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異世界転生 〜奴隷からの成り上がり〜

ぴえろ

兵舎での訓練5

魔力を制御する訓練を開始してから1週間が過ぎた。

「・・・全くもって感覚が掴めない」

そう、俺は一切出来ていなかったのだ!
・・・自信があっただけに結構ショックを受けている。ジークの教え方がどれだけ上手かったか今更だが痛感した。だが、今回はちょっと違う。たとえジークでも教えられないだろう。

「瓶に栓をするっていう感覚は分かるし出来る。だが、魔力量が多すぎて収まらないんだよな〜
無理に収めようとすると体が破裂しそうな感覚になるし・・・」

俺は魔力が多いため、無理に瓶に押し込めようとすると瓶が割れてしまうということが起きているのだ。
どうやって魔力を制御するかを考えることさらに1週間、俺は魔力を体の中に抑え込むという考えを捨てることにした。
どうやったって破裂しそうになるからな。
そして、新たな解決策を思いついたのだ!
それは、体という小さな瓶に収めるのではなく、自分の周りという大きな瓶に収めればいい。しかし、それだけでは使う時に一々取り込まなければいけないので、自分の周りの魔力に対流をつくり、循環させることにした。こうすることでいつでも使えるようになる。しかし、これには欠点がある。自分の周りに魔力を溜めているということは、相手に自分がどれだけの魔力を持っているかを事前に知らせているようなものなのだ。それを解決するために現在は隠蔽工作を訓練している。
具体的には周囲の魔力に自分の魔力を同調させるというものだ。こうすることによって相手に自分の魔力量を悟らせないようにする。これをあと1週間で完璧にしなければならない。ただひたすらに訓練あるのみだ!

そして、1週間後・・・

「調子はどうだ、レヴィン
魔力制御出来てるか?」

「なんとかな、それよりも次の訓練に早く移ろうぜ」

「まあ、見たところ制御は出来ているな
なら、前に言った通りに前方に魔力を集中して防御魔法を展開してみろ」

「了解だ」

俺が前方に魔力の塊を大量に作り、それらを結ぶ感じで魔力を広げていく。そこに防御魔法陣を展開すると長方形のある程度の大きさの防御魔法が展開された。

「なんとなく予想はしていたが化け物じみた防御魔法だな
これだと強度も化け物だろうな
よし、それじゃあそのまま防御魔法を維持していろ
俺が今から攻撃するからな」

そういうとジークは突っ込んできた。
ガギン!と鈍い音を鳴らしながらジークの持っていた剣が真っ二つに折れた。

「これは若竜の攻撃なら普通に受け止められるな
心強い盾役だ」

「これで何とか処刑されずに済みそうだ」

「これにて訓練の全過程を終了する!あとは部屋でゆっくり休め
明日になればルーザー様が来ると思うからな」

「げっ、忘れてたわ
あいつには会いたくないな」

「まあ、そうだろうな
だが、明日からいよいよ竜の谷攻略が始まるんだ。気を付けろよ?」

「ああ、何としても生き残ってやるさ」

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