73　誰よりも綺麗 /貴男は決して間違ってない

ホテルで望と、色
々な話をした。
望は、とても優し
い色をしている。

望は私に
救う事を魅せてく
れる。
望が救い上げる、
数々のソレは…
私には見た事が無
いものばかり。
自分を犠牲にして
いる事も自分の幸
せに出来ると言う
事に、私は遠く、
感じる位に眩しい
。

彼の優しさの罪は
とても重い。
それでも彼は、ソ
レを止められず、
そして見て見ぬフ
リが出来ないと言
う事。
それを責めたら、
彼は見失うでしょ
う。
そして自分を責め
るでしょう。

私は貴男を
否定しない。
そして私だけは
貴男の優しさを
解ってる。
誰も認めてくれな
くても、貴男がソ
レを救ったり、救
おうとしたりする
行為に誰もが当た
り前に感じていた
としても私はとて
も魅せられている
と言う事。

貴男はとても
綺麗で美しい。
私は決して貴男を
否定したりしない
。

誰よりも
一番近く、貴男の
純粋さを守りたい。