痛々しく甘いチョコレェト

山田 みつき

10 愛の類(たぐい) /例えばキミを想う気持ち、これが愛じゃないなら何だと言うのだ

私は
人と「付き合う」
とか
「付き合って」
とか
一体何?って感じ。

彼に対しての感情はきっと、そんなものより
はるかに深くて例え様が無い程だ。

本当に馬鹿げてる。
漫画やドラマみたいな話。
あるかっつーのって馬鹿にしてた。

私が一番馬鹿だ。

初めて彼を見た衝動。
人間なんて、勘繰って
愛を確かめ様としたり、疑ったりするでしょ。
キミの目を見た時、不思議と余計な言葉達が不必要と思った。

こう言う事は頭で考える事じゃない。

触れたくて抱きしめたいの。

そう•••
本能的に疼く。

出逢ったばかりの
小さなキミに抱く
私の感情は
他人には、到底理解らないだろうね。

けど、この感情が愛じゃないとか言うなら
一体何と呼ぶのだろう。

確かに感じる
確実な衝動。

―そう
『夢の男』。
やっと触れる事が出来た。

私は
夢じゃないと信じていた。

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