神王のスローライフまで

グランアース

第4章第1話  アッシュルド帝国皇女





第4章スタートです!




「うわぁぁぁぁ!」

「きゃぁぁぁぁ!」

「いやぁぁぁ!」

「落ちてる~!」

ドシンンン!

辺りに、何かが落ちてきたのかがわかるほどの音が鳴った。
それと同時に、鳥が飛んでいく。

「イテテ、ごめんみんな。大丈夫か?」

「大丈夫、りゅうくん。私は、ちょっとだけいたいだけだから。」

「龍一、流石にこの失態はもうしないで欲しいな。」

「ほんとですわ!私はまだ............ 」

「ごめん。」

そう言って、龍一は立ち上がって辺りを見渡してみる。

「景色が変わってないな。」

「りゅうくん、もしかして失敗しちゃったの?」

「いいえ、成功してますわ。この道を真っ直ぐ進むと帝都に出ますわ!」

カレンが興奮している。

「戻って、これたんですわね。待っててください。これからみんなを助けますから。」

両手を握りこぶしにして、渇を入れようとカレンがしたとき

「きゃぁぁぁぁ!だれかぁぁ!」

「姫様あぁぁ!」

「!!!」

「りゅうくん!」

「ああ、向こうから聞こえてきたな。行くぞ!」

龍一達は声がした方向に、向かって走っていく。
だんだんと近づいてくると。
盗賊に、襲われている馬車が有った。

それも、ドレスを着た幼い女の子が盗賊に捕まっている。
その近くで、執事が盗賊に押さえつけられている。
盗賊は、幼い女の子の体を目で見て何処を犯そうかなどを考えているように見える。

「ヤバイ!応戦するぞ!」

「あれは!アッシュルド皇家の紋章!?」

「本当かカレン!それならばなおさら急がないと!」

しかも、その幼い女の子はアッシュルド皇家の人だったりするのだ。

「うおおおぉぉぉ!」

「ぐあぁ!」

近くで見張っていた、盗賊の一人を龍一が切り捨てる。

『アクアジェット』
『ウィンドカッター』

「うわぁぁぁぁ!へぶしっ!」
「へ?」

華楓が放ったアクアジェットに当たった盗賊は近くの木まで飛ばされ、そのまま頭がぶつかった。

リルが放ったウィンドカッターは、その盗賊が自分が死んだと認識できないよう、首をスパッと切られた。

「大丈夫?」

「あ、ありがとう、おねぇちゃん!」

「急いでこっちにおいで!」

カレンは、その幼い女の子を執事とともに戦場から離脱さした。

「これで、最後だ!」

「ぐあぁぁぁぁあ!」

龍一が、最後に残った盗賊を切り捨てた。

その後、女の子が落ち着くのを待ってから話しかけた

「助けてくれて、ありがとう!おねぇちゃん!おにいちゃん!」

「危ないところを助けていただき、ありがとうございます。私、アッシュルド皇家の執事マイマイと申します。
そして、こちらにおられるかたは、アッシュルド帝国第一皇女カレン-フォン-アッシュルドでございます。」














「「「「はああぁぁぁ!!??」」」」
























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