夢のまた夢が現実化してチート妖怪になりました。

ゼロミュート

正体

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そらる視点

また国王から指令が来た

なにやら隣国からモンスターが大量にこの国に向かっているから退治して欲しいとのこと
最近この手の依頼が多い
まぁ仕方ないかこの国経済発展が進んでいる国で周りの国のほとんどがモンスターに埋め尽くされているからなぁ
luz「んじゃぁ、各自準備をしてきて、5分後には出発するからね」

一同「YES,secondary leader.」


はぁ…じゃぁぱぱっと魔法玉150個作るか

ん?

そ「零華?」

零「その声…そらるさんですか?」

そ「あ~この姿じゃ初めてか、言い忘れてたけどここの館にいるもの全員妖怪だよ」

零「…妖怪………」

そ「うん、いろいろ話したいけど今急いでるから帰ってきたらね」

零「うん…」



そう言って俺は部屋に戻り炎・氷・雷・嵐・闇の魔法玉をそれぞれ30個作って
ロビーへと戻った



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零華視点


luz「んじゃぁ行くよ~」

天「零華、僕らがいない間この館のことよろしくね。」

零「うん、気をつけてね…」


屋敷から出たらみんな瞬間移動や飛行などで遠くへと消えてしまった



なんだろう……胸騒ぎがする


とてつもなく嫌な予感がして私は戦闘準備をし、杖と魔導書と剣を持ち、飛行可能の魔法陣に乗ってみんなが言ったはずであろう場所へと向かった





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そらる視点

俺らは各自目的地へと向かった
俺は魔法で空飛べるけど高所恐怖症なので
妖怪の能力で元々ある瞬間移動で目的地へと向かった


ギャァコォォォォ

……北に3匹

そ「…!雷光!!」

ギリギリビッシャァァァァン


雷の玉残り13個


96「……今のそらるんの雷光か?」

そ「あぁそうだよ、!!96!南西に2体!」

96「闇玉投げろ!」

そ「闇霧!」

シューー

96「その目玉もらいぃ!」

シャッ  シャッ   ビシーーーン

96「ふぅー、この目闇鍋に使える」

う「そらるさん!こっちにゴブリン大量発生!」

そ「!!うらたくん下がって!氷山拘束!」


パリパリッ  ビシンッ


そ「炎焼地獄!」


ギニヤァァァァァ


ギャァァァァ


そ「………南西に多数出現…南西は土砂の崩れ掛けがある場所…」

ザザザッ

そ「嵐急破壊!炎焼地獄!」

ビュゥゥゥゥゥゥゥゥ
ゴオオオォォ 

崖の上にある木々が焼き倒れていく


ギャラアァァゥゥ
そ「氷山拘束・散!」


バキッ
ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

ドシャァァァァ



ギャラアァァァァァァァァァァァァァ




まだまだいる……玉が足りればいいが……






数十分経過



天「うわあああ!」

そ「天月!」



ギヂギヂ
天「うぐぁぁ……っ痛いぃ」

そ「すぐ助ける!」

チッ  天月が捕まったモンスターは見た目からにして中級モンスターのSランクのやつ
属性は木…

そ「天月!その状況で辛いかもしれないけどしばらく息を止めろ!
氷山拘束・散!」

シュワァァァァァ
よし!天月が水に包まれているうちに

そ「炎焼地獄!」


ゴオオオォォ
グォォォォォォガァァァ



バシャンッ

そ「天月!」

天「うぅぁぁぁ、いたい、いたいよぉ…」

!!   腹部に深い傷、右肘が折れてる…


グガァァァァァァ

!?しまった!新しく…!
殺られるっ!




ズギャァァァァァァァァ

…え?




俺の目に映ったのはさっき俺らを襲いかけたモンスターと幻獣らしきものが戦っている光景だった


でも、なんで幻獣が?
幻獣は今から600年ほど前に絶滅したはずなのに……………………まさか!?



?「……人を愛する清き幻獣たちよ、時間の理を突き破り、我らをお救いください、
ルカサルタイム!」

キキャァァァァァァァァァァァン


次々と幻獣達がモンスターの前へと突き進んで行く……やっぱり、召喚術師!?


ザッ  ザッ  ザッ  ザッ

?「………予想は的中…来てよかった」

俺の前には青いロングヘアで魔法の杖と魔導書を持った九尾が立っていた

そ「零華!?」

零「!そらるさん!って天月くん!?
        その傷……!」

そ「さっき目の前のモンスターにやられた!
      早くしないと天月が…!」

零「っ!そらるさん、天月くんをそのまま抱えてください!」

そう言うと零華は脚に装備している短刀を1本出し、


ズシャッ

自分の手首を思いっきり切った

そ「!?何してっ!」

零「そのままにしていてください!」

零華は手首から出ている大量の血を天月の深い傷へと垂らし、呪文を言い出した、
すると天月の傷口が光だし、その光が止むと傷口がきれいになくなっていた

零「………ヨカッタァァ」

もうこの時には天月は既に気を失っており、傷口が治ったと同時に周囲のモンスターが幻獣によってみんな死んでいた


すると零華が立ち上がり杖を自分の前の土に突いた

そしたら今度は四方八方からあらゆる幻獣達が零華の周りに集まった
零「…人を愛する清き幻獣達よ、元の時の流れにお戻りください………」

零華がそう言うと幻獣達は光となり、零華の杖の中へと消えていった





やっぱり零華は召喚術師だったんだ




その後みんながこっちにきて俺らを見つけてくれた、正確に言えば幻獣達が向かった先を追いかけただけらしいけど

天月は気を失い、肘が折れていたためすぐに坂田が屋敷へと運んでいった






終わったんだ…
零華のおかげだ

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零華視点


……よかった、間に合った…

魔導書に書かれていた血を使った治療魔法、あれ覚えていなかったら今頃天月くん重症だったよぉ…


みんなが助かったという安心が気を緩くしたのか、私の意識はそこで途切れた



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うpコメ
戦闘シーンなんて初めて書いた(  ˙-˙  )

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