神王のスローライフまで
第3章第23話 王都地下8
「よしっ!これで終わり!」
「やっと終わったー。」
今現在やっとのことで、全員が歩けるようになるまで回復した。
「よしっ!急いで地上に戻るぞ!」
「いや、龍一。どうやって戻るんだよ?」
「そりゃぁ、あそこにある階段から。俺たちはあそこの階段から降りてきたから。」
「はぁぁ!?お前ら、途中でいなくなったと思ったら、飛んでたのかよ。」
呆れる蓮斗
この世界で空などを飛べる人はそう簡単には居ない。
「よしっ!じゃあついてこい!」
何だかんだで、地上に戻ろうとする夕日達と王国騎士の人達
まだ何人かは危ないが、そこは隣の人が見てやる感じで歩いている
さすがに、もう地上に戻らないといけない
結局、長い列に成って移動している。
「しっかしよう、この人数は改めてみるとすごいな。」
「どうしたのよ急に?」
蓮斗と浅川の会話だが段々とフラットになってきている?
まぁ、二人がくっついたらその時でまた祝って挙げよう
龍一は、もし魔王が今来たら、と想定して身構えているが結局上まで登りきっても何かが起きることはなかった。
「おっ!取り敢えず天井に当たったな。ということはここが隠し扉か何かかな?」
龍一は、上に押し上げてみると簡単に外れ地下室に出てきた。
「ゆっくり!」
「ありがとう、龍一。ここは、地下の二回ですかね。多分牢獄の一階上の場所ですかね」
「じゃあここは王城だな。」
「はい、ということで地上に戻ってこれますよ。」
そのリルの声を聞いたとたんに、緊張は一気にほどけた。
その後、全員がその部屋に出てきて王城に出ることが出来た。
一階に上がると、残っていた騎士達がおりどれ程心配していたかなどを聞かされた。
その後、根掘り葉掘り聞かされたが先に光を浴びたいといって外に出させてもらった。
「やったぁ!太陽だ!」
「地上に帰ってきた!」
「暖かい」
等々、外に出たら色々と呟いた。
案外、久し振りに太陽を浴びると何かしら思うことがある。
「龍一様、急いで戻りましょう。」
「ああ、そうだな。すまないんだが、みんなに馬車は」
「ありますよ。」
「ありがとうございます。」
「いえいえ、お疲れでしょうから、帰りは我々が護衛しますのでゆっくりなさって下さい。」
「そうさせてもらうよ」
勇者や、一部の騎士達はこのあとに馬車に入った。
クラスメイトは、馬車に入ったら直ぐに寝落ちした。
自分も寝落ちしたのだが、する前にリルがこんなことを呟いていた。
「龍一、お疲れさま。それと、龍一が邪神を倒したあとでも、私達は永遠に一緒だよ。」
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