異世界転生 〜奴隷からの成り上がり〜
兵舎での訓練4
俺があの不味いポーションを飲んでから訓練するという地獄の日々は今日で終わり。
ようやく半年が過ぎたのだった。
もちろん、ジークには仕返しのためにスープにポーションを入れてやった。それ以来ジークはスープが嫌いになった。正直悪いことしたと思ったが、無理やりポーションを飲ませたやつが悪いので無視した。
そんなこんなで新しい訓練です!
ちなみに前までの訓練のおかげで、最初は20万ぐらいの魔力だったのが、今では100万を超えている。正直に言ってあのポーション味はともかく性能に関しては素晴らしい物だ。
「よし、それじゃあ新しい訓練をするとするか」
「やっとか、もうポーションは嫌だ」
「それは、こっちのセリフだ!スープにポーション入れやがって!」
「悪かったって、謝っただろ?」
「はぁ・・もういいや、とりあえず説明するぞ
今から訓練するのはお前に教えた魔力を一点に集中させて強度を上げる防御魔法の応用編だ。簡単に説明すると一点集中の防御魔法よりも強度は落ちるが全体的に強度を上げる練習だ。イメージとしては一点集中の物を点とおいて、点と点を結ぶ感じだな。」
「凄く便利だな。だが、良い点もあれば悪い点もあるんだろ?」
「その通りだ。確かに強度としては強くなる。普通の防御魔法は術者を中心に置いて球体のように展開される。だが、これは前方にしか展開出来ず、範囲も狭い。だから、集団戦、しかも囲まれている時は全くもって使えない。」
「なるほど・・・これは考えて使わないと簡単に死ぬな。だが、強度が上がるのは嬉しい。早速やろうぜ」
「いや、まだ駄目だ」
「なんで?!」
「お前は魔力の制御が出来ていない。自分では出来ているつもりだろうが、その馬鹿みたいな魔力量のせいで半分以上無駄にしている。だから、まずはその無駄にしている魔力を使いこなすことから始める」
「・・・マジか、自分では制御出来ているつもりだったんだけどな。とりあえずやれるだけやってみるよ」
「イメージとしては水が垂れ流しになっている瓶に栓をする感じだな」
「なるほどね、やってみるよ」
「なら、これから1ヶ月その訓練だ。ヒントは一切与えないから自力で頑張れ」
「絶対に1ヶ月以内に終わらしてビビらしてやる」
「もうすでにその魔力量のせいでビビらないと思うがな」
「・・・あっそ」
ようやく半年が過ぎたのだった。
もちろん、ジークには仕返しのためにスープにポーションを入れてやった。それ以来ジークはスープが嫌いになった。正直悪いことしたと思ったが、無理やりポーションを飲ませたやつが悪いので無視した。
そんなこんなで新しい訓練です!
ちなみに前までの訓練のおかげで、最初は20万ぐらいの魔力だったのが、今では100万を超えている。正直に言ってあのポーション味はともかく性能に関しては素晴らしい物だ。
「よし、それじゃあ新しい訓練をするとするか」
「やっとか、もうポーションは嫌だ」
「それは、こっちのセリフだ!スープにポーション入れやがって!」
「悪かったって、謝っただろ?」
「はぁ・・もういいや、とりあえず説明するぞ
今から訓練するのはお前に教えた魔力を一点に集中させて強度を上げる防御魔法の応用編だ。簡単に説明すると一点集中の防御魔法よりも強度は落ちるが全体的に強度を上げる練習だ。イメージとしては一点集中の物を点とおいて、点と点を結ぶ感じだな。」
「凄く便利だな。だが、良い点もあれば悪い点もあるんだろ?」
「その通りだ。確かに強度としては強くなる。普通の防御魔法は術者を中心に置いて球体のように展開される。だが、これは前方にしか展開出来ず、範囲も狭い。だから、集団戦、しかも囲まれている時は全くもって使えない。」
「なるほど・・・これは考えて使わないと簡単に死ぬな。だが、強度が上がるのは嬉しい。早速やろうぜ」
「いや、まだ駄目だ」
「なんで?!」
「お前は魔力の制御が出来ていない。自分では出来ているつもりだろうが、その馬鹿みたいな魔力量のせいで半分以上無駄にしている。だから、まずはその無駄にしている魔力を使いこなすことから始める」
「・・・マジか、自分では制御出来ているつもりだったんだけどな。とりあえずやれるだけやってみるよ」
「イメージとしては水が垂れ流しになっている瓶に栓をする感じだな」
「なるほどね、やってみるよ」
「なら、これから1ヶ月その訓練だ。ヒントは一切与えないから自力で頑張れ」
「絶対に1ヶ月以内に終わらしてビビらしてやる」
「もうすでにその魔力量のせいでビビらないと思うがな」
「・・・あっそ」
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