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暗い海の底、明るい空の果て。

自分が誰か分からない、自分が何かも分からない。

ふかふかのベッドに体を預けるような心地よい感覚。

今度はみつけられるだろうか。

僕が探している大切なもの。

「！？」

何の前触れもなく、身体に激痛が走る。
痛くて痛くて、でも何処が痛いのか分からない。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい…！！！

どうして？
ぼくはまだ、いきているの？？？
なんで？
なにもわからない！！！！
なにもおもいだせない！！！！！！！

まって！！

わすれないで！！！！！！！

いたみでわすれてしまう

ぼくがさがしているもの

たいせつな

えっと…たいせつで

あれ？

ぼく

なにを…

さがしてたんだっけ…？