美酒
9 壊れる神経が弾け過ぎた /この男はゾッとする笑みを浮かべた
席を立ち上がると結構解るもんだ。
酔っぱらってる。
酒が血液の中を駆け巡る感覚が解る。
山下「いやぁ、お前と久々に会えて良かったよ!」
綾「んもう、店閉めなんだから最後まで手伝いなさいよ!元黒服!」
山下「え、マジでぇ~面倒臭ぇ~!」
南「マジすか綾チャン!」
僕も便乗する。
山下「俺ら、もうゲロゲローってやつだって!な!南?」
南「ぁあ!ゲロゲロっすよ!」
綾「イイじゃん!アフター奢ってやるからさ。たまには接待しなさい。」
山下「マジっすか!まだアンの?うわ~メンド!」
南「あははは!」
綾「何!人がゴチってやるってんだら大人しくついて来なさいよぉ!」
南「あい(笑)」
山下「何ッ?お前返事してんだよ?そんなん構わないで良いのに。」
南「イイじゃん山下!俺もまだまだ実際呑み足りないからな!」
取り敢えず乗っておくか。
これが僕のいつもの役目だ。
綾「南クン解ってるじゃーん!」
南「ネー!」
綾「ネー!」
山下「おめぇマジ言ってんの?」
山下が僕の顔を疑う。
南「あははは!」
僕は壊れたフリをする。
綾「あ、このグラスあっちに居るボーイに渡して!」
山下「はいはい!解ったよまったく!」
なんとか片づけが終わった様だ。
僕等は小さなジーマを一本づつ渡され廊下に追い出された。
倒れ込む様にして、山下と肩組んでジーマをグイグイ呑んでいた。
そんな僕等には、やっぱり時間が経過するのが早い。
綾「終わったよ!」
南「おーう!おづがでー!」
綾「南クン、かなり出来上がってんね(笑)」
出来上がったフリでもしなきゃ。
南「大丈夫!山下のがヤバイぞ~!おい山下ぁ~!」
山下「グぅ~」
綾「寝てるし!あたしコイツ運んで帰るわ!仕方無いからさ。」
山下「んっ?起きてるよぉ~!」
綾「ホラ酔っぱらい!行くぞ!」
南「綾さんアネさんみたいっすねぇ~!」
•••また山下に取られるんだ。
僕は酔っちゃいけない。
綾「いつもの事でしょうが!コイツ!」
南「まぁな!」
籠「…!愛ちゃん!お疲れ様です。」
南「…あ。」
僕は一瞬で深い海の底から引っ張り上げられてしまった。
籠「こんにちは。籠って言います、宜しくね。」
南「はぁ…。」
綾「ホラ、南君も自己紹介は?」
南「俺は…南って言います…。」
籠「へぇ…南クンかぁ…。可愛いね…。」
この男がにっこりと笑って来たので少しゾッとした。
その瞬間、トンでも無い事を口走る。
籠「愛ちゃんこれからアフター?良かったら僕も入れてよ。家に帰宅しても、どうせ独りぼっちなんだ。」
酔っぱらってる。
酒が血液の中を駆け巡る感覚が解る。
山下「いやぁ、お前と久々に会えて良かったよ!」
綾「んもう、店閉めなんだから最後まで手伝いなさいよ!元黒服!」
山下「え、マジでぇ~面倒臭ぇ~!」
南「マジすか綾チャン!」
僕も便乗する。
山下「俺ら、もうゲロゲローってやつだって!な!南?」
南「ぁあ!ゲロゲロっすよ!」
綾「イイじゃん!アフター奢ってやるからさ。たまには接待しなさい。」
山下「マジっすか!まだアンの?うわ~メンド!」
南「あははは!」
綾「何!人がゴチってやるってんだら大人しくついて来なさいよぉ!」
南「あい(笑)」
山下「何ッ?お前返事してんだよ?そんなん構わないで良いのに。」
南「イイじゃん山下!俺もまだまだ実際呑み足りないからな!」
取り敢えず乗っておくか。
これが僕のいつもの役目だ。
綾「南クン解ってるじゃーん!」
南「ネー!」
綾「ネー!」
山下「おめぇマジ言ってんの?」
山下が僕の顔を疑う。
南「あははは!」
僕は壊れたフリをする。
綾「あ、このグラスあっちに居るボーイに渡して!」
山下「はいはい!解ったよまったく!」
なんとか片づけが終わった様だ。
僕等は小さなジーマを一本づつ渡され廊下に追い出された。
倒れ込む様にして、山下と肩組んでジーマをグイグイ呑んでいた。
そんな僕等には、やっぱり時間が経過するのが早い。
綾「終わったよ!」
南「おーう!おづがでー!」
綾「南クン、かなり出来上がってんね(笑)」
出来上がったフリでもしなきゃ。
南「大丈夫!山下のがヤバイぞ~!おい山下ぁ~!」
山下「グぅ~」
綾「寝てるし!あたしコイツ運んで帰るわ!仕方無いからさ。」
山下「んっ?起きてるよぉ~!」
綾「ホラ酔っぱらい!行くぞ!」
南「綾さんアネさんみたいっすねぇ~!」
•••また山下に取られるんだ。
僕は酔っちゃいけない。
綾「いつもの事でしょうが!コイツ!」
南「まぁな!」
籠「…!愛ちゃん!お疲れ様です。」
南「…あ。」
僕は一瞬で深い海の底から引っ張り上げられてしまった。
籠「こんにちは。籠って言います、宜しくね。」
南「はぁ…。」
綾「ホラ、南君も自己紹介は?」
南「俺は…南って言います…。」
籠「へぇ…南クンかぁ…。可愛いね…。」
この男がにっこりと笑って来たので少しゾッとした。
その瞬間、トンでも無い事を口走る。
籠「愛ちゃんこれからアフター?良かったら僕も入れてよ。家に帰宅しても、どうせ独りぼっちなんだ。」
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