異世界転生 〜奴隷からの成り上がり〜

ぴえろ

死亡、そして転生2

目が覚めるとそこは一面真っ白な場所だった。
「どこだここ?ていうかなんで俺がこんなとこに居るんだ?何も思い出せねぇ」
とりあえず周りを見渡してみるが本当に何もない。とりあえず思い出せる限りの事を思い出して整理していこう。
「今日学校行って、部活してそれから、
あっ。それから、帰ってる途中で警察と逃走車両のカーレース見て、それで....
・・・俺、もしかして死んだ?」
「うん、死んでるよ」
突然後ろから声をかけられた俺はとっさにその場から飛びのく。
そこにいたのは小学生ぐらいの男の子だった。
「お前、誰だ?」
「神様に向かってお前呼ばわりとか、失礼な人だね。まぁ、今回は特別に許してあげるよ。僕の暇つぶしに付き合ってくれることになっているからね。」

「はぁ?暇つぶしって何だよ。というかここはどこだ?あんたは一体誰なんだ?」

「だから、最初に言ったでしょ?僕は神様さ。君は死んだ。だから、ここは死後の世界みたいなところだね。
本当なら死んじゃったら輪廻の輪に飲まれるはずなんだけど、今回は特別に君の魂を持ってきたんだ。」

「その話が本当なら俺は死んでるってことなんだな?」

「だから、最初に言ったでしょ?君は死んでるって」

「わかった。それはもういい。それで?俺は暇つぶしに付き合わされるんだろ?
一緒にゲームしたりするとかか?」

「何を言っているんだい?君は。僕の言う暇つぶしは僕だけが楽しめればそれでいいんだよ?君は僕のおもちゃさ。」

「はぁ?そうなるんだったら俺はどうなるんだ?」

「簡単なことだよ?君には転生してもらって、自由に生きてもらう。それを見るのが僕にとっての暇つぶしになるのさ。」

「まじか.....」

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