神王のスローライフまで
第3章第29話 王位、皇位継承権
「すみません、ここで話すことではないのですが国王陛下、王太子殿下が亡くなってしまいました。」
急に何を話始めるんだよ。
ほら、リルの顔が少しだけだが暗くなっているじゃないか。
「それで、今回男性が全ていなくなってしまいましたわ。これでラリティア王国の次代国王陛下は、誰になるのです?」
確かに、そうだな。
確か、英国の王族は男性が全て亡くなっていなくなれば長女から王位継承権が与えられたはず。
それと今ラリティア王国は、男性がいない。
後は、3人の王女のみだ。
もし、英国の王族どうりになるとすれば第一王女のアリス王女になるのかな?
「そうですね。過去の事例に会わせると、私の姉のアリス王女になるでしょうが違いますね。多分、龍一が次代国王陛下だと思いますよ。」
「はあっ!おれが!?」
「そうですよ。帰還したら即位式と結婚式ですね♪」
いつの間に話が進んでるんだよ...... 
そういうのは早く説明してくれ。
あれ?
華楓は知ってるのか?
「そうだよりゅうくん。帰ったら王様だよ。私王妃になるんだよ。」
知ってたなこれは。
「いやいや、アリス王女は許したのか!?」
「許してくれましたよ。それどころか龍一に譲ると話していましたし。お兄様も、龍一に託すといってましたしね。」
レオナード王太子も公認してる。
というか、あの人死ぬ気だったのか!?
「託すとっいても、しばらくの間町を預けると話したそうですけどね。」
いや、それは応援してるとかの話じゃないだろ。
「あらら、では私も龍一様に責任をとってもらえるのですから私も王妃になれるのですわね。」
「いやいや、なんで俺が責任を取ることでカレンが俺の妻になるんだよ!」
「あら、一国の王太子が隣国の王女の体を抱き締めたのですわよ。それでもまだいうのですか?」
「何も依存はありません。」
「よろしいですわ。」
くっそぉぉ。
カレンが飛び付いて来たからそれを受け止めただけの話だろうが。
あれをどう俺に対処しろと。
「それに、私以外の皇族は助からないでしょうから必然的にアッシュルド帝国も手に入りますわよ。」
「そんなことを言うなよ!!」
「えっ?」
「何が私以外の皇族は足すからないだ!なんでそんなに諦めるんだ!」
「りゅうくん、それ以上は」
「なんでそんなに最初から諦めてるんだよ!」
しばらく、時間があいた
すると、ラルが
「龍一様、帝都に到着しました。」
「ああ、分かった。今行く。」
そう言って、先に外を出ると
「ここが、帝都?何もないじゃないか!」
そこには。何もない平原が地平線まで続いていた。
「嘘だろ。もう、終わったのか?」
「ごめんなさいですわ...... 龍一。実はもう。帝都は...... 」
そこから、俺の意識は途切れた。
ようやく、まとまりました。
気づいたら12時越えているという。
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