痛々しく甘いチョコレェト

山田 みつき

86 それが出来たなら /僕はね、思ったんだよね。とある事


僕達は、そうと決
まれば支度を始め
た。
その姿はまるで、
何も考える必要の
無い、素直な姿だ
った。

僕は
支度をしてる段階
でもうすでに、嬉
し過ぎて、言葉に
出来ない程にはし
ゃいでいた。

真冬ちゃん
貴女がそうしたい
と考えてくれてい
た事、嬉しく想う


望、愛してるよ。


真冬、やっと僕の
モノになってくれ
るんだね。

そうよ
私は貴男のもの。
二人だけ。

僕と真冬二人だけ


うん、夜は辞める


本当?

本当だよ。

もういいよ。
だってこの為に続
けてたし。

嬉しい。
僕の真冬だね。

ウン。
貴男のだよ。

僕は嬉しくて
ずっと真冬に
抱かれていた。
そして真冬を
きつく
きつく
抱いてね、愛して
るって言ったの。

でも僕は心の中で
少しだけ疑問を覚
えていた。
今までの真冬の中
で一番輝いて、そ
して喜んで心が一
体化した事に…

少し
疑問が
生まれていた。

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