異世界転生 〜奴隷からの成り上がり〜
竜の谷攻略戦4
えっと、前方に長方形の巨大な魔法陣のイメージっと
「では、いきます」
そう言うと俺は魔法を発動させた。
それと同時に若竜が雄叫びを上げながら突っ込んでくる。しかし、若竜はもう少しで槍衾に到達するという所で止まった。
何度前に突進しても進めない。俺の魔法陣が若竜の突進を止めたのだ。
突進が効かないと分かったのか今度はブレスを打ち込んできた。
「攻撃自体は防げても熱風が来るぞ!
全員退避!」
そう総隊長が言っていたが熱風など俺の防御魔法の前にはそよ風と同じ。
俺の防御魔法は熱をも通さない特別製だ。
「あれ?熱くない?」
1人の兵士が気がついてそう言った。
すると周りの兵士達も
「嘘だろ?熱くないぞ!」
「ありえない!普通は熱風だけで死者が続出するはずだ!」
「あの奴隷の防御魔法はもしかしたら賢者様と同等、もしくはそれ以上だぞ!」
えっ?そうなの?俺の防御魔法って賢者と呼ばれてる人と同じ位なの?凄くね?
でも、賢者様が魔法陣だけで熱風を防いだのだったら俺は確実に負けるけどな。
俺のは魔力に物を言わせる力技だからな。
「やるではないか、ガキ
ジークベルトもよくここまで育てたな」
「ありがとうございます、ルーザー様」
嘘だろ?あのルーザーが俺の事を褒めた?
ありえない、明日俺死ぬかも・・・
「ルーザー様!貴方様の奴隷は想像以上でした!よくここまで育て上げましたね!
流石です!」
周りの兵士達がルーザーに向かって称賛の声を浴びせていた。
あ、それが目的なのね。単に自慢して褒めて欲しかっただけか。
「全員!総攻撃!今のうちに若竜を殺せ!」
「「了解!!!」」
そう言うと若竜に対しての一斉攻撃が始まった。若竜は必死に抵抗していたが、俺の防御魔法のせいで誰一人として倒すことは出来なかった。
防御魔法を使っている俺が言うのもあれだが、さすがに一方的すぎというか、なんか可哀想になった。
しかし、そうでもしないとこちらが殺されるので防御魔法を辞めたりはしない。
そんな事を考えていると、グラリと若竜の巨体が揺らいだ。
そして、大きな地響きとともに力尽きた。
「若竜の討伐に成功!これより少しの休息の後、進軍を再開する!今回はルーザー様のおかげで誰一人として死傷者を出すことはなかった!だが、次からは死ぬかもしれないと、各自己の心に刻んでおくように!」
「「はっ!!!」」
言い終わると兵士達は各自で休息をとっていた。戦っていなかった兵士達は若竜の解体を始めていた。
「ごめんな、あんな一方的に攻撃を仕掛けて倒してしまって」
そう呟くと俺はまた檻の中に入れられた。
投稿が遅れてしまい、申し訳ない。次回からは多分時間通りに投稿するはずです。
「では、いきます」
そう言うと俺は魔法を発動させた。
それと同時に若竜が雄叫びを上げながら突っ込んでくる。しかし、若竜はもう少しで槍衾に到達するという所で止まった。
何度前に突進しても進めない。俺の魔法陣が若竜の突進を止めたのだ。
突進が効かないと分かったのか今度はブレスを打ち込んできた。
「攻撃自体は防げても熱風が来るぞ!
全員退避!」
そう総隊長が言っていたが熱風など俺の防御魔法の前にはそよ風と同じ。
俺の防御魔法は熱をも通さない特別製だ。
「あれ?熱くない?」
1人の兵士が気がついてそう言った。
すると周りの兵士達も
「嘘だろ?熱くないぞ!」
「ありえない!普通は熱風だけで死者が続出するはずだ!」
「あの奴隷の防御魔法はもしかしたら賢者様と同等、もしくはそれ以上だぞ!」
えっ?そうなの?俺の防御魔法って賢者と呼ばれてる人と同じ位なの?凄くね?
でも、賢者様が魔法陣だけで熱風を防いだのだったら俺は確実に負けるけどな。
俺のは魔力に物を言わせる力技だからな。
「やるではないか、ガキ
ジークベルトもよくここまで育てたな」
「ありがとうございます、ルーザー様」
嘘だろ?あのルーザーが俺の事を褒めた?
ありえない、明日俺死ぬかも・・・
「ルーザー様!貴方様の奴隷は想像以上でした!よくここまで育て上げましたね!
流石です!」
周りの兵士達がルーザーに向かって称賛の声を浴びせていた。
あ、それが目的なのね。単に自慢して褒めて欲しかっただけか。
「全員!総攻撃!今のうちに若竜を殺せ!」
「「了解!!!」」
そう言うと若竜に対しての一斉攻撃が始まった。若竜は必死に抵抗していたが、俺の防御魔法のせいで誰一人として倒すことは出来なかった。
防御魔法を使っている俺が言うのもあれだが、さすがに一方的すぎというか、なんか可哀想になった。
しかし、そうでもしないとこちらが殺されるので防御魔法を辞めたりはしない。
そんな事を考えていると、グラリと若竜の巨体が揺らいだ。
そして、大きな地響きとともに力尽きた。
「若竜の討伐に成功!これより少しの休息の後、進軍を再開する!今回はルーザー様のおかげで誰一人として死傷者を出すことはなかった!だが、次からは死ぬかもしれないと、各自己の心に刻んでおくように!」
「「はっ!!!」」
言い終わると兵士達は各自で休息をとっていた。戦っていなかった兵士達は若竜の解体を始めていた。
「ごめんな、あんな一方的に攻撃を仕掛けて倒してしまって」
そう呟くと俺はまた檻の中に入れられた。
投稿が遅れてしまい、申し訳ない。次回からは多分時間通りに投稿するはずです。
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