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異世界転生 〜奴隷からの成り上がり〜

ぴえろ

王立魔法学院到着

俺は今王立魔法学院に向かうための馬車の中に居るのだが・・・

(気まずい!!)

現在、俺の居る馬車の中にはリリアーナ王女に、現騎士団長の、ミーシャ様まで居るのだ。誰も口を開けるはずもない。

(どうしよう・・・何か話しかけないと不味いか?いやしかし、話しかけようにも話題が無い・・・)

「あの、えっと・・・先日は助けて頂きありがとうございました!!」

そんな中、リリアーナ王女が俺に助けられたことについてお礼を言い出した。

(良くこの空気で話しかけてきたな・・・流石王族と言ったところか?にしても、その度胸を俺にも分けて欲しかった)

「いえいえ、お気になさらず。私はただそばを通り掛かっただけですので」

「そんなことはありません!あの時貴方様が通り掛かってくれなければ私はともかくリリアーナ様までが危険に晒される事になったのです!」

(いや、なんか謙遜合戦になってきたな・・・。というかそろそろ敬語を使うのもしんどくなってきたな。ここはそうだな・・・)

「リリアーナ様、それにミーシャ様、敬語はお辞め下さい。私はただの一般人なんですよ?貴族ですらないただの市民です。王族である貴方様が市民である私に敬語を使われていてはおかしいでしょう?」

「でしたら私たちの事は名前で呼んでください!それから・・・その、貴方のことも名前で呼んでも?」

「分かりました、リリアーナさ・・・とと、違った違った。分かった、リリアーナ。しかし、流石に学院内では様を付けさせてもらいますよ?」

「分かりました・・・」

そう言った時、何故かリリアーナ様が少ししょんぼりとしていたような、していなかったような。







「着きましたよ、リリアーナ様!起きて下さい!」

「んにゃ・・・んん〜、っ!私、寝てました?!」

「はい、それはもうぐっすりと」

「ミーシャ!!なんで起こしてくれなかったのよ!!」

「起こそうとは思いましたけど、相当寝心地が良さそうにされていたのでつい・・」

「つい、じゃありません!!レヴィンさん、お恥ずかしい所をお見せしました・・・」

「いやいや、別に大丈夫ですよ
それより早く寮に向かいましょう。予定の時間に間に合わなくなります」

「えぇ、では行きましょうか
あと、ミーシャ?」

「はい、何でしょうか?」

「後で私の部屋に来なさい。お話したいことがあります!」

「はぁ〜、分かりました」

「もう!なんなのよ!その返事は!」

「まぁまぁ落ち着いて、リリアーナ様。ここはもう学院内なのですよ?」

「分かりました。ですがミーシャ!絶対に私の部屋に来なさい!」

「分かりましたよ」

「まぁ、いいでしょう」

(大丈夫かな、この人達・・・)

そう思えるくらいに平和そうな学院だったのでここでしばらく生活するのも悪くはないだろう。

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