか?」

扉が急に開いて、メイドが入ってきて驚いた。

「ご主人様がお呼びでございます。それに、皆様もついてきてください。」

何か、俺たちに話してくれることでもあるのだろうか。








そんなことを考えた俺がバカだった。
現在、また酒を飲まされている。

俺は、そろそろ無理...... 見たいな雰囲気を出して逃げようとするが催促して飲まそうとしてくる
俺の体は神体だから、アルコールなどはきかないらしい

華楓達は、カレンのお母さんの部屋に行って会話に花を咲かせているらしい。
いや、まぁ二人で飲んでるんじゃなくて何人かの大臣も交えてなんだけどな。

「それにしても、よく飲みますね。」

「がははっ!このくらいでへこたれるなんてちびっころよ!」

ちなみに、カレンのお父さん。
もう、3升飲んでる。

もう、ザルや酒豪じゃなく底の抜けた升だ。

「して、龍一よ。お主は、何故ここまでワシがやるのかが分からないであろう?」

「!...... はい。全く解りません」

「ワシがここまでやる理由はな、もう近いのじゃよ。それに、子供は娘のカレンしかいない。そんなワシに、最後くらい娘にカッコいいところを見せたいじゃないか。」

その時俺は、カレンのお父さんの笑顔を見てふと思った。

今の笑顔は、嘘だ。
絶対にまだカレンと生きていたいと思っている。

そうじゃないと、そこまで頑張ってやろうとは思わない。
多分、何度も繰り返して寿命を伸ばそうとしたんだと思う。

夜食だって、俺達には歓迎のフルコースだったけど、カレンのお父さんは俺達と似たようで違うフルコースだったことが分かる。
それも、栄養分をしっかりととれるような食べ物ばかり。
その時にどれも神眼で食べ物の栄養素などを見させて貰った
だから、始め見たときは健康を第一に考えているのかと思ったがそうではなかった。

カレンのお父さんは、少しでも長く生きていられるように頑張っているのだと。

カレンのお父さんは、絶対に死にたくないと思っている。
そんなの、自分の時もそうだと思う。

だけど
「そう、ですね...... 」

俺には、そういう返事しかできなかった。

悔しかった、カレンが助けようとしていた人は、もうこんなにも苦しい思いをしていたなんて...... 

「ほら、そろそろ寝ないとヤバイのではないか?カレン達も迎えに来てくれたぞ。」

「えっ?」

「えへへ、来ちゃった。」
「すみません、来てしまいました。」
「あまりにも遅かったので迎えに来ましたわよ!」

3人が、部屋に入ってきた。

「あれ!?あなた!飲み過ぎですよ!こんなに飲んだのなら、1ヶ月お酒禁止です!」

と、怒鳴なれる。
多分、この人がカレンのお母さんなんだろう


結局、その後直ぐにお休みなさいと言い、寝室に戻った。
























































































...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ....... ...... ...... ー大変そうですね。でももう少しの辛抱です。そしたら、私も手伝いますからー...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... ...... 







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