神王のスローライフまで

グランアース

第二章第20話  奪還作戦

帰ってから1週間がたった。


俺達は、また同じように訓練に参加していた。
まあ、最初の生活に戻っただけだが


逆に俺は、なにもしていなかった訳じゃない。
まあ、俺が何をしていたのかは置いといて。


取り敢えず、このラリティア王国はどう動いたのかだけど。
まず、ヘルステイン王国は南側と東側が分裂し新たにルステン王国が建国された。
このルステン王国は王政で貴族達はこぞってこの国に参加した。
一方平民はというと、不満を持っている人もいるが賛成派の人も少なからずいるようでこの賛成派がルステン王国の軍隊になったりして反対派の人々を軍隊の力で黙らせて居るらしい。

ただこの国は弱点があって、今までヘルステイン王国の反乱に内通していたと考えられる帝国がこの建国には反対で、支援を打ち切ったと予想される。

この事により、現在ルステン王国の領土は実際ヘルステイン王国の領土となっている。

これは、国際社会で認められておらずヘルステイン王国が沈めることがいつでも可能だ。

まあ、ヘルステイン王国だけではきついこともある。だからヘルステイン王国と合同で攻めようと帝国は打診をしているらしい。

ただ、この合同での話し合いは現在ラリティア王国がヘルステイン王国と同盟に近い友好国である。
なので昨日、ヘルステイン王国の使者が合同で沈めることを提案してきた。

この事にラリティア王国はすぐに参戦することを明確にして返事を出した。


そして今日ヘルステイン王国の使者達は母国に帰国していった。













「このまま、ヘルステイン王国の反乱国ルステン王国を討伐できると思ったのに、なんでだよ!」


現在ルステン王国の討伐隊を編成していており、なおかつ勇者達をも今回の戦争になれてもらうために参加する予定だった。


だが、いつもどうり訓練も終わった後、いつもどうり部屋に戻り、夜食後の談笑を華楓としていてリルが戻ってきたときに国王に呼び出されたから一緒にきてといわれついていったら


面接室にて


「お待ちしていましたわ、勇者様。
私はアッシュルド帝国第一皇女、カレン-アッシュルド-ルガルスですわ。
どうぞ、カレンとお呼びください」


いや、なんで?


「まあ、座れ。」


「は、はい。」

(むっ!なんか危険)

「?どうした華楓、リル?」


「「なんでもない!」」


帝国がなんでここにいるんだ?
しかも使者って、何が起きた?




「単刀直入で、話させていただきます。
アッシュルド帝国はラリティア王国との同盟を望んでいます。」















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コメント

  • グランアース

    先程、3話ほど修正を行いました。

    1
  • 天使と悪魔

    脱字多い。見直した方がいい。でも内容は好き!

    1
  • ノベルバユーザー215753

    高校生なの?成人おめでとう?

    1
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