神王のスローライフまで

グランアース

第二章第4話   始めての平原での野宿 後半

「おい、蓮斗。いつまで固まってるんだ?」

「........................ 」

あっ、ダメだわこりゃ

俺達は、今夜ご飯を食べ終わって寝るまで談笑する時間だが

今回はこの二人がなぜ、森にいたのか話してもらう
いやいや、拷問じゃないよ。
話を聞くだけだから

えっ?夜ご飯の感想?
それは、

ご馳走さまでした。
めっちゃ旨かった。
リルも料理をしていたらしいから、後でお礼いっとこ

「それでは、質問しますが。なぜあの森にいたのですか?」

「先ずは、私達の名前から話そう。
私の名前は、マカルガダ-ヘルステインだ。
ヘルステイン王国の第二王子だ。
そしてこっちが私の妻、アリエアス-ヘルステインだ。」

「「「「「えっ?えー!(ー!)」」」」」

まだ無理なのかよ。蓮斗

「やっぱり...... 」

ん?リルがなんかいってる。

「あれ?じゃあなんでここに王子様がいるんですか?」

「それは、...... 」

「私が話せば大丈夫でしょう。」

「アリス!」

「大丈夫よ、それに私達の命の恩人でもあるんだから。
この事は多言無用です。お願いします」

「わかりました。」

「それでは、.................. 」

あの後、しばらくの間話を聞いていたが。
どうやら、この二人相手の人たちに狙われているそうだ。

あの、黒い集団もその相手の仲間だという

というか、あれが敵のなら捕まえればよかったかな?
嫌、でもキアラは、全員位の低い人で最低限のことしか、話していないそうだ。
これって、次の国王を決める選挙が始まるんじゃね?

マジかよ、完全に即効で問題に物当たってるじゃん。

「ところで、そこの少女よ。どこかで見かけた気がするのだが、名前を教えてくれないか?」

そこって、リルのことか?

「久し振りですわね。マカル様、アリス様。以前は婚約パーティーでお会いしたと思います」

あっ、そっか。リルって王女だから。公務もしてるから面識があったのか!

「すまないが、名前を...... 」

「ああ、すみません。
わたくしの名は、エルダスト-フォン-ラリティアが娘、リルティア-フォン-ラリティアです。」

「ああ!あの国の聖女か!!」

「~~!///」

あっ!照れてる。やっぱり恥ずかしいのかな。聖女のあだ名は。

それから、リルとマカルガダとの話し合いが続いた。







就寝時間では、テントが足りないためテントをパーティーごとにして別れて寝て、残り一つをあの二人に貸した。

久し振りにリルと華楓とラファエルとで寝たけど、やっぱり緊張した。

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